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2012年7月の27件の記事

2012年7月31日 (火)

市民の地道な運動が暮らしと社会を変える!?

 

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 7月も本日で終わりです。時間が過ぎ去るのが早く感じます。オリンピックで各国選手と戦っている選手に負けないように、猛暑の中、筆者も原発推進者の流れに抗する精神を持ち続けたいと思っています。何といっても最後は、遠く離れている私たち市民・学生たちの意志とアクションが問われます。新聞の小さな記事では、本日、毎週金曜日に首相官邸前で脱原発の集会を開いている代表と菅前首相の話し合いがあるそうです。今回も幸手市民の声をお届けします。

 

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「鉱毒や山火事によりはげ山と化した松木村の跡の山々を見て、100年余りが経過しいまだ緑少ない現状を考えさせられる。森びとプロジェクト委員会・高橋副理事長の事細かな生命を聞き、頭が下がってしまいました。14日は、苗木を植えた場所の下草刈りを大勢のボランティアの方々が黙々と作業しており、多大な苦労を思い知らされた。8年かけて植林した樹木も立派な森になった。弛むなく努力した結晶であります。産業により破壊された環境を元に戻すには長年の年月が必要であることを考えさせられた。福島原発、その他の公害もしかりであります。私たちも環境問題には注視し、活動をしたいと思います。最後に、視察に当たり会場の設営、バス二台の誘導、参考資料そして案内説明に感謝申し上げます。ありがとうございました。」(幸手市権現堂川環境保全起用議会会長・新井康之)

 

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 ありがとうございました。協議会の皆さまの感想に励まされてこれからも“山と心に木を植えて”いきます。

 

2012年7月29日 (日)

世田谷いのちの森づくり植樹祭のご案内

世田谷区在住の森とも、「どんぐりスト工房」(世田谷に植え隊!!)さんから、9月9日(日)にある世田谷植樹祭の案内がありましたのでご紹介します。当委員会の最高顧問・宮脇昭が指導し、世田谷区・毎日新聞などが主催する植樹祭とのこと。参加者・ボランティアを募集していますので、興味のある方は世田谷に植えたいのホームページをご覧ください。

世田谷に植えたい!!ホームページ

個人的なことですが、足をけがしてしばらく山にも森にも近づけない状態がつづきました。松葉杖の不自由さが身にしみ、周りの皆さんの優しい心遣いを感じた2ヶ月間でしたが、やはり山の空気が吸えないのはなかなかしんどいものでした。本日、久しぶりに足尾にはいりましたけれど、やはり山・森・自然はいいですね!来週は森びと「夏の会」(まだまだ募集中です!!)楽しみです~(くろちゃん)

夏空!みちくさ

本日も朝から真夏の気温。午後に雨が少し降りましたが木々が喜ぶほどのものではありませんでした。それでもすっと気温が下がり過ごしやすくなりました。

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昼ごろ40代位の男性が下山してきたので話を伺いました。ニゴリ沢の上流にあるペットボトル小屋まで行ってこられたそうです。東京の葛飾からいらしてこのあたりの山々はほとんど登り、クマに会ったこともあると話してくれました。足尾は針葉樹が明るくいいところだと気に入られている様子。森びとの植樹地をみて「クマがよろこびそうですね。」と言っていただきました。「この場所を宣伝しているがなかなか来ない、でも、来ないほうが静かでいいかも」とはそのかたの言。私達もそこがひとつの悩みどころであります。本当に静かで良いところですから皆さんぜひ一度足を伸ばしてください。

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お昼過ぎ、舍人・森戸の友人の小倉さんがお見えになりました。「熊を追っているが見当たらない」とのこと。今日はサルは何匹かみましたが、暑い日中はなかなか動物も動かないのかもしれませんね。(舍人:小井土、星野)

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みちくさ近くで見つけたオトシブミ。たくさん道に落ちていました。

2012年7月28日 (土)

今までの生活を今一度見直す機会になりました

 

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 14日に足尾・松木沢を見学に来てくれた幸手市民からその感想文が届きました。お二人から届きましたのでまず、女性の感想文を以下、紹介します。

 

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 「森びとプロジェクト委員会」の皆様、先日は大変お世話になりました。去る7月14日、私たち「権現堂川地域環境保全協議会」の会員45名は、視察研修のため足尾(旧松木村跡地)を訪れました。まず、「森びとプロジェクト委員会」のメンバーの方から、足尾の豊かな自然が、世にいう足尾鉱毒事件により破壊され、岩山になってしまった経緯、その山に秋、近隣のどんぐりを拾い、ポットで育てて一本一本植えていく、「森づくり」のお話を伺いました。「森づくり」も8年目に入り、今では緑の山に生まれ変わり、最初は蟻の様な小さな生き物が来、今では熊や鹿も現れるとのお話に、壊してしまった自然を元に戻すことの困難さと共に、自然の連鎖、自然の恵みについて考えさせられました。昨年、東日本大震災とそれによる原発事故が発生し、大変な衝撃を受けました。昨今の世界規模の気象異変は、豊かさを追い求め、自然との共生をないがしろにしてきた私たちが、今までの生活を今一度見つめなおす機会となりました。戻りつつある自然の中で鶯の鳴き声に、胸迫る思いで足尾を後にしました。(Mさま)

 

 Mさま、感想文を送っていただきありがとうございました。

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松木沢の環境と歴史をもっと広めてみたい

 

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足尾も猛暑日でした。昼頃には温度計が35度を指していました。暑い日でしたが、松木沢からの吹き上げてくる風が遊働楽舎に流れてくるとホッとします。今日の午前中前半は環境整備をしました。スタッフの松村さんにお願いしていた孟宗竹が運ばれてきたので、池に流れ込んでいる沢水を地下に浸みこむように一旦ため池に流し込む仕組みを竹で作りました。水がため池に落ちる音が暑さを忘れさせてくれました。

 

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 11時頃には約束していた足尾町を活性化しようと努力している皆さんが訪れてくれました。皆さんは松木沢周辺に観光客を秋以降呼びたいので、その手伝いを当委員会にお願いしたいということでした。その話し合いを昼過ぎまで行いました。昼食を食べていると大型バスでやってきた観光客の皆さんが遊働楽舎脇を歩いていきましたが、帰りには寄ってくれませんでした。

 

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 午後も環境整備を行いました。15時頃になるとヒグラシが鳴きはじめました。ポツポツと雨が降ってきましたので閉舎の準備をしました。P7281254


その時、松村さんが遊働楽舎入口のみちくさ看板がかかっている柱に蜂が巣をつくっているのを見つけました。三人の口からは、「巣を作ってくれて有難いなあー」との声がありました。今日の訪問者は秋以降の足尾の環境と歴史の案内を相談したお二人でした。(舎人:岡安、高橋・本日の線量0.283μSv/J)

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2012年7月27日 (金)

連日の猛暑と付き合う知恵と技?

P7272268  1964年前後の夏は最高気温が33度以上あがっていた記憶がありません。この頃の日本はコンクリートジャングルという言葉もなく、猛暑によって救急車で運ばれたというニュースも報道されていませんでした。夏休みの私たちは暑ければ河原に行って水遊び、親は朝早く野良仕事をして、暑い昼前後は雨戸を開けて横になり、夕方になるとひと仕事をしていました。よって子どもだった私は、茄子、ピーマン、ソーセージの油炒め等で夕飯の用意をしていました。

P7201107 猛暑が連日続いていますが、時間のある方は公園の木陰の下とアスファルト上の気温を測ってみてください。気温の差は3~5度になっているとおもいます。アスファルト上よりも5度も低い木陰の下にいると、木々(森)の有り難さを実感できます。休日の猛暑を乗り切るには、近くの公園の木陰で過ごすことを勧めます。P7150170 自然の恵みと脅威に付き合って生きている以上、この猛暑を人間の技術力で乗り切ってやろう、そして儲けてやろうという人間の限りない欲の追求と傲慢な行為は、昨年の3・11を経験した私たちの反省点ではなかったのではないでしょうか。改めて自然(森)の恵みを生活へ取り入れてきた先人の暮らしを公園の木陰の下で感じ取ってみてください。毛虫などに刺されないようにご注意ください。

P7222257 雲の色と動き、風の強さとその通り道そして風の温度差を身体で感じとり、天候の変化を予知して猛暑から身体を守ることを提案したい。暮らしの中で森に生きる木々を柔軟に使いこなす知恵と技を磨き、安全と危険を見極める予知能力を育んでください。(OWL)

2012年7月25日 (水)

想像できない1千年の未来をつくるのは森の共同体?

P7211151  今、私たちは想像もつかない気象変化の中で生活している気がします。九州、中国地方では局地的集中豪雨が過ぎた途端、今は気温35度以上の猛暑日が続いています。20日夜の会津では布団を被らないと寝付けない日でした。猛暑で亡くなった方も昨日は全国で17名、という報道がされました。

P7251234  水遊びの写真は21日、会津で観察会を行った沼沢湖です。子どもたちは自然の恵みのなかで戯れ、それを見ていると家族の糸が何十も織られている様でした。しかし、フクシマ原発で避難生活を強いられている子どもたちを思い浮かべると、なんとかしなければという気持ちに立たされます。

P7251211  ガクアジサイの一種の花には虫たちが協働していました。私たちに生きる恵みを生産している植物や虫たちです。

P7251214  植物は私たちや虫に食べ物を与え、虫たちはその恩返しをしていますが、私たちは何をしているのでしょうか。P7251217 グミ、野イチゴ、ヤマグワの実が熟して美味しそうです。歴史を振り返るとこれらの自然の恵みを私たち人間は独り占めにし、あるいは利益追求・生産性向上のためにのみ改良を積み重ね、人間の都合だけを押しつけたのではないでしょうか。

P7211181  その結果が森が衰弱しているのかもしれません。森(木々)の命のひとつである土が人間のそうした経済優先のために、森は持続不可能になってしまっています。21日、会津で実施した炭による樹勢回復の観察会に参加した皆さんの顔は、そうした人間の都合に合わせた自然(森)との付き合いを振り返り、日本人の素晴らしい森と生きる文化を蘇らせる真剣さと笑顔がありました。

P7251222  足尾・松木の杜ではホタルブクロが咲き、まもなく1300㍍地帯ではヤナギランが咲き乱れます。

花の美しさを心に残すために私たちは写真を撮り、絵心がある方はスケッチをします。そして虫たちはせっせと蜜を集めて子孫を残し、また、受粉を助けて植物の生存を助けています。P7251223 今日は、鎌田スタッフが苗床のコナラたちに撒水です。このコナラは秋には南相馬市民のいのちを守る森防災堤の主役になります。

2012年7月23日 (月)

先人の努力が生物のいのちの源に!

 今日は朝方小雨が降りましたが、曇天で涼しい1日でした。8:30の気温は17.2℃、13:30で23.7℃です。森びと広場には、ホオジロの鳴き声に混ざって、ウグイスの鳴き声も聞こえてきました。口笛で「ホーホケキョ」と朝のあいさつを返しました。

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 雨上がりの草むらでは、シカが草を食べていました。ふと、みちくさ前の畑を見ると、ネットの一部がたるんでおり、よく見るとソバ、ミョウガ、ウワミズザクラ、アザミが食べられていました。誰のしわざかと調べると畑の中にはシカの足跡がありました。ネットの上ロープを外して侵入したようです。ジャンプ力のあるシカですが知恵もあるようです。

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 みちくさの周りの草むらを、羽に目玉模様のある黒っぽい蝶が飛び回っており、調べてみると里山に生息する「クロヒカゲ」のようです。また、すばやく飛び回る黄色い蝶もいましたが、動きが早すぎてカメラに納めることが出来ませんでした。名前は「キマダラセセリ」のようです。トンボも草の穂先で羽を休めていました。

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 小さなビオトープに目を落とすと、アメンボ以外にも水中を泳ぐ生物がたくさんいました。どこからやってくるのだろうかと考えながら池をのぞき込むと、水面に対して逆さに泳いでいるではありませんか。調べてみると「マツモムシ」でした。他にも、ミズスマシやボウフラも元気に泳いでいました。木々が増えると多様な生き物が生息するようです。  

足尾の山々の緑化に尽力された先人の努力が生物の命の源となって松木村をにぎやかにしてくれています。

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 みちくさ小屋入り口には、小さく可憐な白い花「ゲンノショウコ」が咲いていました。ピンク色のネジバナといい、自然は偉大なる芸術家だと感心します。

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 今日は、一組のハイカーがみちくさに立ち寄ってくれました。松木渓谷は初めて訪れたそうです。足尾の緑化に共感をいただき、またの来舎を楽しみにお待ちしています。

 (舎人:清水、高橋 線量0.295μsv/h)

2012年7月22日 (日)

猛暑に向けて取水口を整備しました

P7221197  今日の足尾・松木沢は曇り空で気温も22~23度でしたので作業がはかどりました。天気予報のせいかみみちくさ訪問客が少ない様子でしたので、舎人は清水さんにお願いして取水口の整備をしました。大雨や豪雨等の影響でその度に何度も水の出が悪くなっていた口を貯水できるようにしました。これで少し様子を見て、本格的な猛暑に撒水が十分できる取水口にします。

P7222261  対岸の草地ではシカたちがのんびりと草を食べ、P7222226 日毎増えているトンボはあちこちの草の先で休んでいました。P7221202 その草の下では白いカワラナデシコが一輪咲いていました。今年はカワラナデシコが少ない気がします。

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2012年7月21日 (土)

60数名がナラ枯れ原因を考え、炭のパワーを実感しました

P7211194  天気が心配でしたが今日の観察会は、青空が見え汗をかくほどでない天気の下で実施されました。P7211158 開会式は宮下正次理事の司会で始まり、炭による樹勢回復実証調査委員会を代表して小川眞副委員長が歓迎の挨拶をしました。P7211161 P7211165 来賓の挨拶は金山町町長・長谷川律夫さんと会津森林管理署署長・飯塚充由さんから受けました。

P7211174  参加した皆さんは昼食後、開会式を終えて森に移動しました。P7211177 森の中では、来栖敏浩先生から根と菌根の調査結果、青木淳一先生から土壌分解動物の調査結果、P7211182 大森禎子先生から土壌の汚染物質による調査結果、P7211185 小林正秀先生からはナラ枯れの原因・主因・誘因などに関して報告を受けました。

P7211149   観察会はあっという間に終わりましたが、参加した皆さんは改めて森の大切さを感じられたのではないでしょうか。また、その森が何らかの原因で衰弱していくと国土が崩壊にすすむ恐ろしさを実感したのではないでしょうか。

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