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2015年6月の29件の記事

2015年6月 8日 (月)

栄養豊富な水を蓄えられる森にもっと早く育てたい

P6080966 この時季は森びと広場へ向かう途中、松木川河原でコチドリに遭うことができます。今年はじめて出会いを期待して「どくだみ荘」を朝早く出ると、今年はコチドリの親子が迎えてくれました。(コチドリではないかもしれませんが)

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P1018093 今日の森作業は橋倉スタッフと「民集の杜」の草取り、苗床の草取りでした。午前中の草取りは、週末に桐生ローターアクトクラブの植樹祭ですので、彼達が昨年植えた元気な木々たちの様子を見てもらおうと、その植樹祭場の草取りでした。

P1018089 午後は、植樹祭用の苗木選別とポットの草取りをしました。草取りをしながらラジオニュースを聴いていると、関東地方も「梅雨入り」とのことですした。自然の恵みを有難く感じる季節になりました。足尾の山も早くその恵みを下流の皆さんへ届けられるようになりたいものです。橋倉さん、お疲れ様でした。(理事 高橋佳夫)

P1018097 森びとインストラクターから植樹祭の感想が寄せられていますので紹介します。「10周年を迎えた、足尾ふるさとの森づくりに感慨深いものを感じます。はげ山だった場所に、小さな苗木を植え続けて10年間、緑が蘇り、たくさんの動植物が集う本物の森になりました。この10年は肌で、生きると言う事を感じてきました。東日本大震災、福島の原発事故を経験してきた私たちが、未来に残さなければならないのは、みんなのために少し我慢する生き方と生命を第一に大切にする心だと思います。まだまだ未熟者ですが、森びとの精神と情熱を私の生き方に活かしていきたいと思います」。(第1期・神田大)

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驚き・心配、感動。いのちの大切さを実感した一日でした。

本日は6月7日(日)、朝から青空が広がり快晴です。

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9時00分の気温は23℃、森ともの皆さんが訪れてくれるのを心待ちにしながら“みちくさ”をオープンしました。 

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9時30分頃、森の静寂を破るように救急車のサイレンの音が聞こえてきました。

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「工事の人に何かあったのか、はたまた、登山者に何かあったのか」と心配をしていたところ、ロッククライミングをしていたクライマーが滑落して怪我をした模様で、レスキュー隊の皆さんが救出に向けた打ち合わせを行っていました。場所が「ウメコバ沢」らしく、徒歩で救出に向かうには1時間半ほどかかる場所です。一刻も早い救出を目指しヘリコプターの出動を要請されたようです。足尾のジャンダルム・松木渓谷はロッククライミングやアイスクライミングで有名な場所ですが、危険も伴い、事故も発生している場所でもあります。ほどなくヘリコプターの音が聞こえ“みちくさ”上空を過ぎ、松木渓谷に向かって行きました。要請から現地到着までの速さと、消防隊員のみなさんの連携に、いのちを守るプロの姿を見ることができました。命に別状は無いことを知りほっとひと安心です。

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「安全」に絶対は無く、「危険」を一つ一つ取り除く努力の結果だと言われます。安全登山、安全なクライミングをするために「段取り八分(120%の準備)」と、“みちくさ”で一服し、こころと体にゆとりを持たせていただければ幸いです。

 

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11時頃、宇都宮からハイキングに訪れた男性が立ち寄ってくれました。はじめて松木渓谷に来たそうです。ぜひ森づくりにも参加していただき、一緒に山と心に木を植えましょう。

 

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昼過ぎ、森びと広場周辺では、オオルリの鳴く声が聞こえてきました。ブルーの綺麗な小鳥が小枝でさえずる様子を見ることが出来ました。草むらに目を移すと、小さなバッタが飛び跳ねています。ヤマアカガエルのオタマジャクシもまん丸に太ってきました。成長が楽しみです。

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 今日もキツネの“ツネちゃん”が森の中から現れました。子供たちのエサ探しでしょうか。

 

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 午後も3時を過ぎると入山したハイカーが順に下山して行きます。

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 そろそろ店じまいかと思っていると、3時半頃一人の女性登山者がみちくさ前を通りかかりました。時間も遅いことから、疲れているだろうなと思い「コーヒーを入れますから休んでいきませんか」と声をかけ話しをうかがうと、「以前、中倉山を登った時に反対側(日光側)の山から中倉山の壁を見たくなった」という動機から、朝早く宇都宮を出発し、6時半から足尾(阿蘇沢)→社山→大平山→大ナギ沢のルートを踏査したそうです。途中で霧がかかったものの晴天のもとジャンダルムの壁を見ながら下山してきたとのこと。「尾根歩きと中倉山の眺めは最高」と、今日撮ってきた写真を見せていただきながらお話をうかがいました。撮った写真の中に中倉山山頂付近に立つ“孤高のブナ”が写っているではありませんか。びっくりです。次回登る機会がありましたら是非声を掛けてくださいとお願いをしました。

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 ノートには「足尾ジャンダルムを見ながら下るコースはとてもすてきでした。また歩きたいと思います。ビバ足尾、くるたびに感激しています。」と記してくれました。楽しい“登山紀行”を聞かせていただきありがとうございました。

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 驚き・心配と感激の一日でした。岡安さんはポット苗の草取りもしてくれました。

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間もなく梅雨に入りますが、森の木々や苗木にとっては“いのちの水”です。根に雨水を蓄え、土壌に浸透し、長い年月をかけて地下水として、表層水は川へと流れ、私たち生物の“いのち”もつないでくれます。ここ足尾はまだまだ“はげ山”が広がります。森とものみなさんと共に、自分と愛する人のいのちを守るために山と心に木を植えましょう!

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(舎人:岡安、清水  本日の放射線量 0.172μsv/h)

2015年6月 7日 (日)

会津のナラ枯れ調査はじめる

P6060032 足尾は初夏の陽気と言う電話がありましたが、会津は雨でした。

P6060035 昨日は今年最初のナラ枯れ調査をしました。メンバーは福島県ファンクラブ会津地区担当の斉藤さんと増子さん、そして南相馬市担当の東城さんと筆者の四人でした。東北新幹線郡山駅から高速道路を走り、現地には11時に到着しました。

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P6060026 雨が降り続いているなかでの調査は、標準木にプレートの装着、幹の計測、樹液などを行いました。山道には雪の影響で倒木も見られたので車は通れませんでした。

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P6060027 調査は雨で足元が滑り易く大変でした。コナラは生長度合いが早いのか、プレートが縛ってある紐がきつくなっていたので、新しく縛り直しました。この調査は今年で5年目を迎えましたので、炭による樹勢回復の結果をまとめることにしています。2時半程の調査をして帰路に着きました。(報告:仁平範義)

 

2015年6月 6日 (土)

松木沢渓谷入口の青空がとても綺麗でした

 

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 松木沢渓谷は初夏を感じさせる一日でした。周囲のみどりと青空がとても素晴らしく輝き生き生きした色でした。気分も身体もリフレッシュできた気がします。

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 朝、9時少し前に「みちくさ」をオープンすると最初の訪問は“ツネちゃん”でした。声をかけると子ぎつねたちの餌を探しに森へ去っていきました。

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 今日は気分の良い初夏の陽気でしたが、松木渓谷を訪れた方々は20名程のハイカー一組でした。皆さんとはあいさつと中倉山のブナの情報交換をした程度で別れました。

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 そんなわけで今日は、初夏の陽気を伝えしするだけです。

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 「どくだみ荘」に帰えると玄関にレタスが沢山置いてありました。これは松村スタッフが育てたレタスと分かりました。野菜が高いこの時期に沢山のレタスを届けてくれた松村宗雄さんありがとうございました。(舎人:岡安、高橋・本日の放射線量は0,19μSv/h)

 

初夏を思わせる松木村跡地で老若男女が植樹祭

P1018013 雨上がりの五月晴れは気持ちが良いですね。埃だらけの空気を雨で洗い流し、地に溜った雨水が温められて蒸発してきれいになった空気が美味しかった植樹祭でした。

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P1018015 今日は群大工業会桐生支部主催の植樹祭をサポートしました。間藤駅に着いた40数名を森びとスタッフの車で迎え、森びと広場に案内しました。 その後は植樹祭の歓迎あいさつをしてから、「民集の杜」へ移動して植樹祭を行いました。

P1018024 植樹方法のアドバイスは小井土スタッフが行い、小川インストラクター、鎌田スッフ、松村スタッフがその植え方を皆さんにやって見せました。

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P1018028 キジが囀っている声を聞きながら、皆さんは黒土運び、穴掘り等を丁寧に行い、110本の苗木を植えました。

P1018039 お父さんと参加した女の子も2本の苗木を植えて満足そうでした。

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P1018045 全ての植樹を済ませて記念写真を撮った後は、森びと広場の東屋で昼食をとりました。12時半頃には、森びとスタッフの車で間藤駅まで送り、皆さんとは別れました。サポートしてくれたスタッフ、インストラクターの皆さんお疲れ様でした。(理事 高橋佳夫)

2015年6月 5日 (金)

足尾の煙害・百聞は一見に如かず

P1017996 やっと自然の恵みに感謝です。17時頃から足尾にも雨が降ってきました。これで乾燥気味の長い日々を我慢してきた苗木たちも元気を取り戻すことでしょう。

P1017997 今日は明日の植樹祭の最後の準備をしました。石ころだらけの地を重機で掘り起し、人力では動かせない岩を取り除き、次にはツルハシやマンノウ等で石を掘り起し、石を取り除きます。

P1018001 “木は根、根は土がいのち”と私たちは言っていますので、その土を耕して栄養豊富な状態にして植樹していただきます。今日はその準備が終わりました。鎌田、橋倉スタッフお疲れ様でした。

 明日は群馬県桐生市の皆さんの植樹祭ですが、先月23日の植樹祭に参加した群馬県前橋市の学生から感想が寄せられましたので紹介します。

P1018003 藤倉さんは、「幼少期より祖父が作った盆栽を眺めており、草花を見るのが好きですので、たまには部活以外で汗をかいてみるか、と気軽に参加した。会場に近づくにつれ、だんだん山の木が無くなっていることに気づいた。テレビ等で聞く状況より何倍もひどかった。やはり五感で感じることが現実の姿をつかめると思った。これからは同級生などを誘い、もっともっと森びとプロジェクトに若者が集えるように頑張っていきたい。自分の子や孫に、“あの木は俺が植えたんだぞ”と自信をもって言えるようにこれからも積極的に参加していきたい」(共愛学園前橋国際大学3学生)。

P1018005 藤倉さん、是非、若者たちを足尾に誘ってくだい。大歓迎します。(理事 高橋佳夫)

2015年6月 4日 (木)

地球の恩返しは地に木を植えること

P6030020 昨日は雨が降って喜んでいましたら、苗床のポットの土の底まで浸透しない雨でした。天気は気温17度、小雨でした。森作業は6日の植樹祭の準備として、ミズナラ、ブナ、ヤマモミジ、コナラ等の苗木を用意しました。その後は、南相馬市の苗床用の食害防止ネットの再利用のネット点検をしました。最後は、苗床に撒水をして作業を終了しました。鎌田、松村、橋倉スタッフお疲れ様でした。(報告・仁平範義スタッフ)

P6030023 先月23日の植樹祭の感想を紹介します。

P5230509 女性の野田さんからは、「私は地球に恩返したい、それは世界に木を植え、森をつくることと砂漠化を防ぐ事です。今までは少ない額ですが寄付することに甘んじていました。しかし、昨年来から直接土に触れ、心を込めて木を植えたいと、今回参加しました。

P5230514 とっても楽しく植えられました。それは、森びとの方々の暖かい前作業があり、私達が植えた後もこれで大丈夫かな?と思っていたら、帰りのバスから見た風景は、森びとの方々がもくもくと最後の手入れがなされていました。ありがとうございます。

P5230526 来年再び会いに来たときにはこの木々達がどうぞ強く根をつけ元気な緑の葉を見せてくれるように願いました。本当にとってもいい体験でした。ただ森びとの方々にこんなにも作業甘えていいのかな?と思います、ありがとうございました。爽やかな素晴らしい心です。」という感想が寄せられました。(理事・高橋佳夫)

 

2015年6月 3日 (水)

子供たちに素敵な未来を残せる生き方をしたい

P1017986 本日の早朝、足尾現場の仁平スタッフから電話があり、「雨が降っている。これで幼木たちも元気を取り戻しそうだ」、と嬉しい声が届きました。昨日は6日に行う植樹祭の準備を二人で行いました。

P1017981 東京事務所には多くの方々から植樹祭の感想が届けられています。今日は、出崎さん(女性)の感想を紹介します。

P5235725 「私は、足尾銅山の煙害についても、足尾銅山が日光の近くにあることも全然知しらずに参加してきました。バスが会場に向かうにつれて、「あーここが足尾銅山か」と感じました。足尾の山をみて思ったのは、やっぱり青空には緑の大地が一番美しいなーと思いました。

P1017983 植樹会場には450人も集まって、しかもお金を払ってまで、遠方はるばる来る人たちがこんなにも多くいることが、なんかすごいなーと嬉しくて感動しました。簡単に木を植えるのかと思っていましたが全然違いました。山の斜面で足場はガタガタで、地面を耕して掘りやすくしていてくれていたものの、スコップで穴を掘るのは石がたくさんごろごろしていてとても大変でした。また、木も何種類もの違う木を植えて森を作ること。よく育つように栄養を土に入れて準備すること。ただ植えればいいというものではないと、初めて知りました。

P6010685 森づくりをすることは木を育てること、それは短期的でなく長期的なこと、そして未来を創ることと一緒だと思いました。また、人を育てることに似ていると思いました。ひとり立ちできる程度までは親が準備してくれるように、森びとは木に準備や手入れをして、あとは木それぞれの生命力に任せて森を作る、まさしく子育てをしているみたいと思いました。だからこと、地道に継続していかなければならないと思いました。

Photo_2 森びとハウス(「みちくさ」)で、昔の村をイメージした絵を見ました。日本の昔の里の風景でした。それが今や、なにもなくなってしまって森も生き物も人さえも住めない土地に人がしてしまったことに、すごく心痛く、そして悲しく思いました。100年以上経った今でも、まだこんなに寂しい景色なんだ、とショックでした。

 その景色の中に、森びとの方々が10年かけて植えて大きくなった木々が小さい森を作っている景色があって、それを見ていると嬉しい気持ちになりました。森を育てるために努力している人の姿に感謝と感動を感じました。同じ人間なのに行動によって、未来も感情も大きく違うのだと思いました。

P5235715 お昼の「トーク&トーク」でも今の地球と日本の置かれている現状について話がありました。地球温暖化、福島相馬市の原発問題、沖縄の普天間問題など、過去の人間の選択と行いが、今を生きる人たちの問題になっていますが、すべてが経済主義になり、利権などの絡みあい、利己主義な人が増えて、未来を見ていない人が多くなってしまったなーと改めて思いました。

Photo 今回の経験で私は、自分の子供たちに素敵な未来を残せる生き方をしたい。その未来は継続していくことで決まる、ということを学びました。このような植樹会に参加できたことに感謝します。また、植樹会の準備してくださった人たちにも本当に心からありがとうございました」。(短く編集しました)

出崎さんありがとうございました。(理事 高橋佳夫)

2015年6月 1日 (月)

雨乞いでもしたくなる足尾・松木沢です

P6010675 昨夜も恵みの雨はありませんでした。と言うことで朝から民集の杜の撒水作業を行いました。取水口付近には鹿が草を食べながら、「なんだよ!」と言っている感じでした。

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P1017967 軽トラにタンクを積み、沢水をタンクに入れて暑さで弱りかけている木々たちに人力で水を撒きました。撒水は昼までには終わらず、午後の2時頃までかかりました。

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P1017975 その後、今週末の植樹祭準備に入りました。バーク堆肥を植樹会場付近に置いて、明日、黒土と混ぜ合わせる準備をしました。

P1017976 作業を終了する直前には、昨年植えた民集の杜の草取りの段取りを考えようと、現場を見て草を取ってみました。間もなく、足尾・松木沢の森は草取りや草刈シーズンに入ります。

Photo 「どくだみ荘」に着くと、ウグイスが電線に止まって囀っていました。珍しいと思い、シャッターを切りました。夕焼けを見ながら、今夜も雨は期待できないと思いました。でも二日連続の撒水で少しは息を付けたのではないかと思っています。(理事 高橋佳夫)

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