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2011年10月の23件の記事

2011年10月 2日 (日)

カラスがたくさんの来訪を予言!?

今朝、みちくさに入ると、そばのヤシャブシの林でカラスが「カーカーカー」と何度も鳴いていました。何をそんなに鳴いているのか、よく聞いていると、山側のカラマツの林のほうで、それに応じるように「カーカー」と鳴いています。会話をしているようです。いったいどんな会話をしているのでしょうか?

昨日土曜は、日本のめずらしい原石を探して、松木に入られた川口からこられた男性の方がいました。

今日日曜はみちくさに入るころ天候は曇り、シャツ1枚だと肌寒く、ちょっと小雨がぱらつきそうな感じした。そんな天気が心配だったのも今日JREU高崎の皆さんの植樹祭があったからです。

そんな天気も昼には晴れになり、植樹のあとたくさんの元気な高崎の人が「みちくさ」によってもらいました。 みなさん、入るなり「いいにおい!」と。そうです、今日は朝から寒かったので、暖炉で薪を燃やしました。

そして、みなさんたくさんの森びとグッズを求められました。おそらくこれまでで一番でしょうか!ありがとうございます!!

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あと、森ともノートにコメントをいただきました。その思いに共感しましたので引用します。
「福島原発によって撒き知らされた放射能と汚された土壌・海・川を思うと足尾と根っこは同じです。若い人たちと子供たちに美しい自然を残せるよう微力をつくします。」64才女性
今回、足尾にこられる初めての方も多くおられ、みちくさにあるDVD「NHKスペシャル・足尾銅山よみがえる森」を上映したところ、興味深く見られてました。

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高崎の皆さんが帰られたあと、10年前に安蘇沢の方で植樹をされ、2ヶ月に1回は、写真撮影にこられているというわたらせ未来基金の野本さんがみちくさへ立ち寄られました。
写真が趣味で、今日は、朝から松木渓谷で動物の写真撮影で入っていたそうです。
今日はシカ、カケスがみられたそうです。
また、ぜひ寄ってください。

みちくさも終わりに近づいたこと、画家の方といわれる2名の方がみちくさにこられました。
話をうかがうと雑誌「愛石」で10年の連載があって、今年2回が終わって、5回目に
松木のことをやろうと考えているとのことで、松木の土をひろいにきたそうです。
土を薬瓶に入れてならべる。土が自然を語るとのことです。
他、いろいろととてもアートなお話しをいただきました。
なんかとても勉強になりました。

今日のみちくさを終えてふと思います。
今朝のカラスは「今日は人がたくさん人がくるよ」といっていたにちがいないと。

(舎人:高杉俊徳、宮原哲也)

やはり森づくりは心を育む?

Img_0273  JREU高崎の皆さん80名は530段の階段を登りきって、180本の若木を大地に植えました。松木の森では10数人が40本程の植樹をしました。参加者の中には「どうしてお金を払って木を植えるの」という疑問を持たれた方がいたようですが、97名の参加者は昼食後に始まった“森ともの集い”では笑顔が見えました。

 参加してくれた元教諭の女性は、“学校では足尾銅山での鉱毒事件を子どもたちに教えてきたが、この地を訪れたのが初めてです。谷中村跡地は訪れたがこの地に初めて立って恥ずかしさを感じました。改めて皆様の活動に感動しています。”という主旨の感想を述べていました。

Img_0278  この感想を聞きながら定年になっても自分の生き方を問い直す姿勢に学びました。子どもたちや若者に責任をもつ大人の言動に感激しました。怪我や事故もなく秋の森づくりは終わることができました。準備を進めてくれました高崎のスタッフの皆さん、森びと事務局の皆さんお疲れ様でした。

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2011年10月 1日 (土)

地道な森づくりがリスナーの心に木を植える?

Pa012367  今夜の「どくだみ荘」は冷えています。ラジオでは明日朝の冷え込みに注意予報を出していました。明日は、JREU高崎の森づくりが行われます。臼沢の森の最高地では柳澤事務局員の指導の基に穴掘り、黒土、腐葉土等を運んでいました。夕方5時頃になると西北の風が冷たく感じました。明日は、90名ほどの組合員・家族の皆さんと小さないのちに元気を吹き込みます。

Pa012369  午前中は「FM栃木」の取材を受けてきました。収録された内容は、来週月曜日(3日)から毎週月曜日に放送されるようです。番組名は「エコラジ」といいます。パーソナリティーの須賀由美子さんからは4週分の質問がされました。特に聞かれたことは、“山と心に木を植える”ということや“人の心を育む”とは、貴方にとって“森づくりとは”何ですか、ということでした。

 筆者は、23日の森づくりで会った松木村を離れなくてはならなかった旧松木村の子孫の皆さんの想い、現代では福島原発事故で郷土を離れなくてはならない福島県民の想いは共有し、その原因が一部人間の欲望の結果であることを話してきました。

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