傘寿・古希の強者に感謝する会を開催しました
11月5日、運営委員会として「傘寿・古希の強者に感謝する会」を開催しました。開催の目的は2005年のNPO法人結成以降、18年間森びとの活動を現場で支えて下さった先輩方のこれまでの労をねぎらうとともに、2025年までに60代以下の私たちがしっかりとバトンを受け継ぐ場としていくためです。また。南相馬市鎮魂復興市民植樹祭応援隊の古希世代の強者にも参加をいただきました。 冒頭、清水副代表から「森びとプロジェクトのスローガンは“山と心に木を植える”です。地球温暖化が顕著になり大規模災害が繰り返しされる今日、森びとプロジェクトの活動はさらに重要になってきています。これからも人間だけでなく地球を守る先進的活動をされてこられた皆様が元気に私たち後輩を指導していただきますようお願い致します。皆様の益々のご健勝とご活躍を祈念し御礼のご挨拶とさせていただきます。」(要旨)と桜井代表からの感謝のメッセージが代読されました。
バトンを受け継ぐ世代からのメッセージのあと、傘寿・古希の強者の皆さんからこれまでの森づくりでの苦労話や達成感、今後の意気込みが熱く語られ、まだまだ現場第一線は譲るつもりはないのではと勢いを感じる強烈なメッセージをいただきました。まさに足尾と南相馬ので森づくりの歴史を作ってきた自信と誇りがそのように感じたのだと思います。
今月、傘寿を迎えられる鎌田さんに対しては、皆さんから感謝の言葉が語られましたが、特に足尾の森づくりの「大黒柱」であるという言葉が出るほど、その献身性やパワーは誰もが一目を置く方ですので、ピッタリな言葉だと思いました。
バトンを受け継ぐ先輩から「70代以上の先輩方は覚悟ができている。まだ俺らが追い付いていない」と感想が出されましたが、そこに挑んでいく決意が滲み出ていました。私たちバトンを受け継ぐ世代は強者の偉大さを実感するだけではなく、一歩でも近づくためにその覚悟を吸収していきたいと思います。(報告:小林 敬)
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