臼沢西の森の植樹用苗木を選別しました。
今日(16日)は、18日に行う「臼沢西の森」植樹用の苗木が納品されました。朝9時、納品トラックと待ち合わせ、早めに来ることがあるので8時過ぎに行ってみると、既にトラックは到着していました。トラックを松木沢に案内し、「森びと広場」に降ろしました。
途中の久藏川は雨のため両岸まで水がありました。一昨日もこの道を車で走っていたら、久しぶりにキツネと遭遇しました。何やら口にくわえています。鳥のよう見えますが、もしかしたらいつも鳴いているキジかもしれません。
8時50分の気温は18℃、雨は上がっていますが、時折ポツポツと降ってきました。樹種と本数を数え注文票と照らし合わせたところ、間違いはありませんでした。続いて、18日に植える苗木をトレイに並べていきました。ネットから苗木を出すのに、鎌田さんは脇をカッターで裂いていましたが、私は南相馬での経験から底を切り、上からネットを服を脱がすように持ち上げると簡単にできることを鎌田さんに伝授しました。いつも教えられてばかりですが、初めて鎌田さんに教えたかもしれません。
納品された苗木はシラカンバ、ブナ、ヤマモミジ、ヤマザクラなど12種、1450本です。今回の植樹は、植樹地が急斜面で、かつ落石の危険が大きいことから、納品されたすべては植えられません。本番に植える苗木を12種、520本を選別して用意しました。
その後は、保管しておく苗木を水に漬け、てたっぷりと水を含ませました。「民衆の杜」に掘った穴に土をかけて保管しました。
保管用の穴は5日に橋倉さんと筆者で掘りましたが、大きさは測ったようにぴったりサイズでした。「臼沢西の森」が、10年後には隣の「臼沢の森」のようになるように祈りながら、今日の作業を終了しました。今日のスタッフは、鎌田、小川そして筆者(加賀)でした。
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