森だけを観るのでなく木と土を観よう
足尾・松木の杜では秋風が爽やかに感じられました。標高が少し高い日光の森ではドングリの実が大きくなり始めています。気象庁が「今年の夏は異常気象」と発表しましたが、ようやく秋の気配は各地で感じられている様です。
ところが視点を変えて森を観てみると各地の木々は悲鳴をあげている様です。先月24日には「日本の森を元気にする議連」の皆さんが宮城県七ヶ宿町から山形県小国町にかけて広がっているナラ枯れに驚き、28日には「森びと実践ゼミナール」に向かう途中の越後湯沢駅から観る山肌にもナラ枯れが見られ、ゼミの現場の上越市大島区のブナの森でもミズナラだけ立ち枯れ、ミズナラは悲鳴をあげているようでした。
今月に入り昨年お世話になった佐渡市の古澤さんからナラ枯れが広がっている新聞記事がメールで送られてきました。14日の「毎日新聞」東京版には、「害虫で樹木枯死確認」という見出しの中で東京都(三宅、御蔵、八丈の三島)でもスダジイの枯死が確認された、と報道されていました。八丈島では10万本のスダジイが被害に遭ったと書いてありました。
異常気象の原因は偏西風の蛇行と海水温の上昇等によって発生したようですが、それによって何千万人もの犠牲者がでています。異常気象は数十年の時間をかけて発生している様でから、自然災害で犠牲者を出さないためには何十年先の森づくりを始めていくことが求められている様です。まず現場に立つことから始めなければなりませんので、私たちは八丈島のスダジイの悲鳴を聞いてくることにします。(洪水の写真はヤフーのニュースからです)
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