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2016年4月の32件の記事

2016年4月10日 (日)

桜は来週末が見ごろ?

4/10(日)の松木沢は、9時15分で16度。日中は20度を超え、暖かい1日となりました。

Cimg9937 みちくさ前の枝垂桜です。まだ花びらは見えませんがこのピンク!今にも花びらが弾け出てきそう。来週末はちょうど見頃かもしれませんcherryblossomcherryblossomcherryblossom

今日のお客様は4名。カメラとレンズを提げ昨夜は桐生泊という男性。おなじみ足尾の塚原さん。東京からの尾﨑さんは“足尾井戸端ガイド”山田さんと立ち寄られました。

Cimg9958みちくさノートを見返して「2011年にも立ち寄ってコメント残してたんだなぁ」と懐かしそうでした。鹿の群れの動きを読んで撮影に成功したなど経験豊富なお話、楽しかったです。「ジャンダルムあたりで松木沢を渡ろうと思ったけれど水かさがあってダメだった」とのこと。雪解け水の量からも、春を感じます。

塚原さん、ゴボウ煮物や苺ごちそうさまでした。今日も、足尾の生活のお話、おもしろく教えていただきました。「昨夏足尾の町にもハチの子を狙うクマが出た」「門を閉め忘れたら鹿が夜中に庭に入って大切な新芽を食べられた」「子どもが屋根に上がって布団にくるまりながら流星を眺めた」・・・。星空、本当に美しいそうですshine

Cimg9959 尾﨑さんは20代半ばの会社員。週末ごとに歴史ある地を訪れるそうです。そのきっかけになったのが足尾だそう。「負の遺産と言われる足尾に来た時、もっと歴史を知らなくてはと思ったんです」。今日は約2年半ぶりに原点の足尾へ。山田さんのガイドでさらに理解が深まったそうです。ノートには「今度は植樹などで訪れたい」と書いてくださいました。ぜひ!happy01

岡安スタッフと私は、来月21日の大植樹祭の『お土産』づくりに精を出しました。ナイショですが、下記の写真のどこかにヒントがflair 

ヤシャブシ背後の臼沢の森が緑に染まるのも、もうすぐです。

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<本日の放射線量 0.177μ?   舎人 岡安・唐澤>

 

動物たちを元気にする木々の若葉や花たち

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Photo_2 春の幕開けが眩しく、生き生きしさを感じた足尾・森びと広場。朝8時の気温は12度、昼頃には17度でした。松木のサクラの木はピンク色の化粧が日ごと濃くなり賑やかになりつつあります。

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1 民集の杜では東側の柵沿いに薄っすらと黄色い花を見せているレンギョウ。続いてヤマブキも黄色い花を見せてくれるでしょう。

Photo_4 それにしても今日は、鳥の囀りが多く聴こえました。ウグイス、キジ、シジューカラ、ノビタキ、セキレイ、メジロ、カケス、アカゲラ、ヤマガラ、ヒヨドリが生き生きしていました。

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Photo_7Photo_5 苗床では、シラカンバ、イタヤカエデの若葉が黄緑色を輝かさせていました。広場のサクラも御覧の通り、昨日よりも花を開きました。

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Photo_9 春の色が眩しく、木々や鳥たちの生き生きとした動きを見ながら、今日の森作業は昨日の継続です。南相馬市の森の防潮堤用の苗木タブノキの草取りをは終わりました。越冬できそうにない茶色の葉を付けたタブノキは、初夏までには葉を出してほしいと願って草を取りました。(報告 高橋佳夫)

 

2016年4月 9日 (土)

春のいぶき

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今日の足尾は、気温15度(9:00)快晴ここちよい始まりです。遊働楽舎「みちくさ」ではストーブに火を入れずにこのここちよさで始めました。周辺を散策すると春の息吹を感じられ、今年も「みちくさ」の池には、生まれたばかりのオタマジャクシが元気に泳いでいます。

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昼食後、橋倉さんが手作りのたざるを持ってくれました。松村さんが丹念に調べ、メモを取りながら竹細工でできるか頭をめぐらしていました。その後、「みちくさ」下の畑にジャガイモの種をまいてくれました。 収穫がたのしみです。わたしは、「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」を読んで、幸せこそがもっとも大切な宝、発展とは人間の幸せの味方でなくてはならない、人類が幸福であってこそよりよい生活ができる。そのためにたたかうことに感動しました。わたしもできることを見つけ実行したいと思いました。

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15時30分ごろにジャンダルムを見に宇都宮から来た阿部さんと埼玉の友だちで寄っていただき、「足尾はあまり知られているようでそうでない、でもすごく良い場所だと思います。また、友人を連れて訪れたいと思います。」と「みちくさ」を後にされました。

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 <本日の放射線量 0.150μ?   舎人 松村 小川>

草木の息づかいを感じる春の足尾松木沢

P4093413 各地では夏日の様でしたが、今日の足尾は穏やかな春の一日でした。ここ毎日、足尾松木沢にある森びと広場に向かうのが楽しみです。草木の息づかいと葉の薄化粧色の変化が日ごとに美しくなってくるからです。

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P4093622 苗床のポット苗と草との息づかいは激しさを感じます。草は苗が葉を付ける前に一気に大きくなろうとしています。当然、ポット内の根は御覧の通り、びっしりと土の外側を張ります。これを放置すれば水分や栄養は草に吸収されます。この時季、草取りは大切な森作業です。

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P4093615 また、苗床では昨年秋に播いたドングリ達が芽を出し始めました。これから一年間はこの実から栄養をもらいながら生長します。

P4093630 地中にドングリがあることを猿やネズミは学習しているので、午後は、トロ箱にネットを覆いました。

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P4093602 午前中は、昨日に続き、松木の杜の補植です。3人で100本のクヌギを植えてくれました。

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P4093647 広場の周囲に植えてある桜の息づかいは、花を開くのに“ドキドキ”しているようです。穏やかとは言え、朝夕は冷えるかもしれないので、蕾を一気に開かないようです。

P4093632 それでも一番先に咲くフジ桜は写真のように、小さな花を開いてくれました。

P4093409 ヤシャブシは周囲の茶色を黄緑色に変える春の幕を開けている感じです。今日のボランティアは鎌田、橋倉、加賀でした。(報告 高橋佳夫)

 

2016年4月 8日 (金)

松木川から吹き込む春の香りをのせた沢風

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P4083582 今日は風もなく気温が16度で、暖かい日でした。昨日は雨で冷えた一日でしたが、今日の暖かさで草木から春の息吹が感じられ、春の香り(アセビ)を沢風が運んでいました。

P4073566 若い鹿は数頭の群れをなしてのんびりと若葉を探しているようでした。

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P4083592 今日の森作業は松木の杜に40本のクヌギを補植しました。このクヌギは会員・田岸さんの友人が育ててくれたもので、先月、足尾まで運んでくれました。

P4083576P4083594 足元では薄紫色した花を見せてくれた可憐なスミレが疲れを癒してくれました。今日のボランティアは柳澤スタッフでした。(報告 高橋佳夫)

 

2016年4月 7日 (木)

花見を描いて松木の杜に桜を補植しました

Photo 桜の蕾が膨らみ、間もなく開花するという陽気ですが、朝晩は冷えている足尾松木です。昨夜は布団と毛布をかけて寝ました。森びと広場の朝の気温は7度、天気予報通りの雨でした。

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Photo_2 今日は、2012年暮れに植えた桜数本が鹿と猿の害に遭いましたので、その分の補植をしました。この桜は会員の希望者が購入して植えた桜です。京都議定書の最終約束年に、森ともが約束した記念樹として植えました。

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Photo_5 植えた桜は大塚インストラクターが運び入れ、サトザクラ、ヤマザクラ、シダレザクラの三種・7本を植えました。

Photo_6 雨の日の森作業でしたので作業小屋は薄暗く、自然エネルギーから明かりをもらって昼食を食べました。

Photo_7 松木の杜では、コブシの花が雨の濡れて寒そうでした。

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Photo_9 雨が降るたびに木々の葉が黄緑色のパステルカラーに化粧しています。ひと雨ごとに春祭りが始まる松木沢です。今日のボランティアは、鎌田、仁平、大塚でした。(報告 高橋佳夫)

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桜の開花が待ちどうしい足尾・松木沢

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2016_0406_120508dscn2565今日の松木沢は、春の暖かさに満ち溢れ,森びと広場の桜達も開花が秒読みの状況でした。

2016_0406_095135dscn2556すでに、松木の杜のスイセンは可憐な花を付け、枯れた草の中でひと際目立つ存在でした。

2016_0406_105024dscn2561 今日の森作業は、その松木の杜の「補植準備」作業でした。枯れてしまった苗木の後に新たな苗木を植える準備です。今日は40個の穴を掘って篠竹を立てピンクのリボンを結びました。

育ちが悪くまだ小さい苗には黄色のリボンです。小川スッタフ考案のこの目印は、刈り払い機で草を刈るときに大助かりします。大切な苗木の命がこれで守ることが出来ます。

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 また、明日届く桜の苗木を植えるための、黒土の運搬を行いました。花を沢山つけて欲しくて、道なき道を一輪車で運びます。

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2016_0406_135919dscn2568 午後には、4月30日(土)に行われる「春の感謝デー」での植樹祭会場の通路作りです。参加する皆さんの安全を確保する為の作業です。石ころだらけの山肌に立派な通路が出来ました。

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臼沢の森も間もなく臼緑の若葉に包まれます。紅葉と同じくらい美しい時を迎えるのです。

 今日のスッタフは仁平、小川の二人と、報告・橋倉でした。

2016年4月 5日 (火)

春の訪れを感じながらの森作業・・・

足尾の今朝は、霧が立ち込めていましたが霧が山に吸い込まれると山々の稜線がくっきり浮かび上がって陽ざしも差してきました。 昨日の雨の影響か、木々はたっぷりの水分を含んでいるようでした。

 足尾の森作業も桜の補植用の穴掘り作業など力作業となるときもあります。穴掘りも5つ目ぐらいになると口数も少なくなり大きな石と格闘となります。

気温は、11.5度あり、春の訪れが間近いように感じました。

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コブシも蕾から白い花を見せてくれました。

P4040035作業の合間に、桜の芽吹きなどをみると一生懸命さを感じます。

今日の森作業は、ヤマナシノキの移植を行いました。移植場所は、今年の植樹会場になります。是非、立ち寄ってください。

P4050041昨年の植樹会場を一回りしてきました。活着率はほとんど根づいていました。

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P4050046みなさんの植樹祭当日の姿が思い浮かびました。上の写真は、Aブロックで撮影しました。

             足尾現場より報告します。  スタッフ  松村(宗)・仁平

2016年4月 4日 (月)

経験と実績が試される森づくり運動の本気度

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P4043485 キャンバスでは入学式。散り始めた桜ですが式の雰囲気を盛り上げていた。雨が降るたびに春の香りと足音が大きくなって、躍動感を感じるようになってきた。

P4043476 足尾「みちくさ」も仁平舎人がひとりでオープンしてくれた。そして出会いが始まった。岸井理事長も新しい場でジャーナリストとして活動を開始した。その活動をサポートする高橋弁護士も活動中だ。今までにない活動が展開されている。

P4043478 野党も参議院選に向けて15選挙区で立候補者を一本化した。統一候補は増える見込みという。疑問や不安は消えないが、安倍政権の戦争政策等にブレーキをかける共闘だ。1970年代の革新共闘以来ではないか。野党の本気度が試されている。

P4043488 今日も雨が上がった足尾で森作業をしているスタッフ。南相馬市でも市民フォーラム準備と育苗に駆け回っているスタッフ。指示待ち的であった過去の己を変革する本気度、党利党略的が先行して野党共闘がとん挫してきた歴史を変える本気度、選挙権を得た新入生の政治への参画の本気度などなと、4月は経験と実績が試されている。

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 当委員会の“山と心に木を植える”10年間の経験と実績も試される。筆者も、活動している“つもり(びと)”、主役“もどき(びと)”の殻を破って、本物の“森びと”を目指したい。(理事 髙橋佳夫)

2016年4月 3日 (日)

釣り人・山登り・親子連れ・・また、会いましょう。

みちくさオープン2日目、今日は、朝から忙しい一日となりました。10時ごろ、大きなリュックを背負って下山してきました。昨日は、雨の中で泊まり、今日の天候に感謝していました。東京と神奈川の仲間で、今年最初の山だそうです。鹿の数が多いのにびっくりし、食用にして足尾の名物にしたらという話など、みちくさの会話は盛り上がりました。

P4030014 みちくさの池のなかでは、オタマジャクシがひざしをいっぱい受けて、気持ちよさそうに戯れていました。(すこし、写真みずらいかもしれません)

P4030022 午後の最初の釣り人は、下流は工事の濁りが入ってしまっていると貴重な話をしてくれました。

お父さんと一緒に来た、小学6年生は「ドングリのポット苗づくりをしていて、足尾のどこに植えたのか見てみたく一緒に来たという話でした。舎人のKさんは「がんばれ6年生」とノートにエールを送っていました。

P4030023 最後は、3人連れです。岩登りとアイスクライミングの仲間でジャンダルムにも登ったこともあり、次回の下見に来たという事だそうです。一本のブナの写真に興味津々、中倉山に登ってみたいという話で盛り上がりました。

P4030026 舎人Kさんから、”また一年、多くの人との出会いを大切にしていきたい。”と思いがノートに書かれてありました。

<放射線量 0.188μ?   舎人 金子 仁平>

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