“うだるような暑さ”の中で、未来のいのちを託す森作業
「うだるような暑さ」とは、ここ数日間の天気を言うのでしょうか。これも地球温暖化・人間の暮らしの影響なのでしょうか?そのピークとも言える8月を迎えました。
そんな昨日、JREU東京の組合員・家族の皆さん21名が、足尾森作業の応援に来てくれました。「3・11」以降、被災地の復興支援をサポートしているメンバーと初めて足尾を訪れた若者が手伝ってくれました。
作業始めの前に、小黒事務局次長の歓迎と御礼の挨拶があり、鎌田スタッフから作業内容と注意事項を話して、臼沢の森草刈りチームと苗床整理チームに分かれ作業に就きました。
足尾初デビューの若者4人とどうしても臼沢の森に登ってみたいと言う10人が、鎌田、小川両スタッフの案内で涼しげな臼沢の森のトンネルをくぐって草刈りに向かいました。
苗床整備チーム11人は、岡安スタッフと筆者と共に落葉広葉樹専用の苗床で草と生きる競争をしている苗を整理しました。この苗床整備が終了すると南相馬市へ提供する苗木が運ばれてきますので、この作業は重要なことです。
昼食後、残っていた作業を「やっちゃおう!」という号令のもと、臼沢の森チームにも手伝っていただき、アッと言う間に、苗床の整備を終わることができました。
炎天下の中での森作業を終了させてからは、涼しい「うんしゅう亭」(東屋)の中で岡安スタッフから「足尾の森づくりの歴史」の話を聞きました。その後、冷たい飲み物で疲れを癒し、これからの森づくり活動の話を盛り上げました。若者からは、「これほど大きく育っているとは思わなかった」との驚きの感想が述べられ、また、「疲れたけど良かった」という笑顔をいただきました。
森づくり推進委員長・小口さんがつぶやいた「みんなに10年間で育った森づくりを見てもらいたい!」、という思いが印象的でした。JREU東京の皆さん!炎天下の森作業にご協力していただき、本当にお疲れ様でした。(スタッフ:橋倉喜一、写真:塚崎将幸)
コメント