コツコツと積み重ねてきた活動で自信と確信を得た南相馬市鎮魂復興市民植樹祭応援隊
2月23日、南相馬市鎮魂復興市民植樹祭応援隊が第5回総会を開催しました。冒頭にこれまでの活動を振り返ろうと、事務局スタッフの佐藤さんと東城敏男さんが協力して作成されたパワーポイントを見ました。
主催者の渡部代表からは「8年前の惨事を決して忘れることはできません。防潮林が壊滅した。今は新たな防潮林の再生に向けてボランティアに支えていただきました。今後ともよろしくお願いしたい」と、挨拶がありました。
来賓として、福島県議会議員の高野光二さん、南相馬市・山田生活環境課課長と辻さん、原町地区連合・白坂議長、そして森びとは筆者が連帯の挨拶をし、衆議院議員・金子恵美さんからは激励メッセージをいただきました。
その後、事務局から1年間の活動経過と決算が報告されたあと、次の1年間の活動計画と予算が提案されました。今後は、第7回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭に関する作業をはじめ、市役所と協力しての第3回~第6回植樹祭会場の育樹活動や第1回植樹祭会場(2013年10月6日)の植生調査を3月に開催すること、4月13日に第1回植樹祭会場の観察会・観桜会を開催することなどが確認されました。
質疑では、「第7回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭の概要を教えてほしい」「植樹祭の準備の際にマナー・モラルの問題として、ところ構わずタバコを吸っているので、喫煙所を設けるなどしていただきたい」「第1回から参加しているが、子供の成長と同じようにスクスクと育っている。空気が乾燥していて水やりをしないと(苗木が)枯れてしまうので、10月以降8回水やりをしてきた」「積極的に若い人にも呼び掛けて、応援隊を活性化させよう」などの意見が出されました。
新役員には、岩橋恵美さんが加わり、スタッフの水井清光さん(前市議会議員)が新たに顧問に就任されました。
今年も応援隊は、心をひとつにして南相馬市の新しいふるさとづくりのために、奮闘していく熱意の伝わる総会でした。
(報告:事務局・小林敬)
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