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2018年7月11日 (水)

間もなく迎え火、旧松木村の祖先の霊に合掌

 昨日の森作業に久し振りに済賀さんが参加してくれました。彼は、「東京の暑さと違って、足尾の暑さは爽やかで良いですね」と挨拶をしてくれました。

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2018_0710_111228dscn5507_640x480  昨日は、スタッフ全員がゲート前に集合して旧松木村民の墓石に花を供えることにしました。いつもは8月の旧盆に合わせ周辺の草刈りと花を供えてきましたが、足尾町は7月のお盆ということで、鎌田スタッフの発案で松木村の祖先の霊に祈る準備を行いました。

2018_0710_093204dscn5498_640x480  旧松木村内に残る石碑、祠、墓石に花を供えて、皆で迎え火を待ちました。墓石の前で、私は松木村の自然が蘇る願いを改めてお願いし、豪雨で被災した西日本各地の皆さんの思いに合掌しました。

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2018_0710_120258dscn5513_640x480             根はこんなに太い

 昨日の森作業は、「新松木の杜」のクズフジの侵入を防ぐことにしました。木が生長して来て、下草刈りが必要無くなってきたと思っていましたら草木の競争がはじまりました。このままでは四方八方からクズは弦を這わせ、木に絡みつきます。根が残らないようにしました。根を掘り起こすスタッフ達を見ていると木を育てる深い思いが見えました。

2018_0710_122256dscn5522_640x479  お陰で、レンギョウの枝に作ったウグイスの巣を見つけることが出来ました。既に巣立っていましたが、多くのウグイスが巣立つ小さな森になっていることを改めて実感しました。これからもウグイスの鳴き声に癒されながら、疲れも和らげてほしいと願いました。

2018_0710_141407dscn5529_640x479  昨日は、豪雨にも遭いました。午後2時直前に降り出した雨は、1時間で30㍉から50ミリ位の降り方でした。作業小屋のトタン屋根をバンバンと音を立てて叩いていました。こんな降り方が何時間も続くとなると、恐怖を覚えます。豪雨で被災した方々の自然の猛威の恐ろしさを垣間見た感じでした。

2018_0710_093957dscn5499_640x479  それにしても観測史上はじめての豪雨の原因のひとつが「地球温暖化による異常気象」といわれていますが、“では、今、何をしなければならないのか?”ということは余り語られません。そんな話をしながら雨が小降りになるまで待ちました。昨日のメンバーは済賀、鎌田、松村(宗)、松村(健)、岡安、小川の各スタッフ、報告は橋倉でした。

 

 

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