COP21パリ協定は“生存の安定”を目標にした法的拘束力ではないか
スーパーエルニーニョ現象で暖冬とういう報道ですが、九州・中国地方ではフトノトウが顔を出し、レンゲソウや梅の花が咲いたというニュースがありました。
昨日からはいつもの寒さが雪国に戻って来たということです。自然って素晴らしく、有り難いものですね。
COP21パリ協定では、世界の平均気温を産業革命前に比べ2度未満に抑えることとし、1.5度に抑えれば気候変動のリスクや影響を著しく下げることができる、と言及しています。
他方では、「化石燃料からクリーンエネルギーに置き換える」ことで世界経済を動かし、新たな投資と技術革新と需要を生みだすということに、ビジネス界や金融界が注目。またしても経済のための温暖化防止という“欲”の奪い合いが跋扈しているようです。
日本も温暖化対策を推進していくことになりましたが、その中身をチェックしていくのが私たち市民です。経済競争の温暖化対策からいのち第一の対策へ舵をきっていくには、暮らし一部である市民運動ではないでしょうか。
奥山ではその力を支えてくれる植物たちが冬ごもりをしています。(理事 髙橋佳夫)
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