心をひとつにみんなで頑張った森作業
6月17日(土)は、梅雨の中休みのさわやかな天気でした。
今日は毎年参加していただいている群馬大学工業会桐生支部会員・家族25名が作業に来てくれました。外国(ケニア・ジンバブエ・中国)の方も来ていただきました。普段の暮らしでは多くの二酸化炭素を排出しているので、今日一日は二酸化炭素の排出を極力抑えて移動から、食事までを電力を使わずに行動したいという考えだそうです。
森びと・松井理事が歓迎の挨拶で「木は根・根は土。小さな苗木に栄養が行き渡るよう丁寧に草を抜いてください」と話し、群大工業会桐生支部を代表し、新井氏よりご挨拶をいただきました。
苗床へ移動し岡部事務局員から、作業手順説明を行い1時間30分で900ポットの苗が綺麗に手入れされました。虫が嫌いな子供たちは怖がりながらも作業を行ってくれました。「虫が怖かったですが、土を触ることは好きです。また来ます」「今日は臼沢に登らないですか?また植樹に来たいです」など感想をいただきました。
一方、森びとスタッフの猛者7名は、マルチング用の大量の籾殻を背負い今年の植樹祭で植えた会場地を目指しました。
眼下に群馬工大工業会のみなさんの頑張りを眺めながら、マルチング(籾殻まき)・獣害防止ネットの整備を行いました。臼沢の植樹会場の景色は一面に草が生い茂り雑草の育ちに感心しながら草刈りの計画を考えました。苗を覆う雑草ですが、刈ってマルチングにすれば役に立ってくれます。
午後は、スタッフの発案で、「植樹会場の後片付けをやろう!」という話になり、腐葉土の整理を汗を流しながら行いました。これは、来年に向けての保管ですが、劣化防止にもなり必要な作業です。キツネの手も借りたいほどでしたが、時折のんびりこちらの様子を見つめる2匹に和まされました。
「山と心に木を植えよう」を合言葉に、木々の成長に耳を傾けながら一日一日の作業に手を抜けないな~と感じた一日でした。
スタッフのみなさんご苦労様でした。今日のボランティアは、鎌田、橋倉、加賀、柳澤、小川、松井、松村(宗)、仁平、水落、岡部、唐澤(敬称略)でした。
(報告:仁平)
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