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2011年5月の18件の記事

2011年5月30日 (月)

エゾハルゼミに癒され、蜂やアリに感謝!

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 今日の足尾・松木沢ではエゾハルゼミが鳴きだしました。台風が低気圧になって北上した後に「遊働楽舎・みちくさ」周辺を散策していると、10時頃から厚い雲の合間に青空が見えてきました。その瞬間にヤシャブシの森の中からエゾハルゼミの初鳴きがありました。鳴き声は少し小さく恥ずかしそうでしたが、エゾハルゼミが鳴くころには何時も草取りを始めたので、今年もそろそろ苗床の草取りをやらなくては、と思いました。

P5302511  松木沢の岩山にはアキグミが多く生えています。秋になると冬眠前のツキノワグマの餌であり、ここに生息しているホンドギツネ、ニホンジカ、ニホンザル等の餌でもあります。今、アキグミの花は満開で甘い香りを放っています。この花には実をつける前に蜜を求めて蜂やアリが群がり、お礼に受粉の手助けをしています。近くには雄のキジが自分の縄張りを誇示してケーン、ケーンと鳴きながら羽ばたいていました。松木沢渓流からはカジカガエルの鳴き声も聴こえ、いよいよ松木沢も賑やかになるな!という感じをもった日でした。

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2011年5月29日 (日)

未来の子どもたちに大切な地球自然環境を残すために

P5291910  今日は「アースデー2011in桐生」が開催されました。4月開催予定が東日本震災で延期になり本日開催されました。あいにくの雨でしたが会場の群馬大工学部キャンパスには親子連れ、若者・市民の皆さんが訪れてくれました。当会も実行委員会の一員として準備し、今日の本番ではアニメとドキュメンタリーのDVDを上映してきました。

会場には子どもたちと親そして付き添いの方が目立ち、私たちは大人と子どもたちに森に生かされていることを実感してもらいました。P5291905 アニメでは「さよならブーリー」(木を伐ってしまうと森の友達を失ってしまう)、「おとなりさんとわたし」(電気の無駄使いが分かる)を上映し、感想を出し合いました。ドキュメンタリーでは「自然の楯」(マングローブの森が津波を弱めて村人を助けた)を上映しました。上映は午前と午後の2回行い、会場の皆さんと森の大切さを考えてきました。

 15時からは雨の中で後片づけを行い、夕方には希望者による反省会に出席し、来年のアースデーに向けた反省を根津実行委員長と共に行ってきました。当会では松井富夫理事が上映会を担当し、石島悦子理事が実行委員会の事務局長を勤めてきました。進行役を担当した柳澤事務局員をはじめとした事務局、群馬県ファンクラブの皆さんありがとうございました。

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2011年5月28日 (土)

森は仲間同士が助け合いますよ?

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北東北も5月半ばを過ぎて、樹木は一斉に芽吹き出し新緑が眩しい季節となってきました。そんな中、今月25日に田中副所長と県民の森・元山堆積場を観察してきました。そこでは、昨年ビニールポットにドングリなどの実を蒔きましたが、食害対策の一環でトチノキのポットには「杉の葉」を上下、脇に被せて様子を見ることにしました。その結果、先日それを見てみると見事にトチノキの芽が出ていました。全体を見ると今年の発芽率は70%以上だと思いました。杉の葉は食害防止に効果があったと確信しました。トレイの外側の一部が食害にあっただけでした。また、クリのポット苗にも杉の葉を同じように対策しましたが、こちらは未だ発芽の時期ではないので結論は出ませんが、かなり穴が掘られていることが確認できました。食害の影響は大だと感じました。

Dscn8126  元山堆積場では多くの苗木は順調に成長しているのを確認しました。その中でもアキグミとヤマハンノキの成長は著しく、逆に他の樹種の成長の妨げになってくるので、下枝及びアキグミの脇枝を剪定しました。二人での作業でしたので予定した半分しかできませんでした。しかし、アキグミは兎やネズミなどの防波堤となっていたので私たちの食害対策に自信がつきました。芽が出ていなかったアキグミを引っ張ってみると、根はすっかり齧られて丸くなっていました。

それらを見て私たちはこの地は想像している以上に風が強いことを痛感しました。(仲崎発)

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2011年5月27日 (金)

ナラ枯れで衰弱している森を元気にする調査が始まりました

P5231940  昨日から足尾にいます。今日はJREUの「足尾研修」が実施され、30数名の組合員の皆さんが「遊働楽舎・みちくさ」を訪問してくれました。今日の松木沢の空は雨雲が見えたり、雨雲の合間から日差しがあったりして落ち着かない天気でした。作業中のラジオでは昨年よりも2週間も早く関東地方が梅雨に入り、巨大台風が北上しています。森が元気にならないと異常気象が来るたびに災害が大きくなるばかりです。

Dscf0395  22日は「炭による樹勢回復実証調査検討委員会」が東京で開催されました。この委員会は、ナラ枯れ原因のメカニズムを解明して、衰弱している広葉樹林には炭の効用が良いのではないか、ということを実証してみようと発足しました。市民参加型の調査活動に学者、研究者そして国会議員等による協働としてスタートしました。

P5231946 翌日の23日には、委員会の副委員長・小川眞(大阪工業大学客員教授)、山崎誠(衆議院議員)と森びとプロジェクトの理事と事務局が林野庁会津森林管理署の案内でナラ枯れ状況を観察しました。観察した福島県大沼群の国有林の一部ではナラ枯れが猛威を振るっているようでした。小川先生によれば「後3年以内でこの地域は全滅する」と言っていました。金山町のナラ林から採取した土の酸性濃度を測ってみたら、3.8pHでした。何かヒントになりそうです。国有林内を案内してくれました会津森林管理署の皆さんありがとうございました。P5251879

2011年5月25日 (水)

世界は“森とも”の絆が大きく強くなることを望んでいる?

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 22日の午後、アメリカ合衆国ミズリー州ジョブリン中心部は巨大竜巻に襲われた、という報道がありました。23日現在、死者116名に達したようですが、まだ行方不明者が多数いると言われています。この竜巻は58年前に発生した竜巻に次ぐ犠牲者と被害で最悪の事態であり、同知事は非常事態宣言を発して、軍隊などが捜索救出に当たっていると報道されていました。

22日の「遊働楽舎・みちくさ」は雨でしたが、今市の写真家男女、足尾で植樹している渡良瀬未来基金の皆さん、桐生市の塚原さんがみちくさしてくれました。小倉さんと塚原さんからは貴重な写真が提供されました。21日に訪れてくれた佐野市の川口さんからは天然イワナの写真がメールで送られてきました。

Photo 世界の国々で異常気象が猛威をふるっていますが、世界の私たちは森に生かされていることを肝に銘じて生活していかなくてはならない事態になってしまっているようです。世界の“森とも”の絆を大きく強くしていかなくてはならないようです。足尾・“みちくさ”がそのひとつに育っていきたいものです。その日(22日)の東京事務所には岸井成格理事長が訪れ、千葉市に住む歌人・鶴岡美代子さんから頂いた2万円の寄付が届けられました。“森とも”の皆さん!ありがとうございました。Cimg5103

2011年5月23日 (月)

カナダの“森とも”と被災地で写真洗浄

2011_0522_150648dscf7967  本日(22日)は昨日に続き、相馬市災害ボランティアセンターに行きました。午前8時に行ったところ、受付開始30分前にも関わらず、すでに50~60人が並んでいました。今日の作業は雨が降ることが予想されていたので、屋外での作業はなく、写真洗浄をしました。市役所のOBの御夫人方と一緒の作業となり、震災当時の様子を聞かせていただきながら、これらの写真が一枚でも多く、所有者へ戻ってほしいことを祈りながら写真の洗浄を行いました。廊下には乾燥が終了した写真が展示されており、被災されている方が自分の写真を探しに訪れていました。
 また、カナダから地元相馬の高校に英語教師として来ているキャサリンさんと出会いました。キャサリンさんは昨年8月に来日し、一緒に参加した太宰初夏さんとはガールズトークに花を咲かせていました。キャサリンさんの出身であるブリティッシュ・コロンビア州はカナダ西部に位置し、太平洋とロッキー山脈に挟まれており、州の森林面積は6,000万ヘクタールに及びます。自然は多様性に富み、生態系が非常に豊かな場所であることから話も弾み、私たちと国際的な“森とも”になってもらうためにお互いのアドレス交換をしあいました。
(小林事務局長発)2011_0522_092420dscf7960

2011年5月21日 (土)

被災地から森から“森とも”が育つ?

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 今日は福島も足尾も真夏日だったようです。事務局と森びと会員の9名は福島県相馬市で東日本震災被災地の救援ボランティアをしています。今日はボランティア作業で使用したスコップやその他道具の泥落としなどを行ったそうです。明日は8時30分から作業開始だと、携帯のメールに入りました。お疲れ様です。

 一方、足尾も今日は真夏日でした。2~3日前と比べると新緑が眩しいということを過ぎて痛いくらいの新緑でした。今日の「遊働楽舎・みちくさ」には、ハイキングに来たご夫妻、フライヤーの2人づれと1人、そして栃木県の環境森林部参事の根本さん他1名が訪れてくれました。日光市内に住まいのご夫妻からは「私たち日光市民がやらなければならないことをやっていただきありがとうございます」、と言ってご寄付まで頂戴しました。ご夫妻はお孫さんにと『森びとハンドブック』をお土産にしていただきました。また、佐野市から来たフライヤーの2人からは30数年ぶりに見る天然のイワナの写真を見せていただきました。今度来るときには天然イワナの写真を拡大して持ってきてくれると言われ、私たちはうれしくなりました。

 「遊働楽舎・みちくさ」はオープンしたばかりですが、新聞各社の報道のおかげで松木沢を訪れる森ともの皆さんと“みちくさ”を楽しんでいける感じがしています。今日も毎日新聞社の取材を受けました。新聞各社の皆さんありがとうございます。今日の舎人は松村宗雄、小川薫でした。

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2011年5月19日 (木)

現場に起って、「死んだ気になって本質に迫れ」!

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 「高き住居は児孫の和楽 想え惨禍の大津波 此処より下に家を建てるな」ということが宮古市の小高い場所の石碑に刻んであります(『道21世紀新聞』第32号より)。この新聞には、「畏怖・共生の自然観に戻り復興青写真」という見出しで、「復興に当たっては自然と対立し、自然を人間の都合の良いように改造すること、そのような考えでは対処できないだろう。自然を科学の技術で人間の都合の良いようにコントロールできるかの考え方を転換し、これまでの日本人が抱いていたような、自然を敬い恐れ、自然と共生し、自然から恵みをいただいて生きるという自然観に立ち返って検討される必要がある」と述べています。

P5151908  ところで5年前から植えてきた足尾・松木の杜では写真のように若木が黄緑色の葉を広げ、多くの生き物のいのちを育んでいこうとしています。足下にはスミレも咲き、ビロウドモウズイカの葉も日毎に大きくなっています。宮脇昭最高顧問の厳しい指導のもとで足尾ではふるさとの木によるいのちの森が育っています。

 未曾有の大震災を経験した私たち大人は、今までの観念を根底からひっくり返して見る必要があります。そこでお奨めなのが5月10日に発行された『次世代への伝言』(宮脇昭先生と池田武邦建築家の対談・地湧社)がひとつの進路を指しています。特に、Ⅳ章が人間の未来の生き方として参考になると思いました。

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2011年5月18日 (水)

みんな(森とも)で創ろう楽しい“みちくさ”

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 昨日、東京事務所に電子郵便が届きました。郵便は栃木県出身の衆議院議員・福田あきお様からの“遊働楽舎・みちくさ”開設のお祝いでした。福田様からは「この度は自然学ぶ交流施設をされましたことに対し、心よりお慶び申し上げます。今回の施設は足尾の自然と共存を体験できる場としては最適であり、今後におきましても子どもたちに自然の大切さを教えてくだるようお願いいたします」、という有り難いメッセージをいただきました。福田あきお様ありがとうございました。

Dscn1481  一昨日の16日には、「新聞を読んだので“みちくさ”に寄ってみた」という男性の方が訪ねてくれました。2人は日光市内に住むロッククライミングの達人で、松木渓谷にある「日本のグランドキャニオン」に30数年間も登っている方々でした。これを機会に松木沢渓谷の30数年前の話を聞かせてくれる約束をしてくれました。また、足尾在住の男性もカメラを持って“みちくさ”を訪ねてくれました。(写真は14日オープン)

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2011年5月15日 (日)

鮮やかな色は昆虫の美しさにヒントがある?“みちくさ”は心を耕す

Dscn1545_2 Imgp3866_2  今日は“みちくさ”オープン2日目でした。天気は無風で五月晴れでした。2日目の舎人は岡安さんと清水さんでした。P5151871_2 昨日のオープン式典後、舎人の松村宗雄さんは“遊働楽舎・みちくさ”に泊まりましたので、今日の朝、松村さんに朝の状況を聞くと「6時頃からハイカーの皆さんが歩いていた」ということでした。また、「登山やハイキングは朝早くに目的地を目指して歩くので“みちくさ”には寄らないので、ハイカーの皆さんには帰りに寄って下さいと言った」と話してくれました。

P5151885_2  2日目の今日、松木沢を訪れる皆さんが“みちくさ”に寄ってくれるかと心配でしたが、桐生市に住む男性が立ち寄って昼の弁当を食べてくれました。この方は動植物を撮影している方で、生きものを被写体とする撮影は我慢とシャッターチャンスが大切だと、言っていました。午後3時過ぎには鹿沼市に住む亀山さん家族が立ち寄ってくれました。亀山さんたちは「ハンミョウ」という昆虫を採取していました。鮮やかな色のハンミョウを見せて頂き、舎人たちは初めてのハンミョウの美しさに感動しました。

 P5151882_3 “森とも”の太宰さんからは、「帰り道から“みちくさ”を見ると土木事務所に見えて、立ち寄るという感じがしない」、と感想を言われましたので、午後の作業はこれらの話を基に本日の舎人の作業は“みちくさ”に立ち寄る工夫をしようと、入り口に入りやすい階段を設置しました。そして階段の1段目には案内板を立てました。P5151879_2

Dscn1491_2  昨日のオープニングには地元自治体、企業、支援団体そして舎人など50数名が出席してくれました。日光市からは斉藤市長の代理として阿部哲夫副市長が祝辞を述べてくれました。足尾町からも新井賢支所長が出席してくれました。Imgp3882 地元企業からは、古河機械金属㈱・梅澤さん、山田組社長・山田さん、社会福祉法人希望の家・会田さん、地元出身者で大手企業の副社長・新井さん、日本熊森協会群馬県支部・川嵜さん、そしてJREU本部の佐藤副委員長をはじめ関東管内の地方本部代表者の皆さん、JRFU本部の松村副委員長等の皆さんありがとうございました。

Dscn1543_2  また、1年にわたる準備作業をしてくれた事務局と事務局スタッフ、美味しい料理を作ってくれました“森とも”女性の皆さんありがとうございました。

2011年5月12日 (木)

“森とも”(森を愛する友達)との憩いの場で夢語る

P5121868  松木渓谷の入り口に間もなくオープンする自然を愛する「森とも」の憩いの場を願っている“みちくさ”(愛称名)周辺の木々の若葉の色は目と心を和ましたくれます。今日の天気は午後3時頃までは曇りでした。キジも小鳥たちもあちこちで気分良さそうにさえずっていました。森びと広場の黄色い花のウコン桜は今満開です。

P5122427  今日は新松木の杜用の柵が納品されました。重さ約1トンものスチール製の柵なので錆びないようにシートで覆いました。来月には新松木の杜の周囲にこの柵を設置します。今まではビニール製のネットを使用してきましたが、鹿の角が絡まったり、ネットを切ったりされましたのでスチール製の柵にしました。

P5122423  今年中には自然観察用のカメラを設置しますので、今まで以上の生態が観察できるかもしれません。そんな話と“みちくさ”運営に向けた抱負などを話しながら今日は作業をしました。作業は3人で最終のオープン準備でした。スタッフの柴田さんお疲れ様でした。

 みちのく事務所の仲崎さんから滝沢村の素晴らしい映像が送られてきましたので紹介します。

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2011年5月11日 (水)

黄緑色の若葉が輝いている松木村

P5111865_2  今日は一日雨でした。気温は13度で4月上旬の気温でしたが、室内の作業なので寒さは感じませんでした。一週間前にはヤシャブシやヤマハンノキ等の木々の黄緑色の若葉は輝いていませんでしたが、今日は一変して黄緑色が雨に当たって光っていました。雨の中で光っていたのは木々だけでなくキジも輝いていました。キジは雨のせいなのか逃げもせず、びっくりして声も出さずにポーズをとってくれました。

 今日は14日オープンの“みちくさ”内装の準備作業をしました。明日の午前中には“みちくさ”オープンに向けた新聞社の取材があるので、“みちくさ”の楽しさを感じてもらおうと室内を整えました。舎人の皆さんが作ってくれた山小屋風の“みちくさ”が多くの皆さんの憩いの場になれるように作業しました。

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2011年5月 9日 (月)

北東北は春爛漫!青森から八幡平市へ苗木を運ぶ

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5月の連休を迎えて北東北のみちのくにもようやく遅い「春」がやってきました。北東北の大地にも水仙やコブシ、ソメイヨシノ、リョウブなどが一斉に咲き始め、春爛漫となり各地では見ごろがいっぱいです。そんな中の5月7日と8日、みちのく事務所は青森で育てきた苗木約7千本を八幡平市に運搬しました。

Dscn7907 この苗木はこれまで青森市の「月見野森林公園」で育苗を行ってきましたが、これからは岩手県「県民の森」で一括育苗することしました。運搬作業は田中副所長以下事務所スタッフが中心となり、JREU青森支部の皆さんにも応援していただき、ポット苗をネットに入れてトラックに積込みました。「県民の森」ではネットからポット苗を取り出し、トレイに入れて整理しました。運んだミズナラ、コナラなどのポット数は6.976ポットでした。

Dscn7904 この苗木は青森市の協力を得て、森林公園でJREUの青森支部の皆さんが育ててくれました。ここの苗木の一部は昨年開業した新青森駅前の公園にも植えられ、しっかりと地に根を張ってまもなく若葉をだすことでしょう。これまでドングリに命を吹き込み、大地に根を張る若木に育ててくれた青森の皆さんありがとうございました。

事務所スタッフの皆さんも2日間お疲れ様でした。(写真:コブシと桜は滝沢村、苗木運搬。みちのく事務所 仲崎発)

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2011年5月 8日 (日)

全ての生命の源は森であり、それは森の家族の母です?

P5072407  GWは今日で終わりですが、ラジオニュースによるとGW期間中に東日本大震災の被災地を訪れた救援ボランティアの皆さんは延べ4万人を超したそうです。ボランティア活動後の感想を聴くと、日本人や世界の市民・学生の優しい心が伝わってきました。

ところで7日付けの『岩手日報』に小林敬事務局長の投稿が載りました。彼は、「被災地では地震や津波に負けず、必死に大地に根を張る木々を見ることができました。今回、人間は自然の力には決して及ばないことを実感しましたし、おごっていたことを自覚させられました。私たちにできる支援は被災地に土地本来の木々を植え、災害に負けない土地へと復活させていくことだと思います」(掲載文の一部)、と述べていました。

P5072403  森には夏鳥が飛来し、桜は山頂めがけて登っています。雪解けの大地には何時ものようにツクシ等が大地と太陽からエネルギーをもらって元気を出しています。今日は母の日ですが、私たちを含めた全ての生物の母は森ですね。ツグミもツクシもそして桜も、私たちも森の家族の一員ですね。災害に負けない土地は森の家族によって形成されます。3・11大震災と原発被災はこんなことを私たちに問いかけているのではないでしょうか。

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2011年5月 7日 (土)

“元気”は“やる気”によって醸成される?

P5061865 先月30日に植えたノビル、野生の三つ葉、山ワサビそして芝桜も何物かに食べられていました。「遊働楽舎」(愛称名:みちくさ)を訪れる方々に自然の恵みを体感してもらおうと植えていた植物の葉が食べられてガッカリしました。救いは根が残っていたことと野いちごは食べられていないことでした。

P5061858  昨日は森びと栃木県ファンクラブ3名と舎人の星野、白井、森戸の皆さん、事務局の高橋よし子さんがみちくさオープンに向けた準備作業をしてくれました。作業は外壁用間伐材張りと掲示板設置、みちくさ看板の設置等でした。

 松木の杜や森びと広場のしだれ桜は灰色と茶色がかった旧松木集落跡地の中で、黄緑色の若葉とピンク色の花を輝かせていました。穏やかな日に「みちくさ」の看板が試しに立てかけられました。14日オープン当日には、眩しいほどの黄緑色の若葉が皆さんを迎えてくれそうです。17時過ぎまで作業してくれました栃木県ファンクラブのみなさんありがとうございました。

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2011年5月 5日 (木)

“錆の力”は作業を邪魔する?

P5041892  昨年の暮れに隣人の森を間伐しました。今日は間伐したヤマザクラ等の幹や枝を伐ってストーブ用の薪を作ろうと、チェンソーのエンジンをかけようとしましたが始動しませんでした。原因は半年も使いぱっなしにしていたのでチェーンが錆びていたからでした。チェンソー等の混合油を燃料とする機械は燃料を空にしておかないとガソリンに混ざっているオイルがエンジンにへばり付くので燃料は空にしておいたのですが、チェーンを拭き取っておかなかったので雪の水分でチェーンが錆びてしまいました。錆の力には恐れ入った一時であったと同時に、ちょっとした人間の怠慢が仕事の効率を下げる原因につながることを反省しました。原発事故の原因も私たち人間の自然の脅威への奢りの結果であり、人災は技術への信奉には限界があるということを私たちに突きつけたのではないでしょうか。

P5042384  昨日は、草津温泉へ向かう途中に存在する旧六合村の赤岩地区養蚕農家(重要伝統的建造物群保存地区)を散策しました。五月晴れにしだれ桜が見事でした。自然(蚕)の力を活かし、そこに日本人の手工技術によって「日本の絹」を世界に広めた、その主役であった養蚕農民の家と集落を歩いてきました。集落には養蚕にとって難しいことであった稚蚕の飼育を協働としてやっていた「稚蚕飼育所跡」では、当時の農民の笑い声が聞こえてきそうな感じをしました。帰りには「道の駅」で葉ワサビを買って、立夏を迎える葉ワサビの香りと苦みを味わいました。黄色い花が満開のリョウブにはヒヨドリが密を吸っていました。

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2011年5月 3日 (火)

“森とも”は身近なところに待っている

P5032374_3  今年のカタクリは花を見せてくれる日が遅い様です。例年なら20数本のカタクリがこの時期に可憐な花を見せてくれるのですが、今年はまだ数本の花だけです。原因は地温が低いからかもしれません。朝6時頃に地表を見ると霜で落ち葉が白くなり、葉は霜柱で持ち上げられています。

P5031881_2 日中の気温は10度以上に上がらない日が続いていますが、なんと今日は夏鳥のオオルリが渡来してきました。身体一面が青いオオルリは目の前の枝に留まって疲れた羽を休めていた様子でした。寒い日が続いていると虫の動きが鈍くなって餌探しは大変だろう、と思いました。明るく元気な鳴き声が楽しみです。足尾町のある栃木県の鳥はオオルリです。旧松木村跡地に5月14日オープンする「遊働楽舎」(愛称名:“みちくさ”)の森にも間もなくオオルリの声が聴こえてくるでしょう。

P5032371 先祖は「自然は敵でなく、友人と考えてきた。自然には生命が溢れ、生命がないと思われる山にも、海にも、川にも神々が宿ると考え、敬意を払いながら自然と共に生きてきた」(東大名誉教授・神野直彦氏)と言います。カタクリやオオルリは人間の敵ではなく“森とも”なのでしょう。

2011年5月 2日 (月)

七五三の写真を見つけた被災者の笑顔に元気をもらう

P5012354  朝のテレビニュースでは津波で失ったアルバムを探し当てて喜んでいる大槌町民の様子が報道されていました。その中には私たちが大槌町(4/23)で行った救援ボランティア活動でのアルバムもあったので、被災者の喜ぶ様子を見て“少しだけど写真とアルバムの汚れを拭いてよかった!”と思いました。

P4231860  昼過ぎ、そのボランティアに同行したみちのく事務所の仲崎さんの投稿が「岩手日報」に掲載された記事がFAXで送られてきました。記事には「大槌町では相撲場に案内され、写真やアルバムの泥落としなどを手伝った。写真一枚一枚には持ち主の想いでが残っていると、持ち主の立場に立って丁寧に扱った。少し役に立てたのかなと思い、帰路についた」(一部)、と書いてありました。

 ニュースでは、「写真やアルバムは自衛隊員、警察隊員が収拾してきた」と報道されましたが、そのアルバム等の泥落としや汚れ落とし、そして貼り付いた写真を水で一枚一枚剥がし乾燥させて整理する、というボランティア活動は報道されていませんでした。現場を知らない記者の原稿なのか、時間の都合でカットされたのかは分かりませんが、片手落ちで残念な報道でした。

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