森びと髙橋監事、村田元理事のメッセージを森づくりへ活かす
24時間に400㍉の雨が降る天気予報がでている7月1日。1時間に100㍉の大雨が降る天気の恐ろしさがコロナ渦に巻き込まれている気がする。
昨夜のBSNHK「アナザーストーリー」に当会の髙橋利明監事が出演していた。大雨によって人家が流された災害は人災であったことを高裁に認めさせた弁護士のひとりとして、その番組で紹介された。その番組では、大雨が降ることを想定した工事のあり方と災害に遭った市民の苦痛の訴えの大切さが貫かれていたと思う。
風速40㍍に耐えることが基準となっていた電柱設置。ところが風速60㍍以上の強風が吹き荒れる日本の台風。昨年の台風15号、19号では電柱が倒れ、長期間の停電を強いられた千葉県内の市民。電力会社は復旧費用を電力料金に上乗せしたのか。
本日(7/1)の『毎日新聞』に、当会の元理事であった村田久美さん(下の写真)が紹介されていた。被爆体験伝承者に認定されたという記事。村田さんは、在日朝鮮人の李さんの体験談を「生きた言葉で伝えていく」と言っている。李さんの話を伝承しようと思ったきっかけはと電話で訊くと、「足尾銅山の歴史の中で強制連行の話を聞いたから」と言ってくれた。
「新しい日常」、「新しい生活様式」の主役は市民。高橋さん、村田さんからは、主役は政治に踊らされてはならない、というメッセージが発せられた気がしている。(理事・高橋佳夫)
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