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2021年1月の17件の記事

2021年1月 9日 (土)

大雪の恵みを期待して、気を緩めず春を待つ

森びと秋田ファンクラブの船木です。森びとの皆さん、今年もよろしくお願いします。

5日の小寒を過ぎ、秋田市は本格的な寒さが連日続いています。7日は風速30㍍超えの風が1日中大暴れしました。

Photo

Dscn0379  太平洋側の関東の皆さんには、厳寒の実感は伝わらないと思いますが、朝の雪よせが出勤前の大変な作業です。その後、自家用車のスイッチを入れますが、その室内温度はマイナス6度でした。道はアイスバーンで、気をゆるめることはできません。そんな訳で、冬の出勤所要時間はいつもの倍です。60歳を過ぎての運転は、手先を暖めるカイロが必需品になりました。

Photo_2  上の写真は雄のヤマドリの翁の部分です。友人がフライフィッシングに使うそうです。8日、その友人に会いに行き、狩猟で獲ったヤマドリの肉をいただきました。彼は、今シーズン15羽のヤマドリを獲っていました。うどんの汁に入れて、自然の美味しい味で冷えた身体を暖めました。

Photo_3  雪国の生活は色々と大変なことがありますが、その分、先人の知恵が暮らしに活かされています。その素は全て自然界の賜物です。これからも、秋田の自然に親しみながら、楽しく森づくり活動をすすめていきたいと思っています。(森びと秋田県FC 船木藤典)

2021年1月 6日 (水)

コロナ禍の森作業で探したい新たな日常

 今年の“山と心に木を植える”活動もコロナ禍社会下で実施していかなければならないようです。明日には緊急事態宣言が発せられるようです。足尾の寒さは一段と厳しくなりますが、生き物たちは人間の都合を待ってくれません。

Photo  木々の幹や枝は猿、鹿、野ウサギ達の命を支え、寒さに耐えながら春の陽射しで弛む土を待っています。この営みの循環を変更させてはなりませんので、今年も森作業を進めていきます。

Photo_2  視点を変えると、新型コロナウイルスも生き延びるために変異しているのかもしれません。人間の都合や科学で見えないウイルスが生き延びる領域を壊すことは、新たなウイルスの再来を呼び込むことにつながっていくのでしょうか。

1  昨年は、コロナ以前の日常が通用しないことに気づかされました。足尾の森づくりでは、作業を行いながらコロナ禍の新たな日常を探さしていければと思います。(スタッフ・高橋佳夫)

2021年1月 3日 (日)

仙台市荒浜、名取市の“いのちの森”で会いしましょう

 森ともの皆さん、あけましたおめでとうございます。森びと宮城県ファンクラブの林雄一です。今年から、宮城県の活動を紹介していきますので、よろしくお願いします。

2020123      荒浜の森

 昨年12月3日、私たち7名は仙台市荒浜と名取市閖上の森の防潮堤の観察会を行いました。荒浜の森は2013年に植樹した所、育樹はクズのつる刈りと下枝払いだけでしたが、木々は順調に生長しています。落葉樹の落葉がびっしり地面を覆い尽くし、現場を歩くと食物連鎖が感じられます。ふかふかした布団のような落葉が土壌分解動物により土が作られ、木々の根を支えています。津波で被災した海岸線に、緑豊かな森が蘇えり、いのちを守る「森の防波堤」が築かれつつあります。

2020123_2 名取市の森(上と下)

123  名取市の森は2015年に植樹しました。昨年は4回の除草と補植を行いました。小さな広葉樹の周りは松の木が覆っていますが、私たちが育てている森はその土地本来の樹種を植えています。潮風と寒風がふき荒れる時があり、厳しい自然環境ですが、木々はそれに耐え抜いています。そなん木々が太陽に向かって伸びていく様子を観るたびに、森と生きることの大切さを学ぶことができます。

123923  今年は、東日本大震災・フクシマ原発事故から10年です。是非、いのちを守る「森の防潮堤」を見に来てください。(森びと宮城県FC 林雄一)

2021年1月 1日 (金)

本年も「みんなの森ひろば」をよろしくお願いします。

「みんなの森ひろば」をご覧のみなさま、あけましておめでとうございます。

いま世界はコロナを前に大変厳しい状況ですが、私たちが直面する「気候変動」の課題も、危機的な状況であることは変わりがありません。森びとも一人ひとりが感染予防に心掛け、できることを少しづつでも着実に歩みを進めてい行きたいと考えています。

「みんなの森ひろば」では森びとのみなさんの、そんな着実な歩みをいろいろな角度から載せていきたいと考えています。投稿も大歓迎ですので希望がありましたら森びと広報部までお知らせください。今年もどうぞ宜しくお願いします。

Rowbai
今年一年が皆さんにとって明るい年でありますように!(森びとプロジェクト広報 小黒)

初日の出に誓う脱原発社会

あけましたおめでとうございます。

P1000178  本日、南相馬市「鎮魂復興市民植樹祭」の第2回と第3回会場付近の日の出を撮ってきました。残念ながら天気は曇りでしたので初日の出はご覧の通りです。場所は原町区南萱浜地区です。

 森の海岸防災林は大きいもので樹高4㍍以上に生長しました。今年は東日本大震災・フクシマ原発事故から10年です。現地に立って日の出を観ていると、被災した一人として当時の悲しみや怒り、そして津波の脅威を思い出します。

20201214    応援隊スッタフ(昨年12月)

 今年は、脱原発社会へむけた誓いを全国の森ともと共有し、森の防潮堤づくりをすすめていきたいと思っています。今年もよろしくお願いします。(応援隊・岩橋孝)

森を友だちに迎え、いのちを育む営みを持続可能にしたい

あけましておめでとうございます。 

2        12/31精錬所(写真:橋倉)

 新生「森びとプロジェクト」は、今年、多くの皆さんに森と友だちになってほしいと願っています。そのきっかけをつくりだすために、足尾の森を案内したいと考えています。

1       12/31臼沢の森(写真:橋倉)

 森と友だちになってほしいと願うのは、想定外の気候変動、地球温暖化と無関係ではないウイルスの脅威に怯える暮らしを強いられているからです。全ての命を育む営みを持続可能にしていくには、植物に依存しないと生きていけない私たちだからです。生命にとって必要不可欠な要素としてある植物と友だちになっていただき、森に寄り添う暮らしと社会を描いてほしいと願うからです。

Photo           臼沢の森

Photo_2    手前:民集の杜、左側:新松木の杜(手前)、松木の杜(奥)

 ハゲ山になった足尾銅山跡地や旧松木村跡地に木を植え、森を育てていると、私たちの命は植物に支えられていることが実感できます。新緑では元気をいただき、紅葉には目と心を豊かにしてれる森。そんな森に眼を向けると、ツキノワグマから菌類が植物と共生し、その恩恵によって私たちの命が育まれていることが解ります。

2020110959       昨年11月の臼沢の森

 今年の森づくりでは、荒廃地の森がもっと元気になって、全ての生きもの達に多くの恵みを与えてくれるように、森のブラッシュアップを行っていきます。また、「ステイホーム」の暮らしが続いても森づくりに参加できるように、森びとスタッフがペアレントになって植樹を代行します。春頃、ホームページで案内します。

0101_2  すべての人々が願っている平和で安心な暮らしを願って、その土台である“森“を世界に拡げ、地球温暖化にブレーキをかけていきたいと思います。今年もよろしくお願いします。

2021010  森ともの皆さんのご多幸を祈念します。(副代表・清水 卓)

足尾・松木渓谷入口「みちくさ」でお会いしましょう!

 あけましておめでとうございます。今年も足尾・松木渓谷入口の憩いの場・「みちくさ」でお会いできることを楽しみにしています。

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 「遊働楽舎」(愛称名:みちくさ)は今年5月で設置10年を迎えます。管理当番の「舎人」一同は、4月オープンに向けて、10年間でお会いできた1千人以上の皆さんとの出会いノートを読み直し、“山と心に木を植えて”いきたいと思っています。

2020110101_4 今年は、足尾・松木渓谷の入口の自然中で、出会った皆さんに森の友だちを紹介したいと思っています。希望される方には、15年間に育てた森を訪案内する予定です。気軽に、問い合わせしてください。

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 それでは4月オープンまで暫くお待ちください。なお、オープンは4月から11月までの土日祝祭日(9時~16時まで)です。(広報スタッフ・高橋佳夫)

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