北風の中、草刈り、枝払い作業で爽やかな汗流す
本日(4月24日)、応援隊メンバーは前回(4/10)に引き続き2回目の草刈り、枝払い作業を行いました。場所は、原町区の第2回植樹会場(2015.3.27)で10時現地集合です。会場に向かう途中には菜の花畑の巨大迷路が無料開放されており、家族連れでにぎわっていました。
打ち合わせを行い、草刈り班と育苗場での苗木のチェック・整理班に分けて作業を行うことにしました。
これまでの夏日から一転し、冷たい北風が吹くという気温差の中での作業となりました。早速、刈払機の点検・準備と帽子、保護メガネ、マスクの3点セットで安全操作を心掛けて草刈りを行いました。
<通路には、セイタカアワダチソウが占拠、背負い刈払機や電動刈払機を駆使して草刈り作業>
小川さんは「電動刈払機は音が静かで操作しやすい」と、かなり気に入っていましたが通路の広さに対しバッテリーの容量が少なかったため、思ったより早い電池切れで終わってしまい不満の様子でした。ここの植樹会場は、昨年、心ない人によって不法投棄(家電や家庭ごみ等)された場所でもありました。市役所に相談すると、鎮魂復興を願う命の森を大切に育てていきたいという私たちの気持ちを受け止めて下さり、不法投棄対策がなされ今ではきれいに整備されました。応援隊はこれからも市役所との協働で“命を守る防潮堤の森”の育樹作業を進めていきます。
草苅り、枝払い作業によって第2回植樹会場をきれいに整備することができました。
青空の下での休憩タイムでは、岩橋さんが用意してくれたお茶を飲みながらくつろぎました。話題は、東京電力福島第一原発事故後の汚染水処理を巡っての住民説明会の話や、5月27日に開催される”地球環境危機下で「いかに生きるか」を考えるシンポジウム”の内容把握、植樹祭の成功に向けての話です。課題は山積されていますが、皆さんと力を合わせて取り組んでいきます。
松林代表からは「思い起こせば2018年にこの地にヤナギの木を2本植えました。あれから5年、見事に樹高4メートルに生長し感動しています」と話されました。岩橋さんからは「植樹していないタラの木が大きく生長しタラの芽の収穫ができました。この森は生き物たちの宝庫。探すといろいろな発見ができて楽しみですね」と感慨深い様子でした。草刈り、枝払いは全体の半分ぐらい作業を進められました。次回(5月2日)に継続して行うことを確認して会場を後にし育苗場へ向かいました。
育苗場では、道中内さんが苗木のチェック・育苗を済ませ、じょうろで水撒き作業を行っていました。これまでの夏日によりポット内は非常に乾燥しており、カラカラ状態でした。じょうろと水撒き機械を使用してたっぷりと散水を行いました。
4月28日には、南相馬市鎮魂復興市民植樹祭第1回実行委員会が開かれます。6月11日の第11回植樹祭の具体的な取り組みがスタートがします。私たち応援隊は万全な体制で全国の植林ボランティアのみなさんをはじめ、市民と共に取り組んでいきます。
<次回の作業は、5月2日(火) 第2回植樹会場に10時現地集合 草刈り、枝払い作業です。>
お疲れさまでした。
今日の作業の参加者は、渡部顧問、松林代表、菅野副代表、小川事務局、岩橋事務局、道中内スタッフ、筆者・東城でした。
(報告 東城敏男)
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