大雨や暴風に耐えられる地域の命の森になってくれ!
今日ほど天気予報の雨マークを恨めしく思ったことはありませんでした。半年前から準備をしてきた「日光城山ふるさとの森づくり」は地域の方々と一緒にできませんでした。昨日夕方、天気が雨ということで地域の皆さんと一緒に植樹をすることになっていた植樹祭に、地域の方々には遠慮していただきました。 植える苗木をそのままにしておくにはいかないので、森びと栃木県ファンクラブスタッフ、森びとプロジェクトの皆さん、そしてJR東労組大宮のOB会の皆さん、鎌田スタッフのハイキング仲間のご婦人の皆さん、総勢31名は1.000本の苗木を植えました。 ファンクラブの面々は8時集合、簡単な打ち合わせをした後、植樹会場に荷揚げした苗木(16種)を整理しました。9時半には下山し、参加者を待ちました。 全員が揃ったところで主催者からお礼の挨拶、早速、急階段を10分ほど登り、植え方のレクチャー。足元は雨で滑りやすかったですが、皆さん、慎重にも丁寧に苗木を植えてくれました。
あるご婦人は、「なかなか経験できないことなので雨も気にならなかった」と話してくれました。植樹は、約2時半で終わりました。一旦植えられた苗木は寒くても暑くても動くことができませんので、参加者のやさしい気持ちが苗木に伝わっているようでした。最後に、全員の笑顔で写真(一番上の写真)を撮りましたが、マスクでその様子が伝わりません。公民館に戻って、森びとプロジェクト委員会の平木ちさ子理事が作ってくれた豚汁をご馳走になり、身体を温めました。 今日の森づくりでは、参加者一人が30数本植えました。大人一人の呼吸で一年間に排出する二酸化炭素量を吸収する木は約30本と言われています。このように排出と吸収のバランスがとれていると想定外の異常気象が大暴れしないかもしれません。そんなことを考えた「城山の森づくり」でした。31名の皆さん、雨の中の森づくりを成功させていただきありがとうございました。(栃木県ファンクラブ・橋倉喜一)
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