鎮魂の森 南相馬市復興市民植樹祭が実施されます
昨日(27日)は、南相馬市鎮魂復興市民植樹祭実行委員会の第一回実行委員会が南相馬市役所で行われました。実行委員長に桜井勝延市長、副実行委員長には当会理事長の岸井成格、瓦礫を活かす森の長城プロジェクト理事長・細川護煕氏、イオン株式会社様が副実行委員長に就きました。実行委員には福島県、南相馬市民の皆様と東京都市大学教授・涌井雅之氏が就きました。
会議では植樹祭を来年3月29日・10時30分から、南相馬市原町区萱浜地区で実施することを決めました。植樹祭の詳細はこれから実行委員会で決めていくことになりました。
その後、私たちはこの「いのちを守る森の防災林」用の苗木を育てる苗床を借りる協定締結を市役所と進めています(苗床は写真の通りです)。
広さは約2.000㎡で、約20万ポットの苗木を育てることができます。
次には、昨年10月に植林した鎮魂の森へ移動。植林して1年間を生きぬいた苗木たちの生長を調査しました。
枯れている苗木は殆どありませんが、頭部が枯れている木々が目立っていました。しかし、根元からはしっかりと若葉が海風に揺れていました。調査は、5㍍四方の中で樹高と幹の太さを測りました。
当会が提供した苗木の1種のコナラもしっかりと地に根を張っていました。
いよいよ二回目の南相馬市鎮魂復興市民植樹祭の準備の始まりです。主役の市民の皆さんと、未来のいのちを守る森の防潮堤の基盤をつくっていきます。全国の森ともの皆さんの応援をお願いします。
神奈川県横浜市の出沢さん、栃木県シルバー大学写真クラブの皆さんから東京事務所に寄付が届けられました。心から感謝申し上げます。(理事 高橋佳夫)
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