温暖化防止に地球人の心をひとつへ“恩送り事業”!
久しぶりに喧騒な東京に帰ると懐かしい友から手紙が届いていた。差出人は、当委員会のイメージソングを作詞作曲し、ライブコンサートなどで歌っているチョージさんのマネージャーからの手紙だった。中身は、今月16日、横浜でコンサートがあるから会いたいと言うことだった。早速、マネージャーに電話して会うことにした。
今日は、朝のラジオでも紹介されたように田中正造さんが明治天皇に足尾銅山の毒害防止を直訴した日。14年前の今日は、当委員会が設立日でもある。
14年前、設立メンバーが時間をかけて“地球温暖化をなんとか防げないか”と、二酸化炭素吸収をする森をつくり、森を元気にしていこうと“山と心に木を植える”を合言葉に活動することになった。その精神は、村びとたちと共に闘った田中正造さんの生き様であった。彼の日記に書かれていた「真の文明は 山を荒さず 川を荒さず 村を破らず 人を殺さざるべし」というメッセージを現代社会の課題に活かしていこうと語り合った、当時の熱い心を想い起こした。
今月15日には、東京にも広葉樹の森をつくろうと「どんぐり拾いウォーキング」が開催される。地球温暖化にブレーキをかける“地球人の恩送り事業”が歩き出した。
暫くぶりに会うチョージさんと、この事業への熱い思いを共有したい。(理事 髙橋佳夫)
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