足尾駅前の桜が開花しました
足尾でも早咲きの桜が開花しました。「わっ鉄」(わたらせ渓谷鉄道)の終着駅のひとつ手前の駅が足尾駅。駅前には二本の桜が生えていますが、昨日夕方、いつもの店に食材を買いに行ったところその桜が開花していました。駅前が薄茶色に染まっている集落の中で、ピンク色の桜は心を和ませ、いつもの季節感を生きものに報せていました。
松木沢でもいのちの息吹があちこちに吹き上がっていました。北海道旭川市の故・山崎さんが育てた苗木のフジザクラも花の蕾を膨らませていました。背後にそびえる中倉山の灰色を背景に映し出されている蕾を見ると、まだ残雪が残る旭川市で春を待つ宇宙まで旅をしたフジザクラが想い出されました。
苗床では、昨年秋蒔いたスダジイ、クリ、カシワが根を出し、早いドングリは芽を出していました。
特に、寒さで葉が枯れたタブノキはしっかりと新しい芽を出していました。以前、松村スタッフから紹介されましたが、この小さな芽を見ているとタブノキの命をかけて生きる力に感動しましたす。
来年には南相馬市がすすめる森の防潮堤用の苗木として、嫁いでいけるように育てたいものです。
昨日は、鎌田、小川スタッフが5月18日の森づくり会場の準備、午後には南相馬市へ嫁ぐコナラを選別しました。
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