小春日和ではないかと勘違いする日の足尾・松木沢の森作業
朝8時半の気温は1度、青空が足尾の山々の稜線に積もった雪を鮮やかにしていました。足元からは霜柱が融ける音が聴こえ、3月上旬の陽気を感じさせる穏やかな朝です。
スタッフが集合する10時までに、小屋の掃除とストーブに薪を入れ、小屋を暖めました。今年最初の森作業、沢水が涸れている様子を見てきました。周囲のヤシャブシの枝にはホオジロが日向ぼっこをしているようでした。「みちくさ庭園」のヒガンバナの葉は輝き、ミツマタは春を待っているようでした。
スタッフ全員が集まった所で打合せ、作業は柳澤スタッフが運んできた「みちくさ」屋根の雨漏り防止の材料を降ろした後に、「臼沢西の森」用の培養土を運び揚げることにしました。まずは現地を見て培養土の置き場所を確定。昼食を挟んで軽トラ2台で運び揚げました。
昼食時間には林子さんが撮影に来てくれました。今日の撮影は森作業の様子を動画と静止画用ということでした。
今日は風もなく、松木川周辺では鹿ものんびりと草を探し、カワガラスは巣作りをしているようでした。15時頃になると太陽が中倉山に隠れ、陽が消えると急に冷えてきますので本日の作業は終了です。本日の森作業は、鎌田、山本、柳澤そして筆者でした。(報告 高橋佳夫)
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