“山と心に木を植えた”感動と微笑み、そして感謝
今年も半年目に入った。気象庁は、今年の春の全国平均気温は観測史上最高であったと発表した。先月の植樹祭で足尾の荒れ地に植えた幼木たちは少しばかりの雨でも大地に根を伸ばしているようだ。昨日、その様子を見てきた。
ところで先月の植樹祭に参加してくれた小田さんが『丹波新聞』のコラム欄に寄稿してくれた。下の写真がその「コラム」。小田さま、感動を伝えていただきありがとうございました。
それに応えてくれたかのように、毎年参加している「希望の家」の参加者から、植樹祭の感想が送られてきた。その一部を紹介する。
「今年で足尾の植樹参加は10回目なので、大ベテランです。インストラクターから苗木の植え方が上手いねと言われて嬉しかった。」
「雨と突風がしんぱいだったのでベランダにてるてる坊主をかざりました。翌日、ひざしがでたのを見てバンザ~イしました。コンクリートの中での生活とはまるで違いました。支援員がやさしくおくりむかえしてくれた、何か感じるものを受け取りました」
「どんぐりの苗木植えが楽しかったです。キツネがとてもかわいかったです。おにぎりとから揚げもとても美味しかったです。」
「2回目の参加です。木を無駄にしたり、捨てたりする人がいるという話をスタッフから聞いたので“ヒドイ”と思いました。」
「風が強いので飛ばされると思っていたが平気でした。はじめて見たキツネはさわりたいほどカワイイ。来年もガンバリます。」
「どんぐりの苗木を植えて、竹棒を立てて8の字に朝ひもで縛りました。これを何回も繰り返し、最後はもみ殻を敷きました。成長するのが楽しみです。」「なえ(苗)ですきなのはコナラです。ぼくは動物ハンターです。しぜんのにおいがよかった。森びと仲良くできたこととキツネがいてよかったです。」
「希望の家」の皆さん、感想文を送って頂きありがとうございました。また、当日は美味しいイチゴもご馳走様でした。
足尾のスタッフ達は降雨が少ないことが心配ですが、季節の巡行と人知を超えた草木のパワーに期待している。(理事 髙橋佳夫)
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