彼岸の中日、雪降る中で生きものたちの息遣い、
天気予報通りに雪が降った足尾。10時前、「どくだみ荘」でペンを執っていると、玄関の先で「タカハシさ~ん」と声がした。塚原さんが、彼岸の中日だからと言ってチラシズシを持って来てくれた。お礼を言って塚原さんの後姿を見ると、外は細かな雪が降っていた。
急いで冬の感謝デーで使った大なべやお椀を洗った食器類を森びと広場の作業小屋に運んだ。広場の気温は0度、周囲の山の山頂は写真の通り白くなっていた。
猿にとっては春の温かい陽を浴びながらヤナギの蕾(写真)をいただくのだが、今日は猿の食事風景は無かった。
キジの雄も雌を探しているようだったが、近くには雌の姿はなく、キジは寒そうであった。
「みちくさ」の池ではヤマアカガエルが産卵、その卵の中では黒く小さな粒が動いていた。冷たいだろうと沢水が流れるようにしてやった。
松木川を見ていると、写真には取れなかったがカワウ2羽が、松木川上流に向かって飛んで行った。昨年は1羽だったが今日は2羽、つがいなのか分からないが餌の魚が豊富なのか、これからも注目したい。雪が止みそうにないので、「どくだみ荘」に戻った。(報告 髙橋佳夫)
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