植樹祭まであと18日。現場では強者たちの力で着々と準備が進んでいます。
9時過ぎの足尾の気温は20℃でした。早速、今日の責任者である加賀さんより作業説明がされ、打ち合わせを行いました。また、橋倉スタッフより作業を手伝って下さる仲間として、グリーントラスト宇都宮の諏訪さんが紹介されました。以前、足尾にいらしたことがあるそうですが、育った森の生長している姿に感動を覚えていました。
午前中は、今月19日に開催する「第37回足尾ふるさとの森づくり」の植樹会場の一つである「臼沢の森」での食害防止のネット張りを行いました。5mほどある丸めたネットや単管を協力しながら運んで、急斜面の階段を300段以上登りました。すでに森になっていますので、横や上にも注意をしながら、また2人で運ぶことは相手と呼吸をあわせながらですので、非常に難しいことが分かりました。これまでスタッフの方が何度と何十度とこのことを経験されて、ネット張りをされたからこそ、ここまでの森ができていることを忘れてはならないことを改めて経験を通して実感することができました。
ここはかつて植樹をしたところですが、シカやウサギの食害に遭い、補植しなくてはならなくなった場所です。現場に到着すると、うぐいすの鳴き声が聞こえ、爽やかな風が吹き、強者が多くいましたので、非常に作業が捗りました。
お昼は、塚原さんから「みんなで食べて!」とわかめとハスのお惣菜をいただきましたので、美味しくいただきました。疲れが吹き飛びました。塚原さん、ありがとうございました。
午後は、先月ビニールハウスを2基解体をしましたので、外した骨組みを一時的に場所を移し、ビニールハウス横の盛土を整地しました。この整地によって、今年の植樹祭での昼食・トーク&トーク会場は広くスペースが取ることができますので、どのようにテントを配置するかどうかなど、みんなで思案しました。
小川スタッフは、新たな水洗い場をつくるために、ホースの穴の開いている箇所のチェックをし、補修をして下さいました。
気象庁によると、東京都心の4月中の夏日は9日間で、過去最多だった1998年の6日間を大幅に更新した。日本の南側にある高気圧の勢力が例年より強くなっているため、日本の北側にある低気圧に向かって暖かい風が吹き込んだことが要因という(毎日新聞)。5月19日の植樹祭では、参加者の皆さんと地球温暖化にブレーキをかける暮らしは待ったなし!であり、それは一人ひとりが行動することでしか打開できないことを感じていただける場をつくっていきたいと思います。是非、お待ちしています。
今日の作業者は髙橋、松村宗雄、橋倉、諏訪、仁平、加賀、小川と筆者でした。
(報告:事務局・小林敬)
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