自然を愛する木を植えてきた旭川MS会の30年を祝う
10年前からお付き合いのある北海道旭川市MS会(マザー&シスター)は旭川市内に桜の木を植えて今年で30年を迎えました。自然を愛する心を育み、平和な社会を子供たちへ贈ろう、と資金を集めてこれまでに5千本以上の桜の木を植えてきました。
MS会を運営してきた事務局の皆さんも高齢化を迎え、桜の植樹は今年で最後にしたいとして記念すべき最後の植樹祭が10日に行われました。
その前日の夜は、「よろこびの懇親会」実行委員会が記念の会合を開き、30年間の思い出を語り合いました。(写真:実行委員会代表・樋口さん)
最後の植樹祭には約90名が集い、JR北海道労組旭川の組合員が育てた桜の苗木50本を植えました。
既に植えられた江丹別の桜は写真の通り大きく育ち、今年は4月に開花したそうです。育樹は地元の老人会の皆さんが丁寧に行っていますが、80歳を迎える老人会役員は今年のような早い時期の桜の開花は初めて経験した、と言っていました。
植樹後の懇親会では、江丹別で植樹した当時のN君が12歳になって、自然を愛することの大切さを語ってくれました。
足尾・森びと広場にはMS会の皆さんから贈られた桜が育ち、桜の中で一番早く花を咲かせています。「MS会」のみなさん長い間お疲れ様でした。(理事他高橋佳夫)
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