耳を澄まして自然の息吹を感じ取る
15日から始まった索道荷揚げ第1次作業は昨日で終了しました。荷揚げした黒土土のう数は1259袋、その他単管、パレット等を950㍍地点まで荷揚げました。1週間におよぶこの作業はJREUの組合員の皆さんと事務局スタッフの皆さんが担ってくれました。長期間にわたる荷揚げ作業にご協力していただきありがとうございました。
筆者も1週間ぶりに「どくだみ荘」から江戸へ帰ってきました。帰路の途中、18時頃のJR日光駅近くでツバメの声がしたので夕空を見上げると数羽のツバメが1年ぶりの故郷を確かめているようでした。そう言えば昨日は春分の日の振替休日でした。「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日としての祝日でした。1週間を振り返ると、冬ごもりから目覚めた生き物たちの息吹を感じて生物を大切にする心を培った7日間でもありました。
第2次の荷揚げ作業は本日から始まります。足尾・松木渓谷周辺のヤシャブシ、カラマツの芽ぶきが始まり、春分の日を過ぎた自然に耳を澄まし、生き物たちの息吹を感受しながら山と心に木を植えていきます。事務局はボランティアの皆さんと気持ちの良い汗を流したいと願っています。
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