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2012年7月の27件の記事

2012年7月20日 (金)

森を元気にする炭のすみにおけない効用?

P7201088  明日は「会津・いのちを守る森づくり」観察会です。今日はその下見と準備をしました。P7201098 炭による樹勢回復実証調査検討委員会の皆さんは、午後、林野庁からか借りている国有林内で半年前にまいた炭の効用を調査しました。

P7201075  夕方には御世話になっている民宿「朝日屋」で委員会を開き、炭を撒いた半年後の樹木の変化をまとめました。P7201071 炭をまいた所のコナラの根は炭に寄ってくるように上がっていましたし、菌根も増えていました。昨年の7月の調査ではひとつのキノコも発見できませんでしたが、今年はC区にベニタケ属のキノコが数個顔を出していました。

P7201072  昨年の酸性濃度が3pH代であった土は4pH代に改善されていました。また、土壌内の動物群は昨年よりも数が少なくなっていました。

P7201113  明日は60数名の皆さんがこの国有林内に集い、ナラ枯れを防止する炭による樹勢回復の現状を観察します。窓からは涼しい風が吹き込み、田圃からはカエルの大合唱が聞こえています。

2012年7月17日 (火)

防災林づくりから始まる”森と生きる文化”

 

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 今日は未来のいのちを育む森の海岸防災林造成地を見学しました。場所は宮城県仙台市若林区荒浜の被害地3㌶です。この地は地下水位が高いところで、今回の津波では樹木の根が地中深く伸びずに流失した木々が多数存在しました。

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そこで海岸防災林は災害廃棄物を活用した盛土を実施して植林する計画です。この海岸防災林は東北森林管理局が進めていると看板に書いてありました。この海岸防災林復帰事業は荒浜地区から始まり、各地で事業展開される予定です。

 

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現地は被災した小学校や民家が一年経った今でも手つかずに残っていました。また、ガレキ処理の現場を小高い丘から見てきました。

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すでに海岸淵では堤防工事が急ピッチで進められていました。P7171041
写真の草が生えている小高い丘は災害廃棄物を堆積されているところです。現地を見学した後は当委員会最高顧問・宮脇昭先生が実施してきた「冒険広場のいのちの森」と岩沼市の森の防潮堤を見学してきました。P7171054
見学者は、日本の森を元気にする議員連盟会長・今野東参議院議員秘書2名、泉山忍理事、JREU仙台・氏家委員長さんと菅原さんでした。車はEU仙台が手配してくれました。仙台の皆さんありがとうございました。

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2012年7月16日 (月)

真夏日とて爽やかな涼に満足、これぞ自然の恵みだ!

 

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 今日の朝、8時頃にホンドギツネに遭いました。朝夕、カラミ堆積場付近で見ていたのですがなかなか会えませんでした。そんなわけで今日は何かありそうだ、とその時感じました。天気は晴れで10時頃には温度計が30度を超していました。しかし、沢風がなんともいえない爽やかな涼を運んでくれた一日でした。ジャンダルムをアタックしてきたクライマーの足取りは軽そうでした。P7161019


 

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 昼頃には、野田市からハイキングに来たSさんと挨拶を交わし、帰りに寄ってくださいとお願いしました。その後は、足尾に住むマチダさんと友人がヘリコプターと飛行機を持ってきて付近の航空写真を撮ってくれました。エンジンは化石燃料でなく電池モーターでしたので驚きました。音が静かで小型のデジタルカメラで撮影するといいます。町田さんにお願いして私たちが育てている臼沢の森周辺を撮っていただきました。町田さん、貴重な航空写真を撮っていただきありがとうございました。

 

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15時頃になるとSさんが寄ってくれました。皇海山が見えるところまで行きたかった、と言っていましたので、本日行った6号ダムから随分と上って行かないと見えないそうですよ、と案内しました。松木沢をはじめ日光周辺の山が好きだ、と言っていました。ホオジロ、キジ、ヒヨドリたちが囀りと松木川から吹き上げる清涼な風に自然の有難さを感じ、自然を愛する“森とも”に出会えたことに感謝した一日でした。(舎人:松村宗雄、高橋、本日の線量は0.295μSv/h)

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足尾の動物の姿の裏には人間の献身的な作業あり

 昨日(7月15日)は天気は30度を超え、風の少ない足尾でした。 

 まずはロッククライミングをしに来られた群馬県・境町山の会の5名(男3名、女2名)が来舎されました。コーヒーを飲みながら、写真を使ってこの8年間の足尾での森づくりや旧松木村の話をしました。そのうちのお1人が森ともノートに「おじさんの話がおもしろかった」と書いてくれました。会長の小暮さんをはじめ、また足尾に来た際は是非寄って下さい。

 13時すぎになると、臼沢で草刈りをしていたJREUの20名が下山してきました。Dsc01411

 すると「熊がいるぞ!」と無線が入り、双眼鏡と使い見てみると私たちが3年前春に訪れた約100年前から亜硫酸ガスに耐えて生きているミズナラが生き残っている箇所(阿蘇沢を4Kmほど上っていった所)あたりにのんびりしている熊を見ることができました。アリなどを探してほっと一休みをしているところだったのでしょうか。夢中で双眼鏡を使って見ていました。

 15時前には作業を終えたJREUの人が寄ってくれました。昨年の植樹会場を草刈りしたみんなの顔を見ていると、達成感と充実感が漲っていました。是非また若い人と一緒に訪れて下さい。

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 (舎人:田岡・線量0.245μSv/h) 

 

 

猛暑の中で草刈り・沢から吹き上げる風に葉を揺らす苗木たち

P7150174  夕方、ひぐらしが鳴くと真夏だと感じます。昨日は気温が31度でした。天気予報では今日も真夏日と報じています。

P7150181  昨日も引き続いて臼沢の森と松木沢の杜の草刈りを行いました。昨日もJREUの皆さん20名が草刈りを手伝ってくれました。草刈りは木陰のない所での作業でしたので、汗が滝のように流れますが水分補給をしながら一気に2時間やり抜きました。昨日は2011年に植樹した場所で根を張っている1年前の苗木たちに爽やかな風と太陽の光りを与えてやりました。

P7150182  下山して着替えした皆さんは冷たい飲み物を飲みながら昼食・交流を楽しんでいました。交流会では本日開催される“脱原発10万人集会”の話題やいのちを守る森の防砂堤づくりの話などが出されたそうです。皆さん、苗木たちに元気を与えていただきありがとうございました。下山途中の草の中ではカワラナデシコが可憐な花を見せてくれていました。

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2012年7月14日 (土)

初夏の風を苗木に吹き込む!

Cimg1000  足尾・臼沢の森と松木の杜の草刈りがはじまりました。今日の草刈りにはJREU千葉、高崎、八王子、大宮から10名の皆さんが育樹活動ボランティアを行ってくれました。皆さんは650段程の階段を登り、のこぎり鎌ひとつで苗木の周りの草を刈り、その草をマルチングにしました。

Cimg0993  場所は臼沢の森で、今年植樹した場所です。草は苗木よりもはるかに伸びていましたが、午後1時までには今年の会場の全てを刈ることができました。

Cimg0990  昼食は「ひぐらし亭」に足を伸ばして、冷えた缶ビール等を飲みながら懇親を深めました。

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爽やかな笑顔を届けてくれた幸手市民の皆さん!

P7142113_2 足尾・松木沢ではミイミイゼミとヒグラシが鳴き始めました。みちくさ前の草地では鹿たちが濡れた身体から雨を弾いていました。今日は11時頃に大型バス2台が松木沢ヘリポート入り口に到着し、下車してきた45名の皆さんは松木沢の歴史を学んでいきました。皆さんは「幸手市・環境問題を考える会」という組織の方で、町ではダイオキシン等を調査している皆さんです。

P7140027_2  現地に立った皆さんは、人間が壊した自然環境の悲しさとその回復には莫大な費用と時間がかかかることを実感したようでした。みちくさでは松木沢が木一本も生えていなかった映像を観ていただきましたが、人間の欲で壊した自然環境と奪ってしまった村は現代のフクシマ原発事故と避難生活を強いられているる福島県人が重なって見えたようでした。

P7140017_2  皆さんは「ひぐらし亭」で昼食を摂った後、爽やかな笑顔を松木沢に残して帰路につきました。

P7140022_2 皆さんの足元ではネジバナが鮮やかな紅色を輝かせていました。グランドキャニオンには数名がアタック、皇海山には一人の方がチャレンジしていきました。(舎人:田岡、高橋・本日の線量0.36μSv/h)

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2012年7月13日 (金)

いのちを守る森の防災堤づくり意見交換会in南相馬市

 

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 今日は南相馬市の復興計画のひとつの柱である森の防潮堤づくり応援の具体化のために、南相馬市を訪れました。地元の森びとインストラクター・岩橋さんが市議会議員、地域連合、市役所に呼びかけて私たちの防災堤応援のレクチャーをしてきました。会場は地域連合事務所の会議室。出席してくれた方は、市議会議員の水井さん、渡部さん、田中さんの3名、福島連合原町連合事務局長・鈴木さんそして市役所職員2名の皆さんでした。

 

 レクチャーは高橋副理事長が行い、市役所からは森の防潮堤づくりの進捗状況が報告され、市会議員の皆さんからは議会で明らかになっている事が話されました。それによると森の防潮堤は幅200㍍×総延長約14㎞で、瓦礫は盛土の高さ10㍍程の中に混ぜ、その上に黒土等で覆うということでした。意見交換会では秋ごろに向けて森の防潮堤づくりをスタートさせていく方向がだされました。今後は市役所と私たちとの協定を結び、秋ごろからは市民が主役となった森の防潮堤づくりが本格的にスタートすることになります。

 

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2012年7月10日 (火)

静かな山の古木・ヤマナシの香りと実り

 

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 “森とも”から「思川通信」が届いた。彼女は森びとインストラクター一期生だ。3~4年前、彼女の案内でヤマナシの古木を観て、天然梨の実をご馳走になった。そのヤマナシの報告がこの通信に載っている。

 

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 「今年のヤマナシの花ぶりは見事だった。満開の花々がいっせいに空に向かって掌を広げ、それはまた、この日に花を開かせた喜びが白い大きな炎となって青空に燃え上がっているようにも思えた。このような光景を以前も経験したことがある。それは五年前の当会のお花見の前後だったと思うが、同行者と共にこの花を仰いだ時だった。人々の去ったところに誇り高く咲く花。同行者が詠んだ歌も懐かしい。・・・あれから五年。ヤマナシの木の周辺はすっかり景色が変わってしまった。あの杉林はすっかり伐り拓かれ、奥深いと思われた山はあきれるほどの明るさで眼前に迫ってくる。その山肌を伐り裂いて進む県道工事。ヤマナシの木の下を流れていた山からの澄んだ小川は、泥を抱える石の目立つ川と化し、心なしか水生昆虫の数も少なくなったように思う。黄色く輝いていたがカジカの卵はついに見つからなかった。だが、ヤマナシは残っている。しっかりと残っている。この古木がどれだけの時を過ごしてきたか、この地に生きてきた人々の証としてもこの木だけは生き延びさせたい。今春、見事な花を咲かせた木だ。秋にはきっとたくさんの実をつけるだろう。このヤマナシの種を拾って、ポットで育てあげたい。種が芽吹いて苗木となった時、ここに持ち寄って植えたい」と。(栃木県・Tさん)

 

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 筆者も3~4年前に拾った種を蒔いた。現在その内の2~3本が育っているが、当時一緒に蒔いたポポーの苗木なのか区別できない。Tさんに確かめていただく。今秋、自然の恵みの有難さと素晴らしさを改めて身体に染み込ませたい。(OWL)

 

 

 

夏休みに“森とも共同体”を探ってみたい!

 

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 七夕の願いは天の川へ届けられましたか。後10日もすると夏休みを迎える。50年前の筆者の気持ちを振り返ると、旧盆に帰省する叔父さんたちの土産に期待とそのお礼にご馳走するチチタケ採りの準備そして毎日の農作業の手伝いから逃げる悪知恵探しであった。

 

以前にも紹介したが実家の宇都宮市郊外ではチチタケとナスをさっと油でいためた具が入った汁でうどんを食べることが最高のもてなしだP6144344
と筆者は思っていた。それは言葉でなくおじさんたちのうどんを食べる量と笑顔でそう思っていた。ナスは夏と秋の野菜であった。年中食べてはいなかった。畑のナスの葉は虫に食べられて穴や傷だらけであったが、穴を開けている虫を発見すると潰していたが憎んではいなかった。

 

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最近、『日本農業新聞』で目につくようになったのが虫たちの働きを農業に活かしている記事である。“タバコカスミカメ、クロヒョウタンカスミカメは働き者で、コナジラミ類、ハモグリバエの虫を退治する。日本古来の虫たちは米ナス、ピーマン、シシトウの葉の上で働いている、という。ハウスで働いた後には別のハウスに移動されて再び人間に恩返しをする”、という。

 

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足尾に生きる虫たちもどんな働きをするのか、考えてみたい。夏休み本番では、足尾・松木沢を訪れる皆さんへそんな楽しい話ができるようにしてみたい。8月4日の「夏の感謝デー」(草刈り)では森から生かされていることを足元から見つめてみたい。生産性だけを目的にすると虫たちの働きが忘れられ、憎い「害虫」となってしまうのかもしれない。

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森びと検索

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