苗を育て、本を読み、自然に寄り添う生活を考える
6月の森作業が今日(6/2)からスタートしました。10時の集合時には、雨がポツリポツリと降ってきたため、すぐさま簡易テントを設営し打ち合わせを行いました。岩橋恵美スタッフが準備したコーヒーをご馳走になって、直ぐ、作業にとりかかりました。
今日の作業は先月に引き続きポット内の草取り、苗場周辺の草刈り、防風ネットの取り外し、苗木への撒水を行うことにしました。ポット内の草取りをしていた道中内スタッフは、一つのポット内に2種類の苗木が育っていることに気付き、不思議なこともあるものだと話をしていました。
苗床では淡いピンクの虫取り撫子の花(上の花の写真)が咲いていますが、私たちが種を蒔いたわけではないので風や生きものたちの贈り物だと思いつつ、可憐な花を見つめ癒されていた山田スタッフ(写真上)。
休憩タイムでは、森びとプロジェクト代表・中村幸人さんの著『植生からの見る里山』を皆さんに紹介しました。今日も、甘いものに目がない高齢者向けのお菓子と団子を差し入れてくれまして有難うございました。
苗場はかなり乾燥していましたので撒水は時間をかけて、水がポットの底まで浸透していることを確認しながら行いました。また、周りの防風ネットは暖かい潮風を遮断する働きがあり、苗場の苗は暑さで参っている様子でしたので風通しを良くしました。
仮農園場では菊芋、キュウリ、エンドウ、カボチャ、スイカの5種類の野菜が日一日と大きく生長しています。森作業の楽しみとしての家庭菜園にも力が入ります。次回の森作業までには、中村代表の本を読んだ感想や農園場のネーミングを持ち寄ることにしました。本日の作業スタッフは、松林、山田、岩橋、道中内、岩橋(恵)、筆者でした。(報告 東城敏男)
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