正月飾りを外し、2023年の活動スタート!
今日は、正月飾りを外しに松木沢へ向かったが、途中にある製錬所の煙突がやけに大きく見えた。それは、下野新聞(栃木県の地方紙)の記事のせいかもしれない。1月1日の一面トップの記事で、足尾銅山閉山(1973年、昭和48年2月)から50年を迎える記事を特集していたからだった。
その後毎日「活気」「過疎」「けい肺」「煙害」「高齢」などの表題で特集記事を展開している。しかし、足尾の住民の一人としては、負の遺産を学ぶことの大切さは大事だが、「今後どうしていけばいいのか?」が気になってしょうがない。NHK大河ドラマではないが「どうする下野!」と思ってしまう。
まだ「第1章」ということなので、今後の展開に期待をしますが、今大事なことは、「負の遺産、その教訓から何を学びどう生かすのか!」ということではないかと考えます。
負の遺産のカラミ(銅の精錬過程で出た廃棄物)
雪に覆われた中倉山、50年たっても松木沢側斜面はむき出しの岩だらけ
18年の活動の中で森が作られた臼沢
皆さんのご寄付で、「里親植樹」を行った臼沢西の杜
今年は、多くの皆さんのご支援で創り出した森を見て頂き、感じて頂いて、未来に引き継いで行ける活動を創り出せたらと思います。今年もどうぞよろしくお願いします。
報告・足尾森づくりサポーター 橋倉喜一
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