足尾に“こだま”した未来を担う歓喜!
3年ぶりに川崎市古川小学校の児童と保護者そして先生たちと会えました。3年前、川崎市の公園で拾ったドングリを育てた先生たちと児童・保護者の皆さん21名が足尾に来てくれました。そして、その小さな苗木88本を皆さんで植えてくれました。植えた後は、臼沢の森の階段を全児童が駆け足で登り、下にいたお母さんやお父さんと大声で掛け声をかけあっていました。「お母さんー、登ったよ」、「よかったねー。頑張ってねー」と。その様子を見ていると、その元気は自然の力が創ってくれていると感じました。この感動を蘇らせた森びとスタッフの皆さんであることに感謝しました。
天気予報では肌寒い日であるとおもいましたが、植樹が終わると青空と太陽が顔を見せてくれましたので、秋の清々しい空気の中でいのちの森づくりができました。校長先生の「自然を大切にしましょう。」、と挨拶を受けた後、宮原インストラクターから丁寧に植えてください、とアドバイスを受けました。その後、駆け足で植樹する新松木の杜へ移動して、木が一本も生えていない草地に幼木を植えました。砂地の穴に、「元気になってね」という言葉をかけながら、小さな命を大に託しました。
その後は楽しいお昼ご飯を食べました。事務局が用意してくれた温かいみそ汁をごちそうになり、青空レストランで腹いっぱい弁当を食べました。元気になってからは、小さな苗木が大きくなっている臼沢の森へ行こうと、と声があり、子供たちは「行くぞー」となって全員が頂上に向かいました。先生もインストラクターも子供たちのパワーに負けて、子供たちのリードで頂上にたどり着きました。
全員が下山してから、今日一日アドバイスをしてくれたインストラクターと事務局に皆さんにお礼をして帰路につきました。新松木の杜で植えている子供たちの声、昼食後に臼沢の森を登頂した子供たちの声は、未来をしっかり担ってくれるような気がしましたし、大人が元気をいたただきました。
元気と希望を与えてくれた川崎市古川小学校の皆さんありがとうございました。
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