育て!命の森 市民が主役の南相馬市鎮魂復興市民植樹祭
6月2日、7回目を迎えた南相馬市鎮魂復興市民植樹祭。
朝から6月とは思えないほど、日差しはとても強く暑さを感じました。
前日の藤原先生のレクチャーを受けたスタッフ、インストラクターメンバーは、前段に第2、3、5回の植樹会場を視察しました。応援隊や市民の皆さんの献身的な育樹活動でグングンと生長している姿に感動を覚えました。2年空いただけでもその成長に差があり、毎年継続していくことがとても大切なことだと考えされられました。
また、毎年マルチングの際にどの杭かわからなくなると昨夜の反省会で話しがでましたので、今朝杭に番号を振り、混乱をしないように準備をしました。
開会式前、当委員会中村理事長をはじめ、インストラクター、応援隊が会場に設置された献花台に花を供え、亡くなられた方への供養をしました。
私たち森びとプロジェクト委員会は、植樹祭実行副委員長として、参加をされる皆さんへの植樹のレクチャーを行う任務を担っています。中村理事長から「まだまだ南相馬の復興は半分、森びとの皆さんの力を発揮していこう」と森びとインストラクターや森びとスタッフは激励を受けました。
開会式では、門馬市長から「光のある所に人は集まる。この植樹も今後10年続けていく、来年は6月の第1日曜日に開催する」と力強い挨拶があり、森びとも応援隊とともに微力ながら応援していく決意をしました。
心配していた暑さも、植樹を開始する頃には、涼しい風が時折吹き、この植樹祭を大地も歓迎しているようでした。
今年は小高区で初めて開催され、25,000本の苗木を約2,000名の参加者で鎮魂と新しい命を、心を込めて植樹し、お互いに協力して1本1本、この小高区に新たな命を吹き込むことができました。
まだまだ復興の道半ばですが、この鎮魂復興市民植樹祭が南相馬市の光の射す、その一歩になれるよう今後も応援していきます。(事務局 塚崎将幸)
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