「希望のブナ」成長しています!
本日(13日)は、4月29日に開催した中倉山稜線の「孤高のブナ」の遺伝子を持つ「希望のブナ」の生育状況確認を実施しました。
足尾ダムゲートに8時30分に集合して登山口に向かい、9時より幹ガード等の修理資材と「孤高のブナ」の土砂防止資材を4人で分担して登りました。
途中で、今回初めて参加の矢口さんに福原さんが説明して青い空を覗いていました。
10時50分頃に稜線に到着しました。 1か月半ぶりに「希望のブナ」に会えました。
「希望のブナ」を観察すると葉の長さは約6cm、樹高は約116センチでした。葉の色は薄緑でした。
多くの人が会いに来ているようで近くの地面から土が見えました。
その後、「孤高のブナ」の根の土砂流出防止のために種の入った袋に乾燥した土を入れて固定しました。
矢口さんは以前から孤高のブナに会いたいと思っていて「やっと会えた」と言っていました。
登山途中、斜面に木材が落ちていましたのでこの資材で、土留めを行いました。
全ての作業を終了して雨降りが心配でしたので、90分で登山口に到着しました。本日は、終日降雨もなく「希望のブナ」観察会が無事完了しました。
その後、福原さんと筆者は準備した資材を森びと広場に戻すために森びと広場に向かいました。広場に到着すると青い空で気温が24℃(13時20分)でした。松木の杜の桜の太い枝が折れて獣害ネットに乗っていましたので撤去しました。
また、白樺の支えが斜めになっていましたので直しました。 本日(13日)の作業者は、矢口さん、山内さん、福原さんと筆者でした。(報告者:済賀正文)
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