生態観察会 ~民集の杜での昆虫観察~
6月2日(土)は今年度第一回の観察会の日でした。今回は昆虫観察で、民集の杜の2014年植樹場周辺にて昆虫採集を行いました。植樹した場所にどういう昆虫が戻ってきているのかを調査するためです。
ただ、昆虫採集といっても、われわれメンバーは、少年時代以来のことで、まったくの素人でもあります。そこで、われらの青木淳一先生の「むし学」の昆虫採集を参考にしました。
植樹場の木々は、今の時期ぐんぐんと生長をしている様子です。2014年植樹の木々はすっかり人の高さを超え、りっぱな森を形成しています。エゴノキはりっぱな花を咲かせていました。
昆虫採集はその林縁周辺で行いました。不慣れなわれわれは、最初は、蝶々などを追いかけたりしましたが、つかまらず、待ち伏せしている方がよくつかまることわかりました。
午前中をかけて行い、採取できた昆虫は飼育ケースへいれました。
午後は、図鑑をめくりながら、これは何々といいながら種名を特定いたしました。
ヒメウラナミジャノメ
ツマジロカメムシ
今回、標本セットを用意してないこともあり、採集した虫を撮影することのみにおわりましたが、次回は、標本できるように準備していこうと話しました。
また、観察会では、ただ種名を特定するだけにとどまらず、それが森とどういう関係性をもっているのか調べることが大切と考えてます。今日は序の口で15種の昆虫を特定できましたが、これらを機会に昆虫たちをより知り、それらが森とどういう関係性をもっているのか、もっと知りたいと思っています。
(報告 事務局員 宮原 哲也)
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