初雪の中で今年最後の森作業
本日(12月21日)の足尾・松木は2℃(9時05分)で風がありませんが雪が降りそうな空です。年内最後の森作業日です。早くに到着した加賀さんが、薪ストーブに火を入れてくれましたので作業小屋に入ると身体が温まります。ホットコーヒーを飲みながら10時からの打合せで作業責任者の加賀さんから臼沢の杜の獣害ネット点検・修理とみちくさテラスに大谷石でテーブルと椅子の設置、果樹のみかんと柚子の木にもみ殻敷きですと説明がされました。
早速、2班に分かれて作業を開始しました。
臼沢の杜の獣害ネット点検・修理は、山田さん田村さんと筆者が臼沢の杜の右下から、左下からは、清水さんと加賀さんがそれぞれ修理資材を担いで登り始めです。シカが通れる大きな穴が沢山あり修理が大変でした。
12時近くになり粉雪が降ってきましたので全員が下山しました。 作業が頂上までの半分の場所で終了になりました。
臼沢の杜の階段を下りてくるとアカガシとシラカシが緑色の大きな葉を広げて太陽の陽を浴びていました。
昼食後に果樹のみかんと柚子の木にもみ殻敷きは、軽トラックに柳澤さんが準備してくれたもみ殻を積込みました。もみ殻を敷きながら初めての越冬を耐え抜き春を迎えて欲しいと願いました。
みちくさテラスに大谷石でテーブルと椅子の設置場所では、設置穴に大谷石を水平器を使用しながら慎重に埋めて行きます。
粉雪が降り始め手がかじかみましたが、本日の作業者全員で完成させることが出来ました。この地面は、苔が深い緑色の絨毯になります。松木を訪れた皆さんがこの場所で松木川の風に当たりながらお弁当を食べている後景が目に浮かびます。
今年最後の森作業も、怪我も無く無事に終了となりました。今年一年大変お世話になりました。多くの森びとの皆さまと足尾での森作業を無事に終えることができました。ご協力ありがとうございました。
来年も「山と心に木を植える」を合言葉に地球温暖化に少しでもブレーキをかける取り組み等を進めて行きますので、多くの皆さまのご協力をお願いします。 本日の作業者(敬称略)は、清水、大野、加賀、鎌田、山本、本間、田村、矢口、キンバリー、山田、林子、筆者(済賀)でした。(報告者:済賀 正文)
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