いのちを助ける防災林をつくろう・・総会報告②
急に暖かくなってサクラの便りが聞こえています。いつもの道端のサクラも花が咲きました。第7回通常総会でも2名が第二期舎人として認定されました。新舎人は、栃木県に住む鎌田孝男さん(写真中)、千葉県に住む武田芳明さん(写真下)です。「遊働楽舎」(愛称名:みちくさ)でお会いできましたらよろしくお願いします。
総会で感動した 発言(要旨)の二人目を紹介します。「私は福島県南相馬市に住んでいます。原発事故では横浜市に一時避難しましたが、現在は原発事故現場から24.3㎞地点に住んでいます。日々放射能汚染と向き合って家族と生活しています。南相馬市の海岸防災林は地震と津波で90%流出してしまいました。林野庁によると、防災林は津波のエネルギーを弱め、流出物を補足する等の効果があります。南相馬市の復興事業計画にも防災林建設が重要な柱になっています。
そこで私は森びとに相談してその事業を応援できないかと、昨年9月から動いてきました。市はこの計画を今月に決定し、その準備に入っています。私たちと南相馬市とはお互いに協力し合って海岸防災林計画を進めていくことができそうです。現段階の計画案は詳細になっていませんので、苗づくり用土地を地元の方に頼んで借り、苗づくりの準備に着手しています。放射能汚染がありますので、ドングリ(種)は皆さんの地域から集めようと思いますのでご協力お願いします。ドングリの種は国際生態学センターと相談していますので、暫くお待ち下さい。是非、いのちを守る森の防潮堤を実現させていきたいと願っています。」(福島県Iさん)
コメント