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2014年11月の23件の記事

2014年11月30日 (日)

「みちくさ」とも、しばしのお別れ

 今日の足尾は、小春日和の快晴です。

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これ以上の天気はないだろうと思っていたら、10時を過ぎた頃中倉山山頂が霧に隠れ、一気に曇り空になってしまいました。

 今日をもって、多くの森ともの皆さんに立ち寄っていただいた「みちくさ」は、来春4月まで一時閉舎となります。寂しいけれどしばしのお別れです。

そんな日の最初のお客様は、バードウォッチングに来られました埼玉県小川町からお見えになった千島さんです。

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次に立ち寄ってくれたのは、どくだみ荘近くの塚原さんの奥さんです。「今シーズン最後の日なので来たよ!」と言っていつもの「ジャコの山椒炒め」をたくさん持ってきてくれました。

Pb300043 「森びと会員にもなったよ!」とのこと。涙が出るほど嬉しかったですね。

 次の来訪者は、「まだ、早かったなあ~」と言って足尾の動物(鹿)をカメラに収めるため足を止めて"みちくさ″に立ち寄ってくれました。

Pb300045 今日は、早くからシャッターチャンスを求めて、赤城山から松木渓谷を訪れたの事です。

 本日の線量:0.165μsv/h   舎人(橋倉・仁平)

 

2014年11月29日 (土)

 雨降るなか 越冬準備です。

 今日の足尾は、朝方から冷たい雨が降っていました、晩秋の松木沢は静かな一日となりました。舎"みちくさ“に着くと、中はひんやりと冷たいのでストーブに火を入れ暖を取りました。雨の中、森ともの姿も見られませんでした。冬に向かって、朝夕は日一日と寒さが厳しくなってきています。そんななか、事務局員(Mさん、Tさん)さらに森とも(KさんHさん)たちは、冬支度作業に駆けつけてくれました。

Dscf3680 今日の足尾松木沢の景色です。

Dscf3687 みちくさの近くにある、ブナも冬景色です。

(舎人:武田・仁平 本日の放射能線量は0.239μSv/hでした。)

 

 

支え合うことの有難さをこれからも:「感謝の集い」での“一言”

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Dscf2218 少し喉を潤したころから「私のひとこと」コーナーが始まりました。進行役は筆者(高橋)が行いました。(上の写真:2005年春の臼沢の森)

Photo 最初は森びと設立に尽力してくれた方々から当時の感想を述べていただきました。(上の写真:2014春の臼沢の森)

Dscf3615 トップバッターは、定款や合言葉等を長時間議論してきた石井隆さんが苦労話をしてくれました。

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Photo_2 2004年から宮脇昭先生と一緒に足尾現場で植生調査等を行ってきた事務局の清水卓さん(写真右)と福地哲男さん(写真左)。宮脇先生から檄を飛ばされて汗を流してきた様子を笑いながらはなしてくれました。(写真下:食害防止用鉄筋を担ぐボランティア2005年)

Dscf3634 NPO法人を設立するには法務省や内閣府そして税務所等への手続き、活動開始すると費用など会計事務そして事務所での外部との応対などがあります。その事務作業を10年間支えてくれた高橋よし子さん(写真左)、宮永路子さん(写真右)が10年間を振り返ってくれました。

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P4241899 事務作業に支えながら現場では自然と向き合って、育樹・育苗作業が行われました。毎日の天気と自然界の動きに教えられながら木々を育ててきたシニアの苦労と歓びが語られました。写真・左から田岡耕司さん、松村宗雄さん、橋倉喜一さん。皆さんは、2011・3/11のボランティアにも駆けつけてくれました(写真下)。

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Bz1p5890 そして最後は、私たちのイメージソングを作詞作曲してくれたシンガーソングライターのチョージさんが、当時を想い出しながら「心の森」を歌ってくれました。出席者の皆さんからも歌声が聞えてきました。

 支えあえながら“山と心に木を植えた”皆さん、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。(理事 高橋佳夫)

2014年11月28日 (金)

原発回帰でなく、自然(森)と生きる時代へ:「感謝の集い」のメッセージ

Cimg1677 23日の感謝の集いには130名の皆様が出席してくれました。進行役は稲葉理事が担当、岸井理事長より10年間の感謝をこめた挨拶をした後、以下の方々から来賓のご挨拶をいただきました。

Dscf3549 林野庁長官・今井敏さんからは、国産材の利用拡大、CLT等の開発等をさらに進めていき、来る東京オリンピックでは国産材の利用を進める。皆さんの森づくりや啓発活動を通じて多面的機能を発揮する森の大切さを広く多くの市民に広げてほしい、とエールが送られました。

Bz1p5720 イオン株式会社相談役・林直樹さんは、ミャンマーでの植樹祭打合せから帰国した直後に出席してくれました。林さんからは、会社が進める世界規模の森づくりが紹介され、継続していくことの大切さが話され、これからも足尾の緑を育てる活動の継続を訴えられました。

Dscf3567 南相馬市市長・桜井勝延さんからは、今も避難生活を強いられている市民の気持ちが紹介され、お金だけでなく人間の本当の幸せを求めて、人の心に木を植える活動を一緒にすすめていく決意が述べられました。そして、来年3月29日に実施される「鎮魂復興市民植樹祭」を全国の皆さん達と進めていき、来るべき全国植樹祭を成功させよう、と訴えられました。

Dscf3568 (公財)瓦礫を活かす森の長城プロジェクト事務局長・新川眞さんからは、細川護煕理事長からのメッセージが紹介されました。細川さんからは、森づくりは長い年月と市民の継続した協力が不可欠、今後も皆様と一緒に活動できることを期待しています。また、原発ゼロを目指して、自然に学び、自然と共生できる社会へ力を合わせていこう、とエールが送られました。

Bz1p5734 最後の挨拶は参議院議員・田城郁さん。田城議員からは、国交委員会での防潮堤の議論が紹介され、国策としてもコンクリートだけの防潮堤でなく、福島県と南相馬市が進めている瓦礫を利用した森の防潮堤づくりを拡げていきたいと、と決意が述べられました。

Dscf3554 当会は、来賓の皆様から頂戴したエールを心に焼き付け、“山と心に木を植える”活動を地道に継続していきます。来賓の皆様、ご出席していただきありがとうございました。(理事 高橋佳夫)

2014年11月26日 (水)

木(森)には計り知れない命の源が宿っています

16 23日記念講演会には225名の皆さんが参加してくれました。

Dscf3496 講演会の進行は栃木県から来てくれました唐澤真子さん(正会員)が進めてくれました。

Dscf3502 主催者の岸井成格理事長からは、原発に頼らない森と生きるライフ・スタイルを創造するヒントを掴んでほしい、と講演会の主旨が述べられ、講演者の志村史夫先生の紹介は当会の前顧問・青木淳一先生が行ってくれました。

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Cimg1672 志村先生の講演では、「木に惚れる」と木のパワーとその構造、木の素晴らしい恵みが存在する調査・研究、これらを通して木は今よりももっと暮らしに活かすことができる話がされました。

Dscf3512 質疑には5名の方が発言し、質疑応答では木の素晴らしい恵みは新たな雇用へ、新しい食糧へ結びつく可能性が見えました。

Cimg1659 講演では、木の魅力に惚れると、森と生きていく心が養われ、森のパワーを引き出すことによって、原発に頼らない暮らしと森と生きていけることの幸せを感じ取れる気がしました。志村史夫先生、森と生きる幸せを届けていただきありがとうございました。(理事 高橋佳夫)

2014年11月25日 (火)

森びと設立10年周年記念を楽しく祝いました

11 23日は、森びと設立10周年記念事業の最後のイベントを行いました。

15 13時からは、東京都文京区・「林野会館ホール」で記念講演。講演は、志村史夫氏(静岡理工科大学教授)が「木に惚れる」という演題で話をしてくれました。

14 参加してくれた方々225名は、昼食後にもかかわらず居眠りする方はいなく、志村先生の話を熱心に聴き入っていました。

10 講演会では全国林野関連労働組合、林野会館の皆様にはお世話になりました。ありがとうございました。

17 夕方5時からは場所を移動して、港区芝で「感謝の集い」を行いました。この会には130名の皆さんが集ってくれました。集いでは、10年かけて育て上げた足尾・臼沢の森の様子とこれからの課題を示したオープニングDVDが上映され、その後、林野庁長官・今井敏氏、イオン株式会社相談役・林直樹氏、南相馬市市長・桜井勝延氏、(公財)瓦礫を活かす森の長城プロジェクト事務局長・新川眞氏、参議院議員・田城郁氏からご挨拶をいただきました。

13 10年の乾杯をした後は、集った森ともの皆さんと楽しく10年を振り返り、「原発に頼らない森と生きる暮らし」への“ひとこと”を語り合いました。

12 感謝の集いには、出席された皆様から多くのお祝い金、美味しい日本酒やワインをいただきました。出席してくれました森ともの皆様に心より感謝申し上げます。

18 また、会場のシーサイドホテル芝弥生の菊池支配人をはじめ従業員の皆さんには、大変お世話になりました。講演会と「感謝の集い」の様子は次回以降、お知らせします。(理事 高橋佳夫)

2014年11月20日 (木)

人間社会は「世直し」が必要だ!?

Pb139159 凩(こがらし)に晒されながら小さな白い花を咲かせている足尾のカンザクラ。

Pb116002 間もなく「小雪」(22日)を迎えますが、足尾ではすでに氷が張り、花吹雪が舞っています。越冬する木々は眠りに入っていますが、ヤシャブシの樹皮の下には身を寄せて越冬するカメムシ、テントウムシの宿を提供している。人間社会では?

Pa295878 カマキリも今年は低い所に巣を作り、じっと孵化ができる季節を待っています。

Pb095987 鍋を囲んで温まる季節ですが、「どくだみ荘」の定番鍋は、白菜、キャベツ、水菜をたっぷり入れたコンソメ味の鍋。加えるのはサバの水煮缶と豆腐、予算に余裕ある時にはまぐろの赤味ぶつ切り、一人200円以内で食べられる。翌朝は、この鍋の汁に冷やご飯を入れて温めて雑炊風にして食べると無駄がなく身体にも良い。

Pb126046 この鍋にニンニクやニラ、カブ等を入れて食べると身体が温まり、これらの野菜に含まれているアリシンという成分は殺菌・解毒作用をしてくれるので風邪対策にも良さそうだ。作業所で食べるとこの臭いに誘われてキツネが顔をだす。

Pb176179_2 しかし、人間社会ではこんなのんびりしていられないようだ。明日、衆議院が解散させられ、有権者の正義感と勇気が試されます。原発への回帰、貧富の格差拡大、軍靴音の響きが大きくする中で、私たちは他人の悪口ばかり言っているのではなく、先人たちの正義感と勇気を我がものにして現代の「世直し」に挑戦だ。23日の森びと設立10年記念行事はそのステップにできたらいい。(理事 高橋佳夫)

 

2014年11月16日 (日)

ビオトープに“霧氷”

 遊働楽舎裏のビオトープの周りに“霧氷”の風景。朝9時の気温は9度でしたが、ホースから吹き出ていた水が“霧氷”をつくりだしていました。これから足尾は冬本番を迎えます。

Dsc08666 昨日と違い今日の松木沢渓谷は、穏やかな一日でした。最初にお訪れてくれた森ともは、練馬から車で来た森さんでした。初めての足尾松木渓谷に興味深々。話のなかで前に来たとき、古河足尾事業所の中に無断で入り、「赤い水が見えるダムはどこですか」と尋ねたら、丁寧に断れてしまったと伺いましたので、一般の方は入れないことを話しました。納得されましたが「もっと一般に公開してほしい」と言っておりました。

Cimg6628 次に訪れてくれたのは、藤沢市の畠堀さん(福島再生の会:山地放射線測量班)と川崎市の女性のお二人でした。やはり松木渓谷は初めてで、カラミに関心と人がいないことに“ビックリ”していました。

Cimg6633 森ともが来舎しない合間にビニールハウスの苗木に散水をしました。

Cimg6631          (本日の線量:O,229μSV/h)   (舎人:田岡・松井)

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2014年11月15日 (土)

皇海山は終日吹雪模様!

今日の遊働楽舎「みちくさ」は肌寒い一日で、松木沢奥の皇海山は終日吹雪模様、時折風花が舞いました。Cimg6611_2 

Cimg6613 散策のハイカーは3人で、結城市からの2人の男性が立ち寄ってくれました。2人は「松木沢に初めて入ることが出来て良かった。あの黒い物はなんですか」とカラミ(銅の精錬過程で出るカス)に興味をもたれていました。また、「教科書でしか知りえることができませんでしたが、入山して現実を知ることができました。また来ます」次の予定がありますと下山して行きました。

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森ともの2人が立ち寄ってくれたのを、歓迎するかのように親キツネが姿を見せ、シャッターチャンスを与えてくれました。

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森ともの来舎を待つ間、1年が過ぎるのが早いこと。森づくりを始めて10年が過ぎての想いや苦労した事を振り返りました。小井土さんから先月友人を誘い、小型へりで臼沢の森、新松木の杜、民衆の杜とカラミ置き場を上空から撮影したことを伺い、早くその映像を見たいと思いました。

 また、小井土さんが会社務めの時、全国を飛び回って学んだ一つに「船酔い防止には目薬を乗船する前に差すと酔わない。酔ってしまった人に目薬を差してあげると回復が良い」と教えて頂きました。皆さんも是非参考にしてみて下さい?

          本日の線量:0,198μSv/h        舎人(小井土・松井)

2014年11月14日 (金)

臼沢の森・食害防止柵をチェックそして補強

10 今日も青空でした。朝、8時半頃の足尾・松木沢の気温は5.5度でした。森びと広場から向かい側の中倉山を見ると、東に太陽、南に月が出ていました。清々しい朝でした。

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12 今日の越冬森作業は最重要な食害防止でした。3組に分かれて、臼沢の森の柵をチェックしました。西の下部は仁平、橋倉スタッフ、西の上部は鎌田、星野スタッフ、そして東側は筆者が担当しました。

13 柵はどのようになっているのかと言えば、写真の通りです。少しの隙間を見つけて鹿はそれを大きくします。また、地上と柵の間が開いているとその部分を拡げます。さらにネットの場合はグラスウール紐を噛み切ります。

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16 それらを標高750m付近の東西の稜線を約1.000m付近まで登りながらチェックし、緊急に補強していきます。写真では作業しているところは見えにくいですが、頂上へ近づくと冷たい風が身体に浸みました。 

17 頂上では食害防止に使用している幹ガードが折れ、その通りに松の幹も曲がって生きていました。痛々しい姿でした。これも人間の仕業です。

18 900m付近からは足尾の街が見えます。

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111 下山途中、森びと広場や鈍くなった秋色で染めている臼沢の森も見られました。

112 松木川河原では砂防ダムの補強工事が年度末まで行われていますが、超大型重機で作業していると河原が一気に道路になっています。暫くは松木川を渡れることができるので、今まで見えなかった松木川の風景が見られます。

 今日の昼食は、ケンチン汁にうどんを入れた湯麺を仁平さんと橋倉さんが作ってくれました。とても美味しく身体が温まりました。ありがとうございました。(理事 高橋佳夫)

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