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2023年3月の14件の記事

2023年3月 9日 (木)

異常な温かさの中で、汗をかきながらの森作業!

 今日の足尾は快晴、9時前にも関わらず気温は9℃を指していました。ダムゲートで仲間の到着を待つ間、旧製錬所方面を眺めると、春霞かスギ花粉か判らないけど淀んだ景色が見えました。

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 本日の森作業、作業責任者の斎賀スタッフから、①「森びと広場」の西側に広がる土留めの補修。②臼沢西(里親植樹)の森での落石と思われるネット破損、その修理、③4月29日に予定している「中倉山ブナ保護活動」に使用する培養土の乾燥準備などです。

 午前中は全員で土留めの補修を行いました。作業はテキパキト進行しましたが、嬉しかったのは、枯草の下からスイセンの芽が顔を出していたことでした。それも何か所も。生き物の強さと春の訪れを感じる事が出来ました。

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 汗をかくほどの作業が続きましたが、それもそのはず12時の気温は19℃に達するほどの陽気でした。

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 午後は、臼沢西の獣害防止柵修繕とブナ保護活動の準備、に分かれて作業を行いました。

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 臼沢西のネット修繕も順調に進みましたが、ウサギの食害が数多くみられ、今後に課題が残りました。一方、ブナ保護に使用する培養土の乾燥は、ハウス内のコンパネ1枚に10リットルづつ4ヶ所に分け計10枚、用意をしました。

 予定の作業が早く終了したので、4月2日にオープンする”みちくさ”の水道管修繕と、広場内の廃材を薪にしました。

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 3月にも拘らず、初夏を思わせる異常な陽気の中で汗を流したメンバーは、

松村(健)、加賀、済賀、福原、のスタッフ・サポーターの皆さん、報告は橋倉でした。

2023年3月 6日 (月)

春が近づいていることを予感させる今日の森作業!!

 本日(3月6日)南相馬市の天候は曇り、気温16℃と割合と暖かい日でした。春が近づいていることを感じる一日でした。3月になり初めての森作業を行ないました。

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  応援隊7名は10時に雫育苗場に集合し、事務局・山田悦子さんの入れてくれた温かいコーヒーを飲みながら作業打ち合わせと、2月27日に開催された南相馬市鎮魂復興市民植樹祭実行委員会の報告を行いました。実行委員会には、清水副代表と東城スタッフと筆者が参加してきました。約1時間程度の実行委員会でしたが、森びとプロジェクトとしての今後の活動について清水副代表から発言されました。 このところ南相馬市は強盗傷害事件で全国的に有名になりました。私の家を含めて一般の家庭でも防犯意識が高まり、戸締りなど気をつけるようになってきています。

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 本日の作業は、育苗場内の環境整備と苗木への水撒き作業、培養土の荷下ろしと貯水タンクへの給水作業でした。このところ南相馬市は毎日のように乾燥注意報が出ているので、苗木たちに十分に補水をしました。

 作業終了後、東日本大震災・原発事故から12年目を迎えるにあたって、被災した私たちも当時のことを忘れそうになっていることを反省し、大震災と原発事故の教訓を後世に語りつぐこと・風化させないようにしていくことを会員で話し合いました。

 第11回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭は、2023年6月11日(日)12時~15時 ※雨天決行 南相馬市原町区北泉地内で植樹面積0.4ha、参加人数約1,500名、植樹本数約20,000本で開催することに決定しました。出来るだけ多くの市民ボランティアや森びとプロジェクト会員の参加をお願いいたします。今年もみんなの力で第11回鎮魂復興市民植樹祭を成功させましょう!!

 3月11日には東日本大震災から12年目となり、第1回植樹会場での鎮魂植樹を予定しています。また大津波により亡くなられた菅野副代表のご家族のお墓参りを行ないます。

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 本日の参加者は、渡部代表、松林副代表、菅野副代表、山田事務局、小川事務局、道中内スタッフ、筆者・岩橋でした。(報告 岩橋孝事務局)

 

 

 

「民集の杜」の名を刻む石の設置が完了しました。

 桃の節句の3月3日、足尾では(株)山田組様の協力をいただき、緩斜面の植樹地の杜の名前を刻む石の移動・設置を行いました。石の移動には4名の社員が駆け付けてくれました。

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 私たちは、少しでも地球温暖化にブレーキをかけたいと願い2005年から、煙害や山火事によって木々が枯れ荒廃した足尾銅山・旧松木村跡地で森づくりを行っています。

 多くのボランティアや会員の皆さんと植樹してきたこの森を、“負の遺産”から未来の子供たちや森に暮らす生き物たちの“命を守る森”に育てたいと願い活動を進めています。

Dsc047561 2022年4月 民集の杜

 本年は、多くの方々に生長した森・杜を観察していただき、すべての命の源が森であることを体感してほしいと願い、森の育樹と観察の準備を進めています。

 現在の「松木の森」、「新松木の杜」の名称を、多くの皆さん(民)と協力し合い、長い年月をかけて育ててきた豊かな緑の森を「民集の杜」に統一します。そして、杜内にある石を杜の入口に移動し「民集の杜」という名を刻み入れます。

 山田組の皆さんが重機を操作し、手際よく石の移動を行ってくれました。危険を伴う作業に携わってきた長年の経験による職人の技を見せていただきました。

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 早春に開花する木々のミツマタやコブシ、ツツジやサクラなど、昆虫や野鳥が受粉の手助けをします。そのお礼に木々は樹液や実を恵み、命をつなぐ巣の場所と材料を提供しています。林床では菌糸や土壌動物が土づくりを行い土壌を豊かにしてくれます。降り注いだ雨を木々や土壌動物たちが濾過し、私たちに恵みの水を与えてくれます。

Dsc046611 2022年4月 みちくさの庭・ミツマタ

Dsc046851 2022年4月 松木の杜・サクラ

Dsc045861 2022年4月 松木の杜・コブシ

Dsc046991 2022年4月 新松木の杜・レンギョウ

Dsc047481 2022年4月 民集の杜・サクラ

 木を植えることで変化する生態系・すべての生き物のつながりを五感で感じ、“人間は森に生かされている”ことが実感できるよう杜の案内をしたいと考えています。

Dsc047441 2022年4月 民集の杜・ツクシ

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 石の移動終了後に、作業小屋でコーヒーと桜餅をほお張りながら、社員の皆さんと交流を深めました。(株)山田組の皆様、当団体の活動にご理解、ご協力をいただき感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。

(報告 大野昭彦)

2023年3月 1日 (水)

“山と心に木を植える”活動を地域に政治に

 東日本大震災から12年。毎年、世界中で災害が起こっている。2月にはトルコ、シリアでの大地震で5万人もの人々が犠牲になった。3年に渡り新型コロナウイルス感染が世界中で猛威をふるう中、世界の人口は80億人を超えた。

20200226_155015 一方、日本は少子高齢社会で人口減少に歯止めがかからない。64才以下の引きこもり人口は110万人、不登校の児童生徒は25万人となっている。毎日のように凶悪犯罪のニュースで社会不安が増している。Photo

 日本国憲法を蔑ろにし、人をモノ扱いする新自由主義政治が横行してきた結果が日本国を貧困化させてきたのだと思う。国民の生活を守るために、正規労働者を増やし、消費税を廃止することが求められていると思う。政治の責任は国民が夢や希望をもって生きられる社会をつくることだと思う。

(代表・桜井勝延)

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