自然界は、人間の都合を考えてはくれない!
猛暑はスペイン、アメリカ、スウェーデン、そして日本でもその猛威は、山火事、農作物などに被害を強いているようですね。昨日の足尾・松木沢は午前9時で気温26度、快晴。台風12号で待望の雨が降り、足尾ダムでは三河(久蔵、松木、仁田元)水量が増し、ドドドーと轟音を響かせていました。予想通りに森びと広場に向かう松木川沿いの道は通行止めなっていました。
集まったスタッフは4人、臼沢の森の草刈りをやることが即座に決まり、早速、道具を担いで出発。“草に覆われている苗木達が可愛そう!”という思いが私たちの気持ちを動かしました。
深緑に輝いている美しい森の上には、青い空と白い雲、そして照りつける太陽で真夏の主役が揃っていました。話をする余裕がないほどに伸びている草を刈る音は、静かな山肌に響いていました。熱中症に気を付けて
作業は午前中まで、火照った体を冷やしてくれたのは沢水でした。自然の恵みで頭を冷やすと、まさに天国という気分でした。
身体の疲労を和らげてくれたのが、松村(宗)さんが用意してくれた「梅酢」でした。先人の知恵に感謝でした。
午後は軽めの作業に徹して、民集の杜のチェックと、みちくさ前の「松木の庭」のチェックとしました。8月5日には、桐生市の樹徳高校の先生・生徒の皆さんが訪ねて来ます。この3年間に育てた苗木たちの草取りが予定されています。現場に行ってみると、鬱蒼とした草の中で、幼木達はひっそりと生きているようでした。この植物社会を見て、生徒達は“どんなことを思うのか!。それも学習のひとつだと思い、そのままの状態にして私たちは森びと広場に戻ってきました。酷暑と向き合って奮闘したスタッフは、鎌田、松村(宗)、加賀、橋倉でした。(報告 橋倉喜一)
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