一部政治家の地球破壊行為は許さない!市民にできることは沢山ある!
トランプ米政権は昨日(4日)、「パリ協定」離脱通告文書を国連に提出した。離脱撤回をしない限り、1年後には正式に離脱する。二酸化炭素の排出量が中国に次いで世界二位のトランプ大統領の自然破壊の暴挙をこれ以上許してはならない。昨日から、テレビに登場するトランプさんを観る度に怒りが治まらない。
そんな中、国連に提出した「地球温暖化にブレーキをかける要望書」(9月実施の「国連気候行動サミット)に対する返信を紹介する。「このたびは当事務局あてにご意見をお送りいただき、ありがとうございました。事務総長に代わりまして、お礼のご返信さしあげます。いただきましたご意見は内容に留意し、丁重に拝読いたしました。およせいただき、ありがとうございます。国際連合の目的と活動に関心をお持ちいただき、また、時間を割いてご意見をお寄せいただきまして感謝申し上げます。」(国際連合 事務局グローバル・コミュニケーション局お問合せ窓口)。同時期、安倍政権にも同様の要望書を提出したが返信は無かった。
中倉山から見下ろした私たちの植林地(左上・中下・右の薄茶色の地)
日本の経済優先の地球温暖化政策にも怒りが治まらないが、少し気持ちが休まり、嬉しくなる情報がある。
上の写真はフィリピン・ベンゲット州ルボ村の村民が「足尾スペース」で苗木を植えている様子。2年前から始まった鉱山跡地の森づくりのモデルスペースで、木々を育てている。
この森づくりは住民主体ですすめているが、その姿勢が行政から認められ、強制はこの活動に側面支援をしてくれているとになった。足尾現地で学んだ現地のアリスさんの定期的な行政への報告によって、村人の活動に理解が深まったらしい。村では、第2の「足尾スペース」づくりの案が話題になっているという。
村内に森づくりに参加する人が増え、森づくりが広がってきているようです。また、「足尾スペース」の土留めの手法等が行政やNGOから評価されているという。(WE21BGA 園田久美子さんより)
一部政治家の地球破壊という暴挙に怒りながら、その“怒りを実践に活かす”ということが私たちには求められている。(理事 髙橋佳夫)
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