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2016年5月の26件の記事

2016年5月31日 (火)

宇都宮市で”森づくりでエコな暮らし”を考えました

栃木県宇都宮市で『森づくりでエコな暮らし 原発に頼らない暮らしを考える市民フォーラム』を開催しました。森びと・栃木県ファンクラブ(栃木県メンバー)が、一から手作りしたフォーラムで、県内外から50数名の方にご参加いただきました。

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フォーラムの主旨は「私たち市民の目線で『エコな暮らし』を考える」です。この主旨にご賛同いただき、快く登壇を引き受けてくださったのが、那須野ヶ原土地改良区連合 参事 星野恵美子さんです。

星野さんは、日本三大疎水の一つである「那須疎水」の水の管理と共に、疎水の勾配を利用して小水力発電事業を成功に導いた実績をお持ちです。さらにはご自身で1ヘクタールもの土地を手に入れ、農業にも参入しておられます。 

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プログラムは、まず、開会挨拶を栃木県ファンクラブ会長・鎌田スタッフが述べ、続いて「森びと10年の歩み」のDVDを橋倉スタッフの案内で観ていただきました。司会は、唐澤スタッフが担当しました。

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続いて、星野さんが事業内容をご説明され、いよいよ、星野さんと、森びと・高橋佳夫副理事長の「トーク&トーク」が始まりました。約70分間、会場はトークに耳を傾けて『エコな暮らし』について考えました。

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高橋副理事長からは、東日本大震災と原発の恐ろしさ、近年報告に暇がない異常気候や気象、企業やメディア依存型の暮らしへの疑問、地産地消やフードマイレージ、私たちは自然に生かされていること、いま私たちができることは何か?等、さまざまな角度から提言があり、星野さんはご自身の立場からご発言されました。

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●原発の恐ろしさと自然エネルギーについて

「那須塩原市の放射線量も低下していますが、いまだに水路や窪地には5~10μSv/hの高放射線量が測定されます。」 

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「原子力の恐ろしさは暴走したら止められないことにあると思います。私たちは、小水力発電やバイオマス(家畜糞尿を活用)等の自然エネルギー開発を進め、実用化につなげてきました。身近なところに水路があれば、ぜひ小水力発電をやってみてください。お教えしますよ。」

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●自然環境の変化について

「平成に入ってから、水路の水量がどうも変なのです。那珂川の水源の深山ダムから太平洋の河口まで川沿いに調べたことがありました。すると、断流(水が枯渇してる)箇所がいくつもあったのです。つまり、欲しい時に水門から水が取れない状況が続いており、自然界がおかしいと感じています。現在は、水が行きわたるように、各水門を調節するよう努めています。」

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「農家の方から『山や雲や夕焼けから気象が読めなくなった』と聞きます。21世紀は水問題が深刻化するという予測もあります。人間は“工夫”して暮らしを変えてきましたが、言い換えれば“破壊”だったのかもしれません。昔に戻れとは言いませんが、電力もガスも原子力もなかった<過去の暮らし>は、もしかしたら<未来の暮らし>かもしれません。命を守るためには、まず食べるものを変えたり、地域のものを地域で食べたり、できることから実践することだと思います。」

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 ●食料自給率と私たちにできること

「現在、日本人は61%もの食料を海外に頼っています。私たちの身体はもはや「国産」ではありませんね(笑)。また、輸送船6000隻超のうち、日本船はたった95隻に過ぎません。何か起きたら日本はあっという間に食糧危機に陥ってしまうでしょう。そもそも人は、自分で自分を生かす、家族を生かすために苦労を積んで来ました。皆さん、スーパーのビニール袋で構わないので、土を入れて、じゃがいもを埋めてみてください。芽が出て、じゃがいもができます。そうやって「できる」と実感することが大切だと私は思っています。」 

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「牛肉を1kg作るために12kgのトウモロコシや大豆の飼料を与えるのですが、こうした“迂回生産”をするよりも、直接トウモロコシや大豆を食べて、たんぱく質を摂取すれば良いのではないでしょうか。」

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最後に、稲葉理事の挨拶でフォーラムは閉会しました。

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星野さんは、那珂川の上流で「1000年の森プロジェクト」を進めています。森びとも1000年の森づくりを目指しています。水の源・食の源・命の源は森にある、という実感も共有することができたフォーラムだったと思います。

星野恵美子様、高橋副理事長、誠にありがとうございました。

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【参加者の声(アンケートより)】

◆ポリ袋に土を入れてじゃかいもの苗を植えてみんなに配る。じゃがいもができて、土の大切さに気づいてくれてアスファルトだらけの庭が少しずつ土の見える庭に変わって行ったら、温暖化を防ぐ、少しの助けになるのではと思った次第です(下野市・女性) 

◆星野さんや高橋さんのトークを拝聴して感じた事は、もう一度自分自身の環境を考え直してみたい。(宇都宮市・男性) 

◆忘れかけていたエコな暮らしを学ぶ機会にふれてとても勉強になりました。エコの大切な事、改めて考えて行きたいと思います。(埼玉県・女性) 

◆私たちができること、それは、自然エネルギーを第一にしていくことであり、今後も原発に頼らない生活をしていくことがたいせつであり、あまり欲をもたない。それ相応の生活をしていく。生活を工夫して、自分の家族を命を守っていきたい。(福島県 男性)

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栃木県ファンクラブのメンバーは、フォーラムの成功を目指して共に頑張り、結束もさらに強まりました。メンバーは稲葉理事、鎌田会長、橋倉、加賀、小川、福田、清水、小柴、唐澤、そして新メンバーの滝沢千春さんでした。お疲れ様でした。

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森びとのフォーラムは、4月に福島県南相馬市でスタートしました。6月は千葉県と神奈川県で開催です。(栃木県ファンクラブスタッフ&事務局スタッフ 唐澤真子)

梅雨の森の中で、自然と人間の営みを考えたい

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 案内文や挨拶文を書く機会が多くなって、文の書き出しで「立春の候、立夏の候・・・」と書く。2月に挨拶文を書いていると、「立春の候・・」に関して先輩と話す機会があった。「立春の候、立夏の候」とは、言うまでもなく暦の上で「しだいに春、夏めいてくるころ」を意味しているが、現実的には、梅や桜の開花も例年早くなり、足尾では1週間も早く桜が満開となった。立夏を迎えた5月は各地で真夏日が観測され、夏本番の天気だ。21日の植樹祭で植えた苗木が気にかかる。

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 先輩との話は、「○○の候・・」と書き出した案内文や挨拶文を受け取った方々には「夏めいてくるころ」という感じを受けないのでないか、ということだった。自然と人間の営みにも、何か、変化を感じた話であった。

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 ところで明日からは6月、梅雨の時季である。私はこの時季を好まない。16年前に右腕を骨折した箇所が疼くからである。外に出ても空は雨雲に覆われる日が多く、湿度も高いと気分も滅入る。その上、右腕の疼きが気になって仕方ない。気圧が下がり、血流が悪くなるために疼くらしい。

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 苗木にとっての梅雨は大歓迎だろう。雨の恵みを得て、荒廃地に根を張れる元気が湧いてくる時季だから。私も梅雨の時季を歓迎し、血流を良くする入浴やストレッチをすればよい、という気持ちに切り替えなければならない。

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 森には、生物多様性の保全、地球環境保全の他、癒しの場という機能を持ち合わせている。森の中では、人間以外の生き物たち社会で支え合い、私たち人間が生きていくことに欠かせない大切な役割をしている。雨が降る日が多い季節になるが、そういう時こそ外に出て、森から育まれている私たちの命の有難さを再認識したい。

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 心地よい汗をかいて、古傷と上手に付き合っていきたい。(事務局長 小林 敬)

2016年5月28日 (土)

みちくさにたくさんの「ひと」があつまりました

本日は雲がおおめで過ごしやすい一日。エゾハルゼミのちょっとさみしげな鳴き声があたりを包んでいました。

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お隣では、毎年実施している栃木県造園建設業協会の皆さんの植樹会が開かれていて、学生・生徒さんたちがたくさん参加されていました。

去年も来てくれたとのことですが、僕が会うのは2年ぶり。那須烏山から植樹会に参加するため、はるばるやってきてくれたのは、小学校3年生と1年生になってさらに可愛らしくなったあーちゃんとみーちゃん。今回も脇目もふらず?お母さんと一緒に”みちくさ”にまっすぐやってきてくれたそうです。おかえりなさいhappy01。池でオタマジャクシつかみをやっていたらシマヘビも挨拶に来てくれましたよ。

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素敵な絵を残していってくれました。来年は僕たちの植樹祭にも参加してくださいね!

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歩きびとのゼミナール、甲斐谷さんご一行がいらしたのがお昼過ぎ。”みちくさ”でお昼をとっていかれました。みなさんは、日本の「公害の原点」を歩くという企画で、田中正造の足跡を巡って学習会をされていて、今日が三回目だそうです。歩きびとに森びと。いろんな「びと」がこうして集うっていいですよね。森びとの声に書いて頂いた「自然との共生をすべての人が望むようになって欲しいです」には心から共感しました。

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かもしか君、森のくまさん、そして「つねきち」に会いに、”みちくさ”を目指して来てくれたお二人。今月の1日から間を開けずに来てくれたのもそうですが、このブログを見てくれている、というのがまた嬉しいです。

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期待したみんなに会えなくて帰ろうとしたまさにその時、森びと広場にキツネの影が!!近くで見たり撮影はできなかったようでしたが、まずは願いがかなって良かったです。想いは通じるんですねshine。今回来れなかったヒグマの兄さんも一緒にまたぜひ。今度はいい写真が取れるかな。

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埼玉からのお二人はイワナ釣り「びと」。そこそこの釣果だったそうです。足尾は自分たちのフィールドで、良く来ているそうですが、いつもは一日中川に入っているため、”みちくさ”が開いていたのは初めてだったとのこと。釣りをされている方はあまり立ち寄ってくれることが少ないので貴重でした。おすすめした、かじか荘の温泉spa、気に入ってもらえるといいのですけれど。。。

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ところでこの写真、僕らの植樹地、臼沢の上の方の様子です。なんか変じゃありません?

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実は下の部分に葉っぱが全然ないんです。見事に鹿にやられっちゃいました。これを称してディアラインというそうですが、あんまり嬉しくない・・・イヤナラインなんですよねpunch。。。なんとかしなきゃ。(舎人 小井土、小黒 本日の線量 0.136μSv)

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キツネの親子に和まされて森作業

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P5284315作業にはとても良い天気でした。植樹祭から一週間後の本日、足尾町赤倉周辺は何時もの香りが漂って言いました。ニセアカシヤの甘い香りと白い花が社宅から山の全斜面に広がっていました。

P5284328 21日に植えた4.200本の苗木達も元気そうでした。

P5280062 日差しはありましたが、暑くもなく森作業で身体を動かしても汗をかきませんでした。作業小屋に着くと、仁平スタッフが「小屋の床下に動物が入っているらしい」、松村スタッフは「アナグマかなあー」と言っていました。

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P5284334 午前中は来月の植樹祭準備、苗木を150本苗床に揃え、現場にはその分の培養土を運びました。マルチングの樹皮も植樹会場近くに置き、重機で植樹し易いように土中を撹拌させました。  

P5284363 昼食を食べていると、約1年ぶりに“ツネ子”が顔を見せてくれました。しばらく顔を見せてくれた“ツネ子”に心が和みました。

P5284367 午後は、「民集の杜」では松村さんが草抜き、仁平さんと筆者は「松木の杜」にコナラを補植しました。途中、“ツネ子”はコギツネを連れて「松木の杜」を歩いていました。二匹のコギツネが目撃されました。そうしていると、作業小屋の床下にキツネの親子が入って行き、床下の住人がキツネの親子だと分かりました。

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P5280068 森の中では、蝶や蜂たちが一生懸命になって蜜を集めたり、子育てをしていました。今日のボランティアは、松村、仁平でした。お疲れ様でした。(報告 高橋佳夫)

2016年5月26日 (木)

「支え合い、助け合い、思いやり」という“木”も植えました

 先日の植樹祭に参加された女性から感想が届きましたので紹介します。

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Photo_2 植樹祭では色々な場面で初めの方々が支え合っているようすが伺えました。すいとん汁を作った若い事務局員は、先輩夫婦のアドバイスを受けて初めての挑戦でした。

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Photo_3 植樹会場では男性が女性を手助けし、土運びや穴掘りを行っていました。

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2_2 記念品になるようにと、森作業の合間に、スタッフが作った品々でした。

Photo_5 植樹祭開始前には、国鉄時代の運転士同期生たちが50年を記念して未来を生きる若者たちに、大きな木を残してくれました。

Photo_6 野木町の「れんがの窯を愛する会」は廃村に追い込まれた谷中村民の心を忘れまいと、クワノキを植えてくれました。

Photo_7 参加者の皆さんが帰った後は、スタッフとサポーターがテントを返却し、ゴミの片づけ、道具の掃除等をしました。植樹祭を成功裏に導いてくれたすべての森ともの皆さん、改めてありがとうございました。(理事 髙橋佳夫)

2016年5月24日 (火)

植樹祭がありました!

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今日は 「第35回足尾ふるさと森づくり」が行われていました。ここ足尾はまさに新緑が山を埋め尽くしている時期です。沖縄ではこういう景色は見られないと友人が言っていました。寒い地方の特権かもしれません。自分達が10年前に植樹した臼沢の森も柔らかな緑に覆われていて感動します。

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午前中は、当会理事長の岸井さんが顔を出してくれたのでコーヒーを一緒に飲み、その後、友人がやってきてお互いに健康を確認して終わりました。

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お昼ごろ、みちくさの水が出なくなったため、頑張ってそれを直しました。お昼すぎに夫妻が一組訪れてくれ、「皆さんの活動を心か応援します。松木村があった頃のような緑豊かな森、山となるようにどうか頑張ってください!」という激励の言葉をいただきました。

その後は3組ほど、植樹後に訪れてくれた皆さんと楽しく話をすることができました。

東京からいらした劉さんからは「植樹活動の大変さ、大切さなどをしみじみ感じさせていただきました」という感想をいただきました。また遊びに来てくださいね。

星の観察で以前遊びに来てくれた一渓くんは今回家族の皆さんとの参加で、「星の観察を次は成功させたいです!」という言葉を森ともの声に書いてくれました。次こそは是非!!

「家族4人で参加させてもらいました。初めての参加でしたが、本当に良い体験ができました」と書いてれたのは柳さん一家。植えた木をまた4人で見に来てほしいです(舎人 田岡 本日の線量 0.186μSv)。

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2016年5月22日 (日)

桐生RC・大人から子供たちへ、森と生きる心をバトンタッチ

Photo_15 今年も桐生RAC(ローターアクトクラブ)は足尾の荒廃地に木を植えてくれました。今年は、桐生RC(ロータリークラブ)との合同植樹祭として開催されました。

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P5222954 植樹の前に皆さんは、足尾町内で足尾の歴史を振り返りました。この場には、当会東京事務所副所長・清水卓、事務局次長・小黒伸也が伺い、人間は森(自然)に生かされている事や足尾の歴史などを伝えさせていただきました。

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Photo_18 午後1時頃には参加者約80名が足尾松木沢・「民集の杜」に到着した皆さん。毎年の植樹祭を実施されている皆さんに、高橋副理事長から歓迎とお礼のあいさつをしました。

Photo_17 その後は、森ともインストラクター岡安さんが植樹方法のアドバイスをしました。

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1_2 真剣になってアドバイスを聞いてくれた皆さんは、一本一本丁寧に幼木を植えてくれました。当初は、600本の苗木を植える予定でしたが、帰路の時間制約があり、6種・450本の苗木を植えてくれました。

Photo_20 最後は全員集合して記念写真を撮り、その後は、参加者を代表して女の子が私たちに「感謝のことば」を送ってくれました。とても心に響いた言葉でした。私たちの心に木を植えて頂きありがとうございました。

Photo_21 毎年参加している桐生第一高校の生徒の元気で健やかな皆さんからも元気を頂きました。

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2 桐生RC、桐生RACの皆さん、いのちを育む幼木450本を荒廃地に植えていただきありがとうございました。

Photo_23 今日のボランティアは、鎌田、松村宗、岡安、小井土、松井、橋倉、仁平、清水、小黒でした。スタッフの皆さん、お疲れ様でした。(報告 髙橋佳夫)

未来のいのちを育む木々を足尾・松木村跡地に植えました

Photo 汗ばむ夏日、足尾松木沢の朝、周囲のヤシャブシの木々からはエゾハルゼミが鳴いていました。森びとスタッフは8時から全国から集まる300名の植林ボランティアを待ちました。

Photo_2 9時には、森びとインストラクター等植樹をサポートする準備スタッフが最終の打合せ、それぞれの担当場所で“森とも”の皆さんを待ちました。

Photo_3 集った皆さんは、昨年植樹した木々たちの生長を見ながら、今年の植樹会場へ進み、「メガネ橋」から一昨年植えた木々たちを眺め、木々たちの力強い生長を感じたようです。

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Photo_8 4ブロックに分かれた皆さんは、サポーターの植林アドバイスを受け、傾斜が約15度はある斜面に4.200本の苗木を植えてくれました。

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Photo_10 木の命でもある土を丁寧に運び、穴を掘り、ポットから丁寧に苗木を外し、荒廃地にそっと植えていました。その後は、“苗木たちよ大きくなれ”と願いを込めて、根が動かない為に、紐を笹竹(支柱)に結び付けていました。

Photo_11 植樹は爽やかな沢風を感じながら、3時間以上も続けて頂き、最後のマルチングをしていただきました。1.100㎡の斜面には、未来のいのちを育む苗木の臼黄緑色の若葉を付けていました。全国の“森とも”の皆さん、大変お疲れ様でした。

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1 昼食は、汁チームのスタッフが心を込めて作ってくれたすいとん汁と弁当を食べ、「森ともの集い」が始まりました。今年の「トーク&トーク」は、クイズ形式で進められ、私たちは森の恵みに生かされていることを改めて考えて頂きました。

Photo_14 最後には、全員で記念写真を撮って帰路につきました。昨日は、事故もなく、大きな怪我も無く「第35回足尾・ふるさとの森づくり」をスタッフ、参加者の皆さんで大成功させていただきました。参加者の皆さん、ありがとうございました。準備スタッフの皆さん、お疲れ様でした。(報告 高橋佳夫)

 

2016年5月19日 (木)

“山と心に木を植える”植樹の準備が整いました

P5194264 今日は7時半から18時半まで森作業をしました。いつものように朝は自然からのメッセージを聴きました。今日はモズが朝の挨拶と“子育ての邪魔はするな”と言っているようでした。

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P5194144 今日は、いのちを育む苗木の納品です。最初は、岡安スタッフたちが育てたブナ400本、

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P5194156 その後は大型トラックで運ばれてきた苗木を降ろして、トレイに分けました。14種・420本の苗木を各ブロック事毎にトレイに分けて、撒水をしました。

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P5194271 「どくだみ荘」に帰る時には、“張り切りすぎるな”と気を使ってくれている感じがしました。今日のボランティアは、鎌田、岡安、仁平スタッフでした。遅くまでお疲れ様でした。(報告 高橋佳夫)

2016年5月18日 (水)

何百年と生き続けられるように、再び土を耕す

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P5184127 雨上がりの快晴ということで爽やかな松木川の風と青空が見たくなって、朝7時50分着。足尾グランドキャニオン、中倉山そして臼沢の森を見渡しました。

P5184135 植樹祭まで3日となり、今日は、昨日の雨の恵みをいただいた土を撹拌させて整地しました。岩の多い草地を開墾した後、炭と黒土を運び入れた地を、再び重機で開墾しました。

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P5184129 仁平スタッフと福田スタッフは、苗木、スコップ、移植ごて、笹竹等を植樹会場内に運び入れました。

P5180044 重機のエンジンを止めて休憩すると、ヤシャブシの林からエゾハルゼミの鳴き声が聴こえてきました。午後の気温は28.5度まで上がり、空気が乾燥していたのでハルゼミの声が一段と透きとおっていました。植樹祭には300名を超す“森とも”の皆さんが集ってくれます。怪我なく、事故なく楽しい植林ボランティアを過ごしていただけるように、スタッフは最後の準備に汗しています。今日のボランティアは、仁平、福田スタッフでした。お疲れ様でした。(報告 高橋佳夫)

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