机上では、心に木を植えられません
栃木県出身のインストラクターは先月「ファンクラブ」を結成しました。その一員である星野さんが中心となって結成した「森びと那須クラブ」は、昨日(11/3)、「第6回ふるさとの森づくりin那須」を開催しました。集まった老若男女34名は、ドングリ播き、植樹そして食事グループに分かれて、それぞれが汗を流して目標をクリアし、12時30分からは楽しい懇親会を行いました。
植樹した場所はナラ類を主体にした森林にしようと3年前から植樹しています。今年もこの場所に植樹をし、来年はこの森林に散策道を造って学びのゾーンにする計画です。参加者も毎年、新しい人方が増え、今年は植樹に、食事に新メンバーが汗を流してくれました。特に、食事グループには「ちゃんちゃん焼きとあら汁」を作ってくれた板前さんがおり、参加者の評判を得ていました。
先月、インストラクターの塚崎さんの活動を紹介しました。そして、本日はインストラクター・森戸さんが足尾で苗床のポットをチェックし、秋晴れが続いて乾燥気味のポットに撒水してくれました。 今週末は、第4期「森びと教室」の最終講義です。宮脇昭先生と青木淳一先生からの講義と実習を受けます。今回、全員がインストラクターに認定されますと、森びとインストラクターは全国で100名以上となります。今後は、生活の場で、職場で“山と心に木を植える”活動に期待がかかっています。しかし、現実的にはインストラクターの皆さんにとっては、それを具体化させていくには大変なようです。けれども大切なことは、足尾や八幡平での森づくり活動に参加していく努力と汗を流すことです。その典型が那須クラブの活動であるのではないでしょうか。第4期の皆さん、認定されたインストラクターの皆さん、いい汗を流していますか。
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