心は「パリ協定」始動年の森づくり準備
8日の「森びと設立15年感謝の集い」で誓い合った“森に寄り添う暮らし”へ向けた「パリ協定」始動年の森づくり準備が始まりました。足尾の朝9時の気温は6度、福原さんは水の出が悪いので取水口へ向かい、桶の栓を抜いて苗床の撒水を行いました。
その間に筆者は小屋の掃除と打合せ用のお茶の準備、全員が揃ったところで作業打合せを行いました。
最初は「松木の杜」に侵入していた鹿の追い出しと鹿が柵に体当たりをして柵を壊した部分の補強をしました。また、植えて三年目に入るシラカンバの幹ガードが横になっている部分を補強しました。シラカンバは幼木なので鹿にとってみれば柔らかい樹皮は美味しい餌です。食べられない様に補強しました。
他のメンバーは薪作りに励んでいました。電気ノコギリ2台を使って間伐材を伐り、冬作業に欠かせないストーブの薪をひと冬分作ろうと頑張りました。15時なると寒くなる松木沢ですが、今日は暖かい日でした。ホットコーヒーを飲みながら本日の振り返りをして帰路につきました。
今日は、松村宗雄さんから柚子ジャム、銀杏、とろろ芋を頂きました。寒暖の差が激しい年末から年始にかけて風邪に負けないように、という気持ちが込められていました。また、今年最後の森作業なった福原さんからは橋倉ハウスにワインが届けられていました。お二人の心温まる気持ちに感謝です。ストーブで身体を暖め、スタッフの心温まるプレゼントをご馳走になり、明日も頑張ります。本日は、鎌田、松村宗、福原、仁平そして筆者で作業しました。(報告 高橋佳夫)
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