命を守るための避難と温暖化防止策を!
先月26日から今月2日夕方までに、宮崎県と鹿児島県内で828㍉~566㍉の雨が降りました。今日以降も九州地方では100㍉以上の大雨が降る予報。気象庁は命を守るための避難を呼びかけているが、マスコミ報道も“避難”だけの報道が目立っています。
命を守るための呼びかけは有難いが、政府・行政そしてマスメディアは、5年以上も続いているこの時季の豪雨の原因のひとつである地球温暖化対策にも光を当ててほしい。
当会事務所には「地球温暖化にブレーキをかける要望書」への意見が届きました(1日)。自由民主党・参議院議員の石井準一さんは、「要望書」には「どちらでもない」とし、「わが国では、今世紀後半のできるだけ早期に“脱炭素社会”(実質排出ゼロ)の実現を目指すという長期ビジョンと、吸収源対策を含めた各分野のビジョンと対策・施策の方向性等を盛り込んだ長期戦略を6月11日に決定したところであり、この戦略に基づき取組を進めていくことが重要と考えています」というコメントを送ってくれました。石井さまありがとうございました。
「2031年~50年に平均気温が1.5上昇した場合」、世界の農作物への被害によって“命を守るために我慢、辛抱してください”という報道にならないように、温暖化防止は“待ったなし!”ではないか。(報告 髙橋佳夫)
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