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2012年5月の29件の記事

2012年5月20日 (日)

植樹に参加をされたみなさん、大変お疲れ様でした。

 

昨日、8時25分現在、快晴の気持ちの良い朝でした。気温は21℃ありました。

 

昨日は第27回「足尾・ふるさとの森づくり」が開催されました。みちくさから臼沢の植樹会場を見上げてみると、2005年から積み上げてきた森びとの植樹の歴史を見ることができます。写真の右下にある白い軽トラックから徐々に上へと植樹会場が上がっていきました。7年前の場所はゆうに背丈を超え、木の太さは二の腕ほどになる木々が覆い茂る森となっています。

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 訪問者は、植樹を終えた人が多く寄ってくれました。特徴的にはもんぺを着ていらっしゃったもんぺ座の皆さんが10人ほどで訪れてくれました。もんぺ座の平賀陽子さんは「(かつて植樹をした)桑の木をみんなに見せたかった」と多くの仲間を誘ってきてくれたそうです。

 

また、新潟県から来られた方々は「桜井(南相馬市)市長と握手して感動をした」「森びとの活動が広がっていることに感動した」という意見をいただきました。

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(舎人:田岡耕司 線量:0.302μSv/h) 

2012年5月17日 (木)

後は、心に木を植える準備だけです!

P5152741_2  本日の夜、「どくだみ荘」の外では雷雨です。日中は雷雨が来ると思っていましたが、年前に雷がやってきました。

 P5172749_2 今日は、新松木の杜を開墾しました。また、その上に薫炭を撒きました。作業中にはモズの囀りが耳に入ってきました。モズはもう巣立ちをしたのでしょうか。囀りの声を聴くとモズは巣立ちしたばかりの声に感じます。

P5152745_2  一昨日には臼沢の森の穴を掘り、これで1200本の植樹ができます。雷雨はまだ止んでいませんが、穴掘りと開墾した植樹会場には有り難い恵みの雨です。足尾・ふるさとの森づくりの準備は、ほぼ終了できそうです。相変わらず外は雷雨です。

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2012年5月14日 (月)

臼沢の森の穴掘りは残すところ162穴です

Dscf0165 今日は五月晴れでした。風もなく新緑が眩しいくらいで森づくりの準備ができました。昨日と本日の作業は臼沢の森の穴掘りに集中しました。今年の臼沢の森には1200本を植える予定ですので、この数の穴を掘ります。二日間で掘ったのは1038穴でした。明日は残りの穴を掘ります。

P5142728 また、新松木の杜では全農バイオエタノール製造所から提供された薫炭を撒きました。500㎏の薫炭は約230㎡の広さに撒くことができました。フレコン(大きな袋)に詰まった籾殻の炭は若干の水分が含まれていましたが、砂地に撒くとその水分は直ぐに蒸発したようで真っ黒な炭が薄黒くなりました。明後日からは炭の効用を期待して重機で砂地と混ぜ合わせします。

P5142724 穴掘りを終えて臼沢から降りてきたところで蛇に遭いました。暖かい陽が地面を照らしていたので甲羅干しでもしていたのでしょうか。19日の天気予報は晴れで気温は27度位になるらしいので、テントを張って紫外線から肌を守っていこうと思っています。

Dscf0161 昨日と本日に穴を掘ってくれたスタッフ、インストラクターそして事務局皆さんありがとうございました。

(小林敬発)

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母なる大地・自然の恵みに感謝!いのちをつなぐ小さな"ビオトープ"

今日は朝から快晴です。空を見上げると抜けるような青空が広がっています。本日は"母の日"です。少しずつ蘇る足尾の緑はその根に水を蓄え、渡良瀬川源流の流れを絶やすことはありません。母なる大地・自然の恵みに感謝です。

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森びと広場の八重桜が満開です。青空にピンクの花びらが映えます。5月19日の"足尾・ふるさとの森づくり"の準備のため事務局員とJREUの皆さんが植樹用の穴掘りに臼沢に登りました。遊働楽舎から見上げても、ずいぶん高いところまで植樹をすることができたことに感謝し、参加する皆さんが安全に植樹出来るよう準備を進めています。7人で552個の植樹用の穴を掘ったようです。お疲れ様でした。

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今日は遊働楽舎の西側に小さな"ビオトープ"をつくるため渡良瀬川から大小の石を運びました。沢水を流し入れながら下に敷いたビニールが見えないように石を積み上げていると、どこからやってきたのか、気持ちよさそうにアメンボが水面を泳いでいました。小さな昆虫や動物たちの命の水面になればと思います。

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本日の毎日新聞(栃木版)に5月19日の"ふるさとの森づくり"が紹介されました。今年は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で、被害を受けた福島県南相馬市の桜井市長も参加し、同市の現状や復興事業計画などについて報告していただけます。以前、津波に対する「いのちの防潮林」づくりが新聞で紹介されていました。"公害の原点"足尾の現地に立って、豊かな村であった松木村に思いを馳せながら、多くの皆さんと共に「命の森づくり」をしていきます。(舎人:武田、清水・本日の線量:0.323μSv/h)

2012年5月13日 (日)

てれんこてれんこと森を歩いてきました

ちょこっと前の話ですがGWは雨の合間に、新潟県は加茂市にある粟ヶ岳という山の森を歩いてきました。

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この時期は、山裾の初夏のような柔らかい清々しさから始まって、高度を上げるに従って少しづつ季節を逆戻りできるのがいいところ。特に雪国では低い山でも四季がぎゅっと詰まっている気がします。麓では山桜が散って展葉したばかりの新緑の中にミツバツツジが華やかに、やがてタムシバ、オオカメノキの白い花が遅くやってきた春を演出してくれます。

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複雑に鳴いているのはオオルリでしょうか。遠くにツツドリが、それに呼応するようにジュウイチが独特のリズムでBGMを奏でています。主役の木がミズナラからブナに変わるあたりから、少しづつ早春の妖精たちがちらほらと。ここではイワウチワやカタクリ、ショウジョウバカマが目を楽しませてくれていました。

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あいにく時間の都合で山頂までは行けなかったのですが、山の上は雪も残っていてまだ晩秋~冬の頃合いなのでしょう。今年はいつもより少し暖かいのかもしれません。去年の同じ時期より春が少し上にありました。。。

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それにしてもこの時期の山は萌え萌えとしてhappy01何とも言えないですねー。もし梅雨前にどこか!と思っていたらふるさとの森がオススメです~

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この山からは写真のように日本海が見渡せます。そして、左の方にしばらく行くと、いまをときめく柏崎原発(何故か東京電力)があります。どうやら東電の(どなたかの?)再建として、この原発再稼働が前提となっているようですね。

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もしそこで何かがあればここの森はいったいどうなるんだろう・・・。

大きすぎるエネルギーはいらない。自然とともに生きよう。仕事帰りにつけた金曜ロードショーのナウシカをみながら、そんなことを思ったりしちゃったのでした。(くろちゃん)

みちのくでも新緑が輝きはじめましたよ!

Dscn1535 5月10日、田中所長、泉山理事と私の3人で岩手県民の森を観察してきました。さすがにみちのく岩手でも雪は解け、ブナ、ナナカマド、ヤマザクラ、ウリハダカエデなどのポット苗は芽吹き始めていました。森に入ると新緑のまぶしい中でコブシが真っ白い花を咲かせていました。北国にも本格的な春の到来です。

Dscn1529 昨年、ネズミ対策でトチとクリのポットとプランターに上下にわたり金網で覆いましたので、成果は確実に出ました。ネズミも金網には手も足も出せなかったようです。金網を掛けなかったトチのポット苗は被害を受けましたが、食害防止には金網が一番だと実感しました。

Dscn1521 桜の写真は県民の森へ行く途中の八幡平市上坊牧場のカスミサクラです。白っぽい花です。天気は今にも雨が降りそうでしたが、何とか夕方まで持ちました。間もなく本格的な「5周年記念の八幡平ふるさとの森づくり」の準備に入ります。皆様の参加をお待ちしています。(事務局:仲崎発)

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2012年5月12日 (土)

森づくりは多くの皆さんに支えられてあと一週間!

 

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 昨夜の「どくだみ荘」では毛布と布団をかぶらないと寒くて寝つけないほどでした。今日朝の気温は7度、曇り時々晴れで西風が強く吹いていました。今日は小黒、水落事務局が作業に参加してくれました。昨日に続く道の整備、その後は新松木の杜植樹会場内に黒土と燻炭を運びました。一袋500㎏程ある燻炭を重機で運ぶ作業は注意を払いました。水分を多く含んだ黒土袋も重たかったので、黒土運びを手伝ってくれた事務局二人は普段使っていない筋肉を鍛えていたようでした。

 

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 今年も炭を撒いて植樹をしますが、昨日は独法水資源機構草木ダム管理所の皆さんから流木を粉炭にした物を111袋頂きました(写真:上)。草木ダムの皆さんありがとうございました。

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カモシカの姿を観て微笑みました

 

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 今日は肌寒い日でした。みちくさ内はストーブに薪をいれて暖をとるほどでした。日差しはありましたが西風が冷たく今日の訪問者は無いと思っていました。対岸の岩部にはカモシカが新芽を食べていましたので、望遠鏡で観察していました。昼食を摂った後、足尾町民と日光市民14名がみちくさを訪れてくれました。「NPO法人足尾歴史館」の長井一雄さん、いつもお世話になっている山田功さん、そして旧松木村の末裔の星野さん、斉藤正三市議会議員の皆さんたちが星野さんから旧松木村の調査を行い、その後に寄ってくれました。歴史館館長の長井さんは、「いつか来ようと思っていましたが、今日やっと来られました。松木村を知りたくて星野忠司様の案内で色々と理解できました。森びとの皆さんありがとうございました。」と“森ともノート”に書いてくれました。

 

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松木の杜ではウコン桜が満開です。足元ではブナの若葉が輝き、その下にはスミレが心を和ましてくれました。昨日は1974年に和解した足尾銅山と公害訴訟団が和解した日だ、とラジオが伝えていましたし、他方では、足尾鉱毒で身体と生活そして村を奪われた跡地の渡良瀬遊水地がラムサール条約の有力候補地とのニュースもラジオが流していました。(舎人:小井土英一、高杉俊徳・本日の線量:0.329μSv
/h)

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2012年5月11日 (金)

目と心に優しい木々のパステルカラー

P5111277 足尾松木沢は西北の風が冷たい一日でした。陽射しは時々ありましたが、雷雲が東方に見えて雷雨を心配していました。

 P5112696 今日は、19日に向けた道路の凹凸部分を埋めました。神田インストラクターが手伝いに来てくれましたので、道路の整備は順調にできました。  

P5112699 午後には、これから森づくり準備に使用する箱形のトラックを柳澤事務局と金子インストラクターが群馬県安中市から運んでくれました。作業小屋では高杉、小川事務局がみそ汁用のお椀やガスのチェックをしました。

P5111294 臼沢の森と松木の杜では若葉が風に揺れて賑やかな森になりつつあります。特に、松木の杜ではクヌギがパステルカラーを輝かせていました。灰色のコンクリートで目が疲れている方にとってはこのパステルカラーが恵みになることでしょう。

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2012年5月10日 (木)

自然の有り難さ、素晴らしさを体感して下さい

P4291129 足尾ふるさとの森づくりは10日後になりました。足尾現地では昨日からその準備作業が続けられています。ところが昼過ぎになると強風や雷が怒りだして作業が順調にすすまないそうです。

 今年の臼沢の森会場は階段を600段以上登った所です。ここまで登ると足尾銅山精錬所跡の煙突が見えます。臼沢の森での植樹は今年で最後にしようと考えています。これ以上は落石などが心配ですので、来年からは事務局・スタッフ・インストラクター等の希望者を募って植樹を続けます。今年参加される皆さんは、是非、臼沢の森にチャレンジして下さい。

P5092691 ところで天候がおかしいですね。東京事務所に向かう道端の桜にサクランボ?が美味しそうになっていました。その先には桑も実をつけていました。桑の実が大きくなるのは今頃からだと思いますが、サクランボが赤くなるのは早くはないのでしょうか。真夏のような日差しが地を暖め、そこに寒気が吹き込むような天気は初めて体験しています。

P5102693 足尾では安全第一で作業を続け、本番の植樹でも安全で楽しく、そして「森ともの集い」では桜井南相馬市長さんのお話しを伺っていきます。また、テントでは「空き瓶ランプ作り」「コースター作り」等を準備しています。昼食時では、みそ汁の具に釜石市のワカメと地元日光市の豆腐と揚げを注文しました。昼食・交流もお楽しみに。理事会・事務局・スタッフ一同は皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

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