森の衰えはいのちの衰えなり
秋田市内の千秋公園(県民会館)に生きているケヤキは元気がありませんでした。このケヤキは3年前に観たのですが、当時は梢枯れには気が付きませんでした。今日の朝、3年(3年前のブログで紹に)ぶりに元気なケヤキに会いにいきましたら写真のような姿になっていました。写真では分かりづらいと思いますが梢は枯れていました。残念でした。
ところでこの公園は秋田藩主の城跡です。城跡で佐竹義宣が藩主であった当時のことを見学してみると、「国の宝は山なり、しかれどもきりつくすときは用に立たず、尽きざる以前に備えを立つべし、山の衰えはすなわち国の衰えなり」ということが資料館に書いてありました。これは家老・渋江政光が言い伝えてきたと書いてありました。
これは1600年代の事です。やはり日本の木の文化は当時から森と共に生きてきた生活の中から築かれてきたことを実感しました。森びと秋田県ファンクラブの準備が急がれます。今日は五能線の車窓から夕焼けを見ながら青森県に入りました。
コメント