明日の第7回鎮魂復興市民植樹祭成功に向けて準備万端!
今日13時の福島県南相馬市小高区塚原地区(植樹祭会場)の天気は快晴で、気温は21℃でした。心地よい風も吹いていて、明日の植樹祭に向けて天気も応援してくれているようでした。横浜国立大学名誉教授の藤原一繪先生による実習が行われ、森びとと応援隊、市役所職員の方が参加をし、明日の植樹祭成功に向けた意思統一を行いました。
市役所の職員の方は過去に植樹祭での経験もあり、南相馬市では鎮魂復興市民植樹祭が浸透してきていることを感じました。実習では、苗木の植え方、藁の敷き方、縄の張り方などを再確認しました。
明日(6月2日)は、天気は晴れの予報で、気温は24℃くらいまで上がる見込みです。
実習終了後は、場所を移して、森びとと応援隊の皆さんで前夜祭を開催しました。進行役は済賀副所長、主催者挨拶は、森びとの岩橋理事が行いました。
応援隊顧問で、前市長の桜井勝延さん。「自己喪失している人が多い。賠償で闘う気持ちがなくなっていることに気が付かない人が多いのではないか」と市民の意識を危惧されていました。
先月29日~準備を担って下さっている事務局の東城敏男さん。お酒も入り、饒舌に南相馬市の復興への思いを語られていました。
群馬県から参加をして下さっている正会員の長井さん。「南相馬には5回目。公園で種を拾って撒いて育てた。取りに来てくれないので、参加させてくれと森びとに連絡をした。今回200本の苗を南相馬に届けた。南相馬の人の苦労から比べたら大したことはないけど、できる限り頑張りたい」と、頭が下がります。
秋田から来られた正会員の菅原さん。「若いころ、植樹などをしていた。(副理事長の)高橋さんから連絡があり、徐々に頑張っていく。森びとになっていく」と力強い決意が語られました。
応援隊の岩橋恵美さん。「実家が小高区で海岸から100mで震災で流されてしまった。苗木が少しづつ生長しているのが分かる。第1回植樹祭会場の苗木は4.5mにまで成長。桜が咲いたという話も聞いた」と仰っていました。
応援隊の山田悦子さん。「応援隊に入ってまだまだだなと感じている。遠くから来てもらってすごいと思います」と。
応援隊のスタッフでもあり、自治会長の小林さん。この前夜祭の場所をお借りしました。
締めは松井アドバイザーから「意見は実行委員会で言っていく。人の心を育てていくことが森びと。明日の成功をおさめたい」と挨拶がありました。
今日の前夜祭は応援隊の山田悦子さんと岩橋恵美さんが準備をして下さいました。特にイノシシの味噌焼きやお新香が最高でしたし、先輩方の南相馬市での植樹祭にかける思いを聞いて、明日の植樹祭成功へ身が引き締まりました。山田さん、岩橋恵美さんありがとうございました。(事務局・福澤猛)
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