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2016年4月 2日 (土)

今日から、みちくさオープン!!です。

今日の足尾の温度計は9℃で花冷えとなり、少し寒さを感じる陽気でした。

そんななか、臼沢植樹場所のコナラなどが芽吹いているように感じている事や入り口にあるシラカンバの木などは、春がそこまでやってきていることを感じている様にみどりかかって来ています。

P4020004 みちくさのストーブに薪を入れ、訪れる森ともを待ちながら準備をしました。

P4020002 うっすらと明るくなってきたとき、「下見に来たんですけど・・」という声で、みちくさオープン最初のゲストが訪れてくれました。足尾の景色を見て、「すごいですね」という話のなかで生活が奪われてしまう事は、あってはならないことですねという、松木に住んでいた人たちの想いを話してくれました。

最後は、いつもの所で写真をパチリと撮り、谷中村までの歴史を辿ってみたいと言いながら、みんなで来ますよ。という言葉でお別れしました。

P4020007足尾の桜前線は、もう少し待つようです。 

<今日の線量0、164μSv   舎人 仁平>

森に生かされている人間の心と実行力

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P3313471 先月27日の植樹祭から5日目を迎え、暦は4月に入りました。東京の桜は満開となり、多くの皆さんが桜から癒され、芸術創作へ誘われ、友との絆を深めている。ヤマブキも黄色い花を輝かせている。

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P3283439 南相馬市の植樹祭をリードした“森とも”の皆さんから、感想が届いている。南相馬市から福島駅間のバスの中で、「ほら貝の音色が心に響いた。昨年植えた椿が一輪の花を咲かせていたが、塩が混じった寒風に耐え抜いて生きていることに自信をもった。昨年の木々は葉が茶色になっていたが、幹が太くなっている様子を見て安心した。植林ボランティアが私たちの話を聞いてくれて嬉しかった」、等など。サポートした皆さんは、当日のボランティアや木々たちからやりがいと元気をもらっている。

P3283447 また、茨城県のNさん(女性)からは、「今回の植樹祭に参加するにはふたつの楽しみがあった。それは、昨年の植樹祭で偶然出会ったM子さんに再会できること。ハンディキャップのあるM子さんは、お兄さんと一生懸命に幼木を植えていた。元気で、笑顔いっぱいのもM子さんと再会して、私は、心の中に“優しく支え合う木を植えられた”とM子さんに感謝しました。」、とメールが届きました。

P3273385 さらに、福島駅までの車中には「市民応援隊」の東城夫婦から電話があり、帰り道に苗床に寄って、乾いていたポットの土に散水した、という連絡でした。このような方々の支えによって、各地の命を育む森は育てられている。

P3233320 日比谷公園のクスノキも古い葉を落とし、新しい葉が陽を受けている。(理事 髙橋佳夫)

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