土が元気になっている指標のひとつがネジバナ?
昨日は関東地方でも梅雨が明けました。一昨日に続いて今日も30度を超す猛暑でした。それも午前中だけで、午後は夕方まで雷雨でした。久しぶりの雷雨で午後の仕事は1時間程が限度でしたので、”遊働楽舎”でみちくさをしました。
昨日から今日にかけての作業は草刈りでした。草を刈ると草の陰で涼んでいる蝶やバッタがびっくりして飛び出したり、にわか雨が止んだ後にはアキアカネが群れをなして乱舞していました。松木にの草地に木を植える前はネジバナ、セイヨウノコギリは目立ちませんでした。ところが植樹のために草地を掘り起して酸素や水を通しやすくし、黒土や腐葉土、炭等を草地に混ぜてきたところ、ネジバナ、セイヨウノコギリが目立つようになっています。
植物の本によるとネジバナは菌根を増やして、セイヨウノコギリはそうした圏を形成していくようです。菌根が増えることによって植物の毛根と菌根との共生が始まって互いに元気になっていくようです。なんと植物は菌と共生して、そのことによって全ての生きもののいのちを育んでいるようです。弱肉強食の人間社会は生物社会から学ぶことが沢山あるようです。雷雨が止まないのでコーヒーを飲みながらこのようなことを学びました。
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