« 若木に爽やかな風を吹き込みました | メイン | 最後の一本まで植えて、小さな命に未来を託しました »

2009年7月10日 (金)

ラオスで実現したい命の森づくり

Pc020525  ラオス・ルアンブラバン県農林事務所からメールが届きました、という報告がありました。報告をしてくれたのは宮脇昭先生が所長を務めるIGES-国際生態学センターの研究員・矢ヶ崎朋樹さんです。
 昨年12月、当委員会はJICA横浜の依頼を受けて「アジア・アフリカ地域荒廃地の植生回復研修」を足尾で行いました。その時に記念植樹した苗木が元気に育っている様子の写真を、矢ヶ崎さんにお願いして全研修生にメールしていただきました。ラオスからのメール発信者は、この研修生の一人であるソンチャンさんからでした。矢ヶ崎さんが英文を訳してくれましたので、ソンチャンさんのメールを紹介します。
 「矢ヶ崎さん、お元気ですか?メールを送ってくれてどうもありがとう。写真付きのメールを受け取り、とてもうれしいです。私は日本のことを決して忘れません。とくに、(一緒に研修に参加した)私たちのチーム、足尾の高橋佳夫さんのチーム、そして、宮脇方式のことも。しかし、申し訳ないのですが、私のプロジェクトはすでに終了し、私自身も農林省の国家農林普及サービス局からルアンプラバン県農林事務所に転属となったため、宮脇方式を実行していません。けれども、できるだけ早い時期に、実行を試みます。よろしく。ソンチャン」、というメールでした。
 ソンチャンさんのふるさとの木による命の森づくりが早い時期に始まることを期待したいものです。このメールを読み、ラオスで森づくりが始まったら現地を訪れたいね、と矢ヶ崎さんに返信しました。来週は、フィリピンのNGOの皆さんと足尾現地に立って、荒廃地回復の活動に関して報告・討論を行います。
Pc020522

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/330076/20532887

ラオスで実現したい命の森づくりを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

森びと検索

最近のトラックバック