苗木がビニールハウスに引越完了です
10月23日(金)朝9時。
松木沢に到着して目を奪われたのは、一面のチカラシバの穂でした。
昨夜の雨で水分をたっぷり含み、紫がかって見えます。独特の輝きを放ち、臼沢の森の紅葉を引き立てていました。
気温は11度。天候は曇り・霧。
今日の作業は、おとといに続き、苗の越冬対策です。まずタブ、そしてスダジイの苗木を運び込み、これで1つ目と2つ目のビニールハウスは満席になりました。
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続いて3つ目のハウスにとりかかりました。まず中のものを隣のハウスに移して空っぽに。
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↓ この3つ目のハウスは、発泡スチロール板の上に苗トレイを乗せていく方法にして、掘ってもみ殻を敷いた方法と、越冬状態を比較します。
発泡スチロール板が足りない地面には、段ボールとその上に青ビニールシートを敷きました。
スタッフ3人で、一輪車に3トレイずつ乗せ、苗床とハウスを往復。正午までには、苗床のタブ、スダジイ、シラカシ、アカガシ、シャリンバイ等の「常緑広葉樹」は、全てビニールハウスに納まりました。
↑ 苗木トレイがなくなりガラーンとした苗床
数えたところ、「3ハウス:78+81+113=272トレイ」でした。5000本超の苗木の引越が完了です。
「これでいつ霜が降りても大丈夫」とホッとしましたが、今後もハウス内の水やり、温度調節、ビニールハウスの補修などなど、まだまだ作業は続きます。鎌田さん、橋倉さん、お疲れ様でした。
冬毛のツネ吉に会えませんでしたが、古河橋のたもとで別の動物に会いました。足尾の動物はみな精悍な顔つきです。
(スタッフ・唐澤)
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